熱中症のため西天狗岳登頂を断念


- GPS
- 21:25
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 571m
- 下り
- 570m
コースタイム
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 2:59
天候 | 晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩だらけなので雨の後は滑りやすい。 |
その他周辺情報 | 尖石の湯で休んだ。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
備考 | 反省点:額から汗が流れたら熱中症になるのを忘れていた。疲労を感じなかったため水分、ミネラルの補給が足りなかった。 |
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感想
1泊2日で東天狗岳までピストンをする予定だったが、初日に水分、ミネラル不足で熱中症となり登頂を断念した。朝7時ごろに家を出て12時ごろ到着という予定でいつもよりかなり余裕を持たせていた。
宿泊地に到着した時点では疲労もそれほどでなく荷物整理などして夕食を待っていた。夕食時に最初にお茶を飲んだところで、心拍数の上昇とこむらがえりの予兆がしてこれはだめなやつかもと悟った。栄養摂取が大事なので夕食は残さず全部食べた。飲酒はしなかった。
横になって休んでいたが起き上がると両足ともこむらがえりになり痛くてまともに歩けない。次第に呼吸が激しくなり身体も熱くなる。お茶やスポーツドリンクは飲み続けたが結局だめである。
2時間経っても苦しく助けてもらうことにした。体温など測定し最終的に保冷剤で身体を冷やすことになった。非常にありがたい。感謝感謝。街中ならとっくに病院に行くところだが山の中である。それを考えると余計に不安と恐怖が増すのでそれは考えないことにした。呼吸が激しくなると心拍数がさらに上昇するので、ゆっくりとした深呼吸を続けた。塩こんぶを水と一緒に食べた。
0時ごろになってトイレが近くなった。おそらく水分が吸収されたのだと思う。また若干回復してきた感覚になった。深夜になってやっと眠りに入った。疲れて早くに眠ることすらできなかったのである。
朝食も3分の2は食べた。梅干しやみそ汁などが大事なので残さず食べた。その後、さらに休憩し8時に小屋を出て水分や塩こんぶなど食べながら下山となった。
教訓:額を汗が流れるような激しい運動をすると熱中症になるというのを忘れていたのがミスだった。途中、休憩で揚げパンやコーヒーを取ったりお茶を飲んだりもしたが不十分だった。一方、遠慮したり一人で頑張ったりしないで潔く助けを求めたのは良かったと思う。だめになったことを認めるのは勇気である。
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