北ノ又川 白沢


コースタイム
- 山行
- 13:20
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 13:30
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:50
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
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写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
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感想
「上信越の谷105ルート」に初級とあった北ノ又川白沢へ駒の小屋宿泊予定、1泊2日で行く。
奥只見湖畔に前夜泊し、5時半林道ゲートより入山。しばしボサボサ林道歩き。
入渓後しばらくは平凡な河原を歩くもすぐに小滝群が出てくる。グレード的にちょっとだけ難しめのボルダー滝も登場。直登は困難と思われる滝もあるが巻きは大して難しくない。ラバーソールはボチボチ効く。
1150m付近の3段滝は3段目がかぶり気味でやや難しい。自分がリードするも核心部で流水に打たれ寒さで体が動かくなくなり諦めて降りる。ビビりすぎだよ自分。。。CLが空身でリードして抜ける。荷揚げ云々で1時間以上時間消費。
1200m付近から雪渓登場。10mちかくある滝の所でぽっかり雪渓が切れており、そのまま通過できないため、引き返して不安定な泥壁斜面の弱点を苦労して登って懸垂下降、雪渓を巻く。すっかり時間がかかってしまう。このあたりから小雨が降りだす。
20m以上あると思われるこの沢最大の滝の手前もしっかり雪渓が残っている。大滝も直登困難なので巻き。雪国特有の不安定な急斜面をこれまた苦労して登り、ロープ60m分を使って大きく高巻いた。この時点でもう15時。
さらに進み水流が少なくなるも滝はまだまだ続く。ボチボチグレード高めの沢もあり、空身で登って荷揚げを繰り返す。つめの藪漕ぎは大したことはない。登攀にすっかり時間がかかってしまい、百草の池についたのは17時を過ぎていた。
ここから駒の小屋まで1時間半かけて一般登山道を登る。小屋についたのは19時を回っていた。夜半は激しい雨が降り、もし沢中ビバークであったら厳しい展開だったと思うと胸中複雑であった。
翌日は越後駒ケ岳をピークハントして一般登山道を下山。林道ゲートにお昼に到着した。
ガイドブックには初級とあるが、この沢は全く初級ではない。滝群は登攀グレードやや高めのものが多いためスムースな通過にはフリークライミング力が必要となるし、雪渓、大滝の高巻きは悪い泥壁登りを強いられる。1200mより上部に快適なビバーク適地はないが、ちょっとしたトラブルでこの領域で沢中泊する展開も想定される。
体感グレード3級中くらい?
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