東吾妻山と谷地平の湿原巡り

2020年08月02日(日) [日帰り]

• GPS: 08:32
• 距離: 16.0km
• 登り: 745m
• 下り: 759m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:25
• 休憩: 1:06
• 合計: 8:31

7:35 兎平駐車場
8:10 8:17 鳥子平
9:02 9:09 景場平
9:56 10:11 展望台
10:20 10:22 東吾妻山
10:55 10:56 姥ヶ原分岐
11:05 11:13 姥地蔵
12:17 12:17 谷地平避難小屋
12:31 12:43 谷地平湿原
13:10 13:23 谷地平避難小屋
14:39 14:40 姥地蔵
15:02 15:02 鎌沼
16:06 兎平駐車場

天候

晴れのち曇り。帰りは濃霧。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

大雨の影響のためか、いたるところで泥濘がヒドかったです。樹の根と岩が滑りやすかったです。
木道も湿っているとスケートリンクのようでした。

姥地蔵〜谷地平の入り口で、南北に2つの道が通っているハズなんですが、道が明瞭に分かれておらず、目印もありません。勘違いであらぬ方向に下りてしまいました。

写真

8/2 7:20

沼尻温泉から安達太良山の計画だったけど通行止めぽかったので、こちらに変更した。7時40分ころ兎平駐車場を出発。

8/2 7:48

野営場そばの登山道を進む。木板に足を乗っけたら、いきなり真っすぐ前に滑って焦った。

8/2 7:51

そして藪の泥濘がなんか底なし沼のように深かった。ストックで深さを測ってから足を乗せる場面が多かった、一日中。

8/2 8:10

30分ほどで鳥子平（とりこだいら：1606m）に到着。

8/2 8:11

左に高山（1805m：通信施設が立ってる山）に向かう道がある。

8/2 8:20

心落ち着く湿原の木道。

8/2 8:22

美しい朝の池塘。

8/2 8:24

鳥子平からすぐに、いったん車道に出る。ここを渡ると登り勾配に変わる。

8/2 8:43

再びグチャグチャの道を往く。

8/2 8:47

30分ほどで景場平（けいばだいら：1696m）の湿原に到着した。

8/2 8:48

この時点で足元がこのように汚れた。

8/2 8:49

再びの湿原風景で心が落ち着く。

8/2 8:51

大きめの池。正面に山も林もないので天井の楽園という感じ。

8/2 8:58

行く末が気になる石。これからどのように育ってゆくつもりなのか。

8/2 9:02

ここから頂上まで300m近くなのでやっぱり1時間はかかるだろうな〜。

8/2 9:13

再び岩と樹の根の泥の道を1時間ほど登る。ようやく下りてくる人とすれ違った。

8/2 9:49

展望台のある湿原（1912m）に到着した。

8/2 9:50

足元がこのようになった。

8/2 9:51

山頂に近いためかここには傾斜と小川があり、水の流れる音を楽しんだ。

8/2 9:55

磐梯山方面を向いた展望台があったけど、福島側から絶えず雲が湧き始めてしまった。

8/2 9:59

団体客と抜きつ抜かれつになりそうだったので、ここで休憩をとった。狭い道でデッドヒートはお互い大変なので。

8/2 10:09

ミヤマリンドウのどアップ。

8/2 10:11

イワオトギリ？と昆虫。

8/2 10:20

10分ほど登ると山頂広場が見えてきた。

8/2 10:22

東吾妻山山頂（1975m）に到着した。

8/2 10:23

北側の鎌沼、一切経山方面の眺め。

8/2 10:23

その左、家形山〜東大巓までの稜線の眺め。

8/2 10:26

やや進んで左下の谷地平の位置・距離感をチェックする。

8/2 10:28

東吾妻山から姥ヶ原に向かって下りる。

8/2 10:33

ミヤマカラマツのどアップ。

8/2 10:44

この区間はこのような紅くて丸い石が多かった。

8/2 10:54

多くの人とすれ違いながら、数十分で姥ヶ原分岐（1778m）に到着。

8/2 10:55

ここも泥水区間だったので、足元がさらに汚れた。

8/2 10:59

咲き始めのアキノキリンソウ？ ミヤマアキノキリンソウ？

8/2 11:01

木道を人のいない谷地平方面へ。

8/2 11:02

ハイマツの実のどアップ。

8/2 11:08

姥地蔵さまのところで木道が終わって、本日最大の難所に突入する。

8/2 11:26

バランスを崩して、こういう樹の根に左手甲を押し付けてしまった。軽い炎症になった。

8/2 12:15

小屋の前後に大き目の渡渉箇所あり。これは1回目。

8/2 12:18

1時間ちょっとで谷地平避難小屋（1485m）に到着。300mほど下った。

8/2 12:20

地層が剥き出しの川。これも渡渉して、、、

8/2 12:29

谷地平の大平原に到着した。野球場くらいの広さだった。

8/2 12:30

池塘と中吾妻山方面。一般登山道がない完全な秘境のイメージ。

8/2 12:32

池塘と昭元山（1893m）、烏帽子山（1879m）。東大巓はずっと左で、この湿原からは見えないっぽい。

8/2 12:37

本日の最終到達地点として、突き当りの最初の沢のところで引き返すことにした。

8/2 12:39

レンズを切り替え、植物撮影に専念する。これはコオニユリ。※クルマユリでしたm(__)m

8/2 12:48

マルバダケブキ。黒い蝶が止まっている。

8/2 12:50

コバギボウシ。

8/2 12:57

ミズギク？ これは初めて見た。

8/2 13:01

ソバナと迷ってしまうけど、柱頭が花の外に出ているのでツリガネニンジン。

8/2 13:02

ミヤマシシウドとマルバダケブキの園。

8/2 14:09

再び岩と樹の根の泥水ロードを1時間強登って、、、

8/2 14:39

姥地蔵様のところに無事帰ってきた。

8/2 14:49

鎌沼を見下ろせるポイントへ移動。

8/2 14:51

鳥の名前分からず。ヒヨドリくらいの大きさだった。

8/2 14:53

望遠での一枚。風に煽られる水面と剥き出しの石がなんか気になった。

8/2 15:05

今日は5つの湿地帯・沼地を巡った。それらを結ぶのは全て泥濘の道で、緊張したりホッとしたりを交互に繰り返した。

8/2 15:08

遠ざかる鎌沼。

8/2 15:13

鎌沼から流れ太平洋へ注ぐ水の道。

8/2 15:21

今日たくさん見たのはシラネニンジン。

8/2 15:32

ミヤマホツツジ。花びらがクルッて反り返っている。

8/2 15:50

浄土平湿原にたどり着くと濃霧になっていた。

8/2 16:04

動きが鈍っているアサギマダラを撮ることができた。

8/2 16:08

16kmの行程を無事に終えて、最初の駐車場に帰ってきた。

8/2 16:10

汚れの最終結果。でも100均で揃えたお掃除セットがあるので大丈夫！

撮影機器：

D5600 ボディ ニコン

感想

りがとみ〜ぬ

時期的にキンコウカに期待してたんですけど、まったく見かけませんでした。同じ日程の蔵王の記事ではあるのに、、、こちらの方が秋の進行が早いのでしょうか。

急な予定変更で浄土平に来ました。時間的に谷地平に行けるかどうか予想があやふやです。
そこで「東吾妻山を南側から登ろう」と考えました。山頂到達を果たしてから、谷地平に行くか一切経山方面を回るかを選べるからです。道のりは厳しかったけど、おかげでたくさんの湿原を訪れることができました。

鳥子平、景場平、展望台のある湿原、谷地平、姥ヶ原（鎌沼）と巡りました。
天気が良かったのは10時までで、お花畑的にもイマイチだったかもしれません。
でも連峰としての吾妻の懐の深さ・広大さと、やはり湿原の豊かさを知ることができました。

あ、そういえば日本の中央分水嶺を行ったり来たりしていました。どこの水がどっちに流れるか、次の機会ではその辺を意識したいです。

コメント

anohinokaze

お久しぶりですー
昨年の飯豊の際にはコメントありがとうございました。
駐車場と東吾妻山頂でニアミスでした。
もっと言うと、実は私も沼尻登山口へ向かってからのUターンで兎平駐車場でした。
余りにも似た行動＆時間だったので、ついコメントしてしまいましたー。お許し下さい。
梅雨明けの谷地平も青々として素敵ですねー。
キンコウカは残念でしたけど花も沢山咲いてたんですね。
あっ、ヒヨドリみたいな鳥はホシガラスです。ギャーギャー鳴いて、36枚目の写真の実を食べて生活してます。
吾妻名物？泥んこ道お疲れ様でした。
左手の炎症は大丈夫ですか？お大事に。
失礼いたしましたー。

りがとみ〜ぬ

Re: お久しぶりですー
ホシガラスの情報、どうもです。
なんと、沼尻温泉でも一緒でしたか。
またどこかでお会いするかもしれませんね、そのときはよろしくです！