笠取山
- GPS
- 26:30
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,045m
- 下り
- 1,046m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは日の当たる場所はとても歩きやすいですが、日陰になっている場所は溶けた霜でぬかるんでいたり、 溶けずに凍ったままの場所もあるので注意が必要ですが、アイゼンは必要ありませんでした。 |
写真
感想
久しぶりにテント背負って行って来ました。
今回は総勢4名で笠取山です。
初日は笠取小屋のテン場にテントを張って、そのまま笠取山へ。
雪こそ降りませんでしたが山はもう冬ですね。
テーブルにこぼした熱湯があっと言う間に凍るし、朝になれば霜柱ザックザクだし。
登山道もストックが刺さらないくらいカッチカチです。
それでもアイゼン不要でした。
ですが、一番大変だったのは夜寝る時です。
ま〜寒いのなんのって、ここまで冷えるとは想像以上でした。
使い捨てカイロを貼ってシュラフに潜り込んでもガタガタ震えて寝れません。
寝始めでこれだけ寒かったらカイロの効果が切れる朝方はどうなってしまうんだろう?と、不安がよぎります。
しばらく震えていたら今まで感じたことのないものすごく大きな震えが来ました。
「ああ、もうどうにかなってしまうんだろうか?」
などと思うくらいの震えだったのですが、これは翌日地震だったことが判明します。
しかし、この時点では寒さによる震えだとばかり思っていたので不安が増すばかりでした。
もう少し冷静に考えれば、テントの中でお湯を沸かしてみるとか、お湯を飲んでみるとか、ウイスキーのお湯割りを飲んでみるとか。
色々試してみればよかったのですが寒すぎて「シュラフから出る」などという発想が頭から完全に消えたました。
「カイロがあったまれば眠れるはずだ」
そのことのみを信じてただ耐え忍んでいました。
事実、数時間たったら暖くなってきたのです、汗をかくくらい暖かくなったのです。
しか〜し、眠れません。
なぜだろう?なぜかなぁ?
しかも信じられないぐらいの騒音が夜中に何度かあって、「いやぁ〜そりゃないでしょ〜」ってなもんで。
不思議ですがこんな時もあります。
そうはいっても時たま短い時間意識が無くなっているので、トータルで2〜3時間は寝たかな?って感じです。
こうしてまんじりともせず夜が明けていきます。
そんな朝焼けはとても綺麗でした。
そういえば、星も綺麗に見えたんですが、寒すぎてゆっくり見る余裕はありませんでしたね、残念。
二日目は雁峠から燕山へ
下山後は大菩薩の湯へ入って帰路につきます。
高速道路は三連休の最終日ということもあってず〜っと渋滞でした。
今回はとにかく天気に恵まれていい景色がたくさん見れました。
貴重な体験もでき、自分の考えの甘さと経験不足を痛感し反省できたことは収穫でした。
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