八ヶ岳 硫黄岳
天候 | 曇り〜雪 晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
2012/12/1.2
八ヶ岳 硫黄岳
八ヶ岳の硫黄〜天狗までを縦走しようと思い、初のバスアプローチ。
美濃戸口への始発が8:40のため、余裕のスタート。
4:00起きの8:00前には到着。
茅野駅のバスターミナル。
ここで切符を購入。片道900円。
他に乗客はおらず。登山客たくさんいると思ったのに。
9:10
美濃戸口
天気は曇ってるけど、そんなに寒くない。
ここから林道歩き。
快調に歩くが、暑くなってくる。 インナーとTシャツで歩く。
10:20
美濃戸山荘
北沢方面へ。
まだまだ林道。 堰堤付近で雪が降り出す。
地面も凍りはじめ滑る。 流石に風が冷たいので、ゴアテックスを着る。
登りだったし、アイゼンつけることもないのでピッケルだけ出す。
ストックがあればよかったなぁ。
堰堤から先は雪の上。 若干滑るところもあったけど結局アイゼンは付けず。
雪もやんで、若干青空が。
大同心すげーと思いながら歩いていると、いきなり鉄骨。
赤岳鉱泉名物。スノーキャンディ。 でか!
12:20
赤岳鉱泉
テン場代1000円を払い、設営。
樹林帯付近に一張り張れそうなスペースがあったので、そこに。
他にも10張以上はいました。
赤岳鉱泉は冬期営業していて安心。 トイレもある。便座あったか。
水は小屋でもらえた。
日が暮れ始めると気温は落ち込み、-10度
いい服をもってないので、ヒートテックを何枚も着たり
厚着で乗り切るつもり。
ただ、足だけが寒くてカイロを2枚ずつ張りました。
シュラフは3シーズン用+シュラフカバー。
凍ると困るものは全てポケットに入れました。
靴もビニールに入れて、シュラフの中へ。
テント内、-8度。
少し寒かったけど、寝れない程ではなく5時起床。
結露が凍ってキラキラしてました。
使い残した水をナルゲンに入れて置いていたら、芯まで完全に凍ってました。
6:55
硫黄岳へ向けて出発。
テントはそのままで、シュラフも置いてきたのでちょっと軽い。
ばっちりトレースがつき、しっかり踏み固められているので歩きやすい。
アイゼンもよく効く。
8:10
赤岩の頭
絶景!
正面に北ア。後ろに赤岳と甲斐駒。
最高でした。
ここからは雪が少なくなって、くるぶし程度。
稜線に出たので、ちょっと風が強い。
フリースとゴアテックスを着る。
8:50
硫黄岳山頂
セルフ写真タイム。年賀状用!
誰もいない山頂を存分に満喫し、下山。
樹林帯に入ると、またインナーとTシャツ姿で歩く。
風がないとほんとに暖かい。
10:05
赤岳鉱泉
ラーメンをさくっと作って、撤収。
ペグを抜くのが大変だった。
刺すときはさくっと刺さったくせに、抜くときは永久凍土かよってくらい抜けない。
ピッケルで掘って、抜く。
抜けないやつを蹴っ飛ばしたら折れた! 2本も折ってきた。
これは対策しなきゃなぁ・・・
11:20
帰りのバスの時間が微妙だったので、行者経由で南沢から下りることに。
11:55
行者小屋
赤岳鉱泉〜行者間も雪は多めだったけどトレースはばっちりでした。
行者小屋、きてよかった!赤岳が間近で見れる。
南沢も堰堤よいちょい上まではアイゼンを付けて下りました。
凍りついた沢。 つるんつるん。
13:40
赤岳山荘
バスの時間まであと1時間。
コースタイム通りなら大丈夫なんだけど、小心者は焦る。
林道を小走り。 足が痛いけど、我慢。
30分でいった。
14:20
美濃戸口
余裕すぎた。 何で走ったんだろう。
そこからまた茅野駅までバスに揺られる。
今回、初めて雪の八ヶ岳をやりました。
寒いのは知っていたけど、厳冬期装備を揃える金がないので
まず一番必要なものを知るために、とりあえず持ってるもの全部持って。
結果的に、今の時期ならこれでもギリギリいけることがわかった。
これ以上寒いと無理だろう。
今回みたいに、稜線を長い時間歩かないのであれば、ハードシェルはいらんかな。レインウェアでなんとかなる。
ハードシェルは、パンツから買おう。 何故ならポケットがあるから。
レインウェアにはポケットがないし、ベンチレーションもないので暑い。
今回、トレッキングパンツしか履いてないが、風を通している感じはあった。
長い時間稜線で風を受けていたら寒いだろう。
寝るときに足が冷えるのが心配。 厳冬期シュラフを買えば改善するか、、象足を買うべきか、悩みどころ。
カイロを張れば問題なかったので、象足は保留。
バラクラバとかは安いから、やっぱり買おう。
周りの登山者はやっぱりみんな本格的。
レインウェアにトレッキングパンツ。 雨用のゲイター姿で、ザックは夏用の背中がメッシュになってて涼しいザックの自分はかなり浮いていた。
けどこれでもいけると思った。 ただしギリギリ。
なにが必要か、冬の山がどれだけ寒いのか、そして何より雪山に登りたいのか。
それが良くわかった。
へたれて天狗まで行けなかったけど、来て良かった。
再来週、天狗まで行ってやろう。
今シーズン、八ヶ岳で特訓だ!!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する