八ヶ岳:天狗岳〜硫黄岳
コースタイム
2/12 黒百合ヒュッテ7:00―8:25天狗岳〜西天狗岳往復〜天狗岳9:30―根石山荘通通過10:15―\r
10:25箕冠山10:45―夏沢峠11:15―12:40硫黄岳13:00―夏沢峠14:00―本沢温泉14:40
2/13 本沢温泉7:50―みどり池(しらびそ小屋)8:45―稲子湯9:45
天候 | 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2005年02月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪山1年目の人を連れて行くには、最適のコースですね。 中山峠から天狗岳への登路は、危険な箇所もなく、アルペン的な雰囲気とたっぷりの雪で、冬山の醍醐味が味わ えます。 今回は、冬型の気圧配置とは言っても、思ったほど風も強くなく、夜が明けるとともにガスも晴れて、厳冬期な らではの、神々しいばかりの美しさを感じることができました。 天狗から硫黄へは、人も減り、週によっては、トレースがない可能性もあるので、わかんは必携。 黒百合ヒュッテは、自炊スペースがやや限られますが、雰囲気の良い小屋でした。食べなかった けれど、食事も良さそうでした。 本沢温泉は、冬場は空いていて、快適に過ごせます。山で温泉に入れるのは魅力ですね。帰りに よった稲子湯の風呂も味わい深く、そこからタクシーで、小海の駅まで30分足らずなので、便利です。 八ヶ岳の場合、通常、諏訪側に降りることが多いと思いますが、佐久側に降りるのも、空いてい て悪くないですね。 小海線〜長野新幹線という帰り方も、乗っている時間は約2時間なので、意外に楽です。 |
写真
感想
学生の時ワンゲル部の先輩から(私はワンゲルではありません。念のため(^^;)
見せてもらった冬山の写真の数々。
白い山の上に広がる紺碧の空、手付かずの大自然の木々、厳しくも美しい冬の世界。
素敵だけど自分には手の届かない世界だとずっと思っていました。
天狗岳山頂に立ったとき、その世界が自分の眼の前に広がっていました。
厳冬期の澄んだ空気に映える白い山、青い空。私がずっと憧れていた冬山の世界でした。
赤岳・南アルプス方面はもちろん、遠く御嶽山や北アルプスの山々までもよく見渡せ
ました。
西天狗への道のりもまるでモンブランかどこかの外国の山に登っているよう。
天狗岳から根石岳に向かう途中の細尾根が少し怖い感じでしたが
樹林帯の中はまるで雪の妖精がでてきそうなメルヘンの世界でした。
気温は一番寒いときでマイナス20度位ありましたが
風がほとんどなかったのと、日が差していたので思ったよりも寒さを感じなかったの
が幸いでした。
去年のオーレン小屋企画で歩いた夏沢峠から硫黄岳への道のりも雪山になるとこんなにきつかっ
たけ?と思うくらいでしたが、硫黄岳からの赤岳の展望は夏のとき以上に迫力がありました。
夏に歩いた道を冬歩くと同じ山でも違う表情を見ることができてとっても嬉しいですね♪
夏山と違い、アイゼン・ピッケルをつかっての歩行は体力を消耗させましたが
秘湯の本沢温泉で癒され、冬山の醍醐味をじっくりと味わえた3日間でした。
天候に恵まれたせいもありますが、本当に冬山をはじめたばかりの人に是非味わって
欲しいなあと思うような素晴らしいコースでした。
リーダーのおかひろさん、お疲れ様でした&どうもありがとうございました(^^)
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