大山 東壁尾根 原生林を藪漕ぎ
コースタイム
天候 | くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
今週初めの11月12日頃の寒波により大山に降雪があり、登山口の文殊谷には20cm前後の積雪があった。ブナの葉は全て落葉していた。木の枝だけとなった大山の森は雪に覆われた地表をあらわに見せてくれていた。落葉の前と後ではこうも様相が違うものかと感じる。
鳥越峠まで登り駒鳥小屋に降り、振子沢に出る。峠越えはいつもしんどいものだ。地獄谷の上流になる振子沢を詰めユートピア避難小屋に通じる振子沢コースの分岐に着く。
登山口からあったトレースはユートピア小屋に向かっていた。これより先は我々だけのトレースを刻むことになる。本沢を詰め予定の尾根取り付に到着。のっけからの胸を突く雪の急斜面と濃密な藪にかなりてこずる。ヒーヒー、ハーハー、90分をかけ尾根の稜線に出る。結果は100m高度を稼いだだけであった。いよいよ、天狗ヶ峰へ向かっての稜線の藪こぎになる。
11:40にP1230mにようやく到着。積雪と藪こぎにてこずり体力を消耗、登高のペースがかなり落ちていた。これでは明るいうちに下山できないと判断、途中下山をメンバーで検討し往路下山を決定した。
下降途中、地形図を見て傾斜の緩そうな振子沢方面へ進路を変更し振子沢に出る。トレースのある一般道と合流し、駒鳥小屋〜鳥越峠〜文殊谷登山口へと戻る。14:30到着。Yさんによるストレッチと今回の反省、帰神する。(途中風呂に入った)
振り返ると、今シーズン初めての積雪と藪こぎに慣れない面もあり時間がかかり過ぎてしまいました。そして無理をしないために早めの下山判断をしたことで、参加メンバー無駄な経費を掛けてしまい申し訳なく思います。
最後に、これに懲りず、今後もこのような未ルート山行に私はチャレンジします。(HA)
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