正丸−伊豆ケ岳−子の権現−吾野(2回目)


- GPS
- 04:44
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,067m
- 下り
- 1,175m
コースタイム
08:54 登山口
09:20 かめ岩
09:42 五輪山
10:05 伊豆ヶ岳
10:24 古御岳
10:47 高畑山
11:03 中の沢の頭
11:18 天目指峠(昼食)
12:10 子の権現(休憩)
13:19 吾野駅
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
吾野13:37〜飯能13:57 西武池袋線・飯能行 飯能14:07〜池袋14:49 西武特急ちちぶ26号 |
コース状況/ 危険箇所等 |
男坂の鎖場は自己責任で。アップダウンが続くが、道は分かりやすい。 |
写真
感想
3連休の中日。天気もよくなりそうだったので、低山をのんびり歩いてみようと思い伊豆ケ岳へ。
伊豆ケ岳は夏前に一度来たが、そのときはアップダウンの繰り返しと距離が長くて疲れたという記憶しかない。
正丸駅では20人強が降りただろうか。道も分かっているので、お手洗いを済ませてさっさと出発。馬頭さまの登山口までは舗装路をゆるやかに登っていく。ついついペースが上がってしまうので、意識してゆっくりと歩く。
20分位で登山口に到着。ここで服装を軽装にして靴紐を締めて出発。実谷のふたまたを右の名栗げんきプラザ方向へ。ここから登りが急になる。前に来たときはここの登りがこたえたが、今回は特にきついとも思わず登り続ける。体力がついたのか、それとも慣れとペースがよかっただけなのか、などと思いながら先に進む。
この頃から男坂を行くべきか悩みはじめる。前回は何の迷いもなく迂回したが、一度は挑戦してみたいとは思っていた。どうするか決断できないまま男坂に到着。坂を見上げ、”自己責任で”との看板を睨み悩み続ける。すると、私よりも高齢な方の一行が「ここを登る人がいるんだ」「登ったことがあるよ。」「私も。楽しかったよ。」と会話しながら迂回していった。そうか、経験として一度は挑戦してみるべきだ、と思い始める。と今度は、女性が一人、さっそうと男坂に進んでいく。どんな感じか見てみるかと思い私も男坂に向かう。女性は鎖をつかんで何の迷いもなく登っていく。これを見て、少しだけ登ってみよう、だめなら降りてくればいいと思い、登り始める。最初は少し苦労したが、鎖に体重をかけて腕力で登っていける。少し登って下を見るとこれを降りるのは無理だと観念する。登りきるしかない。鎖をしっかり掴んでゆっくり慎重に登り続ける。長い鎖の根元のところに小さな空間があり、そこに到着。この先どう進めばいいか分からない。上への鎖もない。確かネットでは、最後に岩を直登と書いてあった、と思い無理に登ろうとする。しかし途中から登れない。どうしても無理だ、そこで固まっていると、いつのまにか若い登山者がすぐ近くにいた。無理だと感じた私は、若者に降りますといって降りようとするが、簡単に降りれるはずもない。若者は私が降りる場所をあけるように右の方へ進んでいった。私は慎重に、慎重に降りる。とそこで若者はどこに行ったのか、と考える。これは右に行けば道があるのかも、と思ってそこに進むと何ということはない、簡単に進めるようになっていて鎖もある。進んでいくと岩の上で若者が景色を眺めていた。その先は、先導者がいてそれについていけばよく、特に苦労することもなく進むことができた(直登はその先だった)。鎖場のような難しいところは、ルートの確認と選択がポイントだと痛感した。
男坂を通過した後は、今日の登山の半分以上は終了したような気分になって、どんどん先に進んだ。特に疲れもせず、天目指峠の昼食時まで休憩なしだ。天目指峠から子の権現までは、急な登りが何度かある。これが最後の登りだと思ってしまうと次の登りでがっくりくるので、まだまだ先はある、と自分に言い聞かせて登っていった。祠が見えてきたら登りも終わりだ。子の権現直前の開けたところに出る。
ここで左の方の道に進んでみる。何の案内もないのだが、前回来たときに人が歩いていったのを見て気になった道だ(そのときは疲れていたのでとても行ってみる、という気にならなかった)。行ってみると視界の開けたところに出る。遠くまでの景色が見えるわけではないが、開放感があって気持ちいい場所だ。ベンチもあったのでここでコーヒータイムにする。
後は子の権現に寄って駅に向かうだけ。前回は吾野の駅直前で電車が行ってしまったので、子の権現で電車の時間をチェックする。30分後はさすがに無理と思い、1時間後の電車を目標にスピードアップする。40分くらいで駅に到着。少し急ぎすぎたか。
天気も良かったし、男坂も登れたし(反省点はあるが)、楽しい登山だった。
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