信越トレイルSec-5&6 伏野峠〜宇津ノ俣峠〜須川峠

2020年07月30日(木) [日帰り]

• GPS: 05:02
• 距離: 11.8km
• 登り: 596m
• 下り: 585m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:32
• 休憩: 0:29
• 合計: 5:01

8:17 駐車場
8:26 8:30 伏野峠
9:35 9:37 幻の池
10:07 10:15 宇津ノ俣峠
10:45 10:45 幻の池
11:50 12:02 伏野峠
12:28 12:31 須川峠
13:09 13:09 伏野峠
13:18 駐車場

天候

小雨後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飯山市街から県道95号線を経て鍋倉高原へ向かいます
高原入口手前の温井集落で右折し道なりに行くと
「伏野峠」と標識のあるT字路に突き当たり
左折して道なりに走ります（これが国道403号線）
途中からすれ違い出来ない箇所が多くなりますが舗装されています
峠を過ぎ、新潟県側に下ると10台駐車可能な駐車場があります

コース状況／危険箇所等

危険個所はありません
連日の雨で粘土質の斜面が滑りやすく、泥濘箇所あり、
スパッツ着用が良いと思います

写真

7/30 6:48

国道403号線脇のため池。池を過ぎると次第に道は細くなり、対向車が来たらどうしようと不安になりながら走行。国道と呼ぶには酷な道路

7/30 8:11

漸く雨が止み、菱ヶ岳も姿を現し、出発を決意

7/30 8:12

なんと道路に進むべき方向が書かれていました(*_*)ご親切にどうも…

7/30 8:12

振り返った10台余裕の駐車場。まだ作られて間もないように見えます。以前、信越トレイルを歩いた時にはなかったと思います。二十年程前ですから、変わって当然かも(^^ゞ

7/30 8:26

伏野峠
信越トレイル入口から宇津ノ俣峠にまず向かい、戻って来ます。標識近くに縦走者の為の飲料水が置かれています。日帰りだと水に困りませんが、この付近はそういえば水場はなさそう。有難いことです。縦走に憧れますが、もう荷の重さに耐えられない年齢になりました(T_T)

7/30 8:32

腰の曲がったブナに、勇気をもらいながら前進

7/30 8:35

霧にぼんやり霞む雰囲気もブナ林の魅力と再認識

7/30 8:58

竹の花
地味ですね

7/30 9:12

未だ中間地点に達していません。細かな登り下りが意外に応えます(/_;)

7/30 9:15

立ち止まり、高い梢を見上げるのが好きです

7/30 9:31

新潟県側の山麓

7/30 9:34

幻の池
標識がなければ、うっかり行き過ぎてしまいそう

7/30 9:35

うっそうと草木に覆われ、神秘的な池

7/30 10:07

宇津ノ俣峠
前回の到達点に到着。小さなアップダウンの連続に何故か疲れました(:_;)

7/30 10:17

この標識の向こうに新潟県側の山麓が見えています。以前はこの峠から直に下る道があったのでしょうか？古道に興味が湧きます。伏野峠に帰還開始。

7/30 10:21

雲の切れ目にちらりと日本海

7/30 10:37

ブナ林
新潟県側は長野県側に比べ、急斜面が連続する中、凛と立つブナたちが印象的

7/30 10:46

幻の池を通過

7/30 10:57

道を明るく照らすような空色(^.^)

7/30 11:02

見上げるブナ林

7/30 11:15

振り返った宇津ノ俣峠方面

7/30 11:33

菱ヶ岳が見えました♪

7/30 11:39

これから向かう須川峠方面

7/30 11:39

展望場所から菱ヶ岳

7/30 11:49

伏野峠に帰還

7/30 11:59

須川峠に向けて出発

7/30 12:00

お知らせ発見
菱ヶ岳に向かう登山道が崩壊とあります。天気もはっきりしませんし、須川峠を往復と計画変更。

7/30 12:15

いつ降りだすかと、気を揉んでいましたが、どうやら高曇りのまま一日終わりそうな気配

7/30 12:19

新潟県側にため池が見えます

7/30 12:34

須川峠に到着
標識のある位置が違っています。脇に道跡らしき藪が見え、実際の須川峠はここだと思います。

7/30 12:38

次回はこちらから歩いてくる予定。寄り道して菱ケ岳にも是非登りたいので、どう歩くか、これから悩みそう(^^;

7/30 13:08

やれやれ、伏野峠に帰還

7/30 13:09

本日最も疲れた急坂は、須川峠への登りでした

7/30 13:14

紫陽花花盛り

7/30 13:15

微妙な色の変化に見とれます

7/30 13:16

うっとり

7/30 13:17

駐車場入り口が道路に示してあるのに、今朝来た時は気づきませんでした(^^ゞ

7/30 13:18

こんな天気だからか、駐車場には自分の車だけ

7/30 14:19

国道沿いのため池

7/30 14:19

道路を挟んで両側にため池があるのは印象的。まるで道路がため池を分断しているよう。

7/30 14:22

漸く青空
久しぶりに見る空に、梅雨明けを感じますが…

7/30 14:22

ずっと歩いて来た信越トレイルが、雲に隠されそうになりながら、見渡せました

感想

kyom4

新潟県側の新しそうな駐車場に着くと、いきなり雨足が強まり、
雨の中を歩く気がせず、しばらく車中で待機しました。
30分程で止み、目の前に菱ヶ岳山頂も姿を現し、歩行開始。
以降、高曇りの空模様で雨に降られず、幸運でした。

標高差が僅か100mの尾根歩きにも拘らず
細かな登り下りが頻繁にあり、粘土質の斜面が濡れて滑りやすく
足を取られる泥濘箇所もあって、意外に疲労を感じました。
登りなら登り一辺倒の方が疲れないものかもしれません。

伏野峠に戻った後、須川峠を経て菱ヶ岳に向かう計画でしたが
須川峠入口に登山道崩壊の注意書きが吊り下げられており
疲れも感じていましたし、無理をせずに済むことから
菱ヶ岳は次回とし、あっさり須川峠往復に計画変更です。

七月初めから信越トレイルを日帰りで繋ぎ始めて以来
鍋倉山で初めて行き会った上越市の方に続き、
今回、四泊五日で縦走しているお二人に出会いました。
この方々も歩き始めて初めて行き会った人だと驚いていました。
今では各地にあるトレイルですが、その元祖と自慢したくとも
歩く人があまりいない感じがし、寂しさを覚えずにはいられません。

この日出会った、縦走を心から楽しんでいる若いお二人の様に、
テント泊で縦走するのが、信越トレイルの醍醐味と知りつつ
テントやら、食料やら、と限りなく膨れ上がる荷物を想像すると
やはりもう、日帰りが今の自分には最高に楽しめる方法なのかもと、
一抹の寂しさと共に菱ヶ岳を振り仰ぎ、帰途につきました。