【櫛形山ふたたび】祠頭で快適テント泊

2020年08月15日(土) 〜 2020年08月16日(日)

• GPS: 05:13
• 距離: 11.0km
• 登り: 657m
• 下り: 638m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:17
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:17

14:05 池ノ茶屋登山口
15:22 ほこら小屋

2日目

• 山行: 3:11
• 休憩: 0:43
• 合計: 3:54

5:21 ほこら小屋
6:17 6:20 アヤメ平
6:51 6:52 アヤメ平避難小屋
6:54 6:54 アヤメ平
7:15 7:45 裸山
8:18 8:26 櫛形山
8:39 8:40 櫛形山
9:13 9:13 池ノ茶屋登山口
9:15 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

池の茶屋登山口にクルマを駐車しました。仮設トイレ2基あり。手洗い場無し。

平林から丸山林道に入りますが、櫛形山林道は通行止めになっていました。そのまま丸山林道を行くと、池の茶屋林道方面は全面通行止めの表示があり、丸山支線を迂回するよう表示があります。こちらの林道は幅は狭いものの、ガードレールやカーブミラーなどが整備されていて走りやすいですね。
林道規制情報　https://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/kisei.php?id=104

コース状況／危険箇所等

・　ほこら避難小屋に直接向かう管理道路は、全体的にフラットで歩きやすいですが、山頂方面との分岐の手前に、規模の大きな倒木帯があって、迂回するのにやや手古摺るかもしれません。ただし、危険個所ではありません。
・　ほこら平は，キャンプ指定地域になっており，フラットな草原が広がる良いテン場です。
・　ほこら避難小屋には誰もおらず、一人貸切状態でした。良い水場と掃除の行き届いたきれいなトイレがあって、テント泊には最高の環境でした。
・　アヤメ平と裸山のお花畑は、写真に撮り切れないほど、いろいろな花が咲いていました。原生林の巨木と苔の緑の組み合わせも素晴らしいです。

写真

8/15 13:59

駐車場のキャパは15台程度ですが、ほかにも未舗装の林道のようなところに駐車できます。

8/15 14:00

こちらが、登山口。建物の右側に仮設トイレが2基設置されていました。

8/15 14:02

左手の入り口は山頂方面。私は右の管理道路へと進みました。

8/15 14:16

富士山を望みながらフラットな道を進みます。

8/15 14:21

ほこら避難小屋へと向かう途中にも、山頂への登山道が付けられています。

8/15 14:25

カラマツの巨木。

8/15 14:40

斜面が崩れている。

8/15 14:49

サルオガセが垂れ下がっていました。

8/15 15:05

倒木帯出現。

8/15 15:10

通過後に振り返って撮影。

8/15 15:11

ほこら小屋分岐に到着。登山地図では、避難小屋に直接行くようにルート表示されていますが、実際にはここで右折して5分ほど下ったところに小屋があります。

8/15 15:12

カラマツの巨木。

8/15 15:15

気持ちの良い登山道。

8/15 15:21

ほこら平に到着。

8/15 15:21

イタヤカエデの老木の根元に何かあります。

8/15 15:21

小さな祠です。

8/15 15:22

ほこら避難小屋に到着しました。誰もいません。

8/15 15:46

避難小屋の脇に今夜のお宿を設営。

8/15 15:47

すぐそばに水場があります。手が切れるぐらいに冷たくおいしい水が、斜面から大量に湧き出していました。

8/15 16:14

やることもないので、早速、一人宴会開始。冷凍アクエリアスでキンキンに冷やしたヱビスのロング缶を2本持参。セブンで買った冷奴とコールスローサラダ、ジャッキーカルパスなどをつまみにして飲みました。そのあとはバーボンタイム。

8/15 18:10

つまみでお腹がいっぱいになったので、カレーライスはやめて中華三昧の夕食としました。

8/16 4:02

夜明け前の星空を撮影してみました。

8/16 6:07

本日も快晴。富士山が見えました。

8/16 6:10

ダケカンバの巨木。

8/16 6:17

こちらはカラマツ。

8/16 6:19

見事なカラマツの巨木。

8/16 6:20

幹回りがかなり太いです。

8/16 6:20

アヤメ平の入口が見えました。

8/16 6:25

ここからはアヤメ平の花々。まずは、マルバダケブキ。

8/16 6:29

コオニユリ

8/16 6:30

シシウド

8/16 6:30

トモエシオガマ

8/16 6:31

タムラソウ

8/16 6:32

シモツケソウ

8/16 6:33

ツリガネニンジン

8/16 6:33

8/16 6:34

クガイソウでは無いような。イブキトラノオ？

8/16 6:35

コオニユリ

8/16 6:35

マルバダケブキの群落。

8/16 6:36

アキノキリンソウ

8/16 6:37

ソバナ

8/16 6:38

ヤマハハコ

8/16 6:38

シモツケソウ

8/16 6:40

トリアシショウマ

8/16 6:42

コオニユリ

8/16 6:43

キリンソウ

8/16 6:43

シモツケソウ

8/16 6:44

タムラソウ

8/16 6:55

ソバナ

8/16 6:56

原生林ならではの巨木の競演。

8/16 7:15

裸山分岐に到着。

8/16 7:15

鹿柵沿いに登っていきます。

8/16 7:18

山頂に到着。快晴の白峰三山です。

8/16 7:19

雲一つない白峰三山の絶景です。

8/16 7:28

証拠写真。

8/16 7:33

甲斐駒ケ岳も見えました。

8/16 7:39

裸山周辺もお花畑です。これはトリアシショウマ。

8/16 7:39

トモエソウ

8/16 7:40

マツムシソウ、シモツケソウ、コオニユリ、トリアシショウマなどのお花畑。

8/16 7:40

キリンソウ

8/16 7:41

コウリンカ

8/16 7:42

8/16 7:42

シモツケソウ

8/16 7:53

推定樹齢300年のカラマツ。幹の周囲はなんと8.1mだそうです。

8/16 8:06

開放的なバラボタン平。

8/16 8:18

櫛形山山頂標識のところに到着。ここで給水休憩。

8/16 8:26

天然カラマツとのこと。

8/16 8:27

8/16 8:28

8/16 8:31

少し下ったところから、富士山の展望。

8/16 8:40

登り返して、三角点のある櫛形山山頂（奥仙重）に到着。

8/16 8:40

池の茶屋方面の登山道も良い雰囲気です。

8/16 8:45

8/16 8:46

右はダケカンバの巨木。幹がくねっていて不思議な形。

8/16 8:48

8/16 8:52

急坂を下っていくと，白峰三山の展望ベンチに出ました。

8/16 8:53

白峰三山の絶景が目の前に広がります。

8/16 9:00

鹿柵のところに下ってくると、遠くに山並みが見えました。

8/16 9:00

南ア南部の三千メートル峰が並んでいます。右手前から左奥へ、悪沢岳・赤石岳・聖岳。テントを担いで何度も登った山です。今年は新型コロナのお陰で、行けそうもない。残念。

8/16 9:07

ベンチがあります。

8/16 9:07

バイケイソウの花を前景に、富士山が見えました。

8/16 9:09

シダの緑が鮮やかな登山道を下ります。

8/16 9:14

池の平登山口が見えました。

8/16 9:15

駐車場に到着です。

撮影機器：

PowerShot G5 X CANON

LUMIX DMC-GX8 ボディ パナソニック

感想

りきまる

・　櫛形山にふたたび登ってきました。今度は、池の茶屋登山口から入山し、ほこら避難小屋でソロテント泊するのが目的でした。
・　今年は新型コロナウィルスの影響で、南アルプスの入山規制が厳しく、多くの登山口が閉ざされていて、入山できないので、どこに行こうか頭を悩ませていました。
・　そんな状況の中、5日前に歩いてみた櫛形山で、最高のテント場を見つけたのが決め手でした。本格的なテント縦走こそできませんが、良い水場がすぐそばにあり、テント泊には最適。しかも、お花畑や美しい原生林をあくせくせずにのんびり楽しめそう。ということで行ってきました。
・　登山客のほとんどは日帰りだろうと想定したとおり、避難小屋は誰もおらず、貸切状態。冷たいビールとウィスキーに舌鼓を打ち、一人宴会です。アルコールのお陰で、夜は熟睡できました。鹿の警戒音が少しうるさかったぐらいで、とても快適でした。標高1800mに位置しているので、暑くも寒くも無く、ちょうどよい感じ。山の初心者のテント泊訓練に向いていますね。山頂近くまでクルマで行けるので、誰にでも楽しめるエリアです。白峰三山や富士山の展望もあり、言うことなしです。