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記録ID: 251627
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講習/トレーニング
栗駒・早池峰

【冬山入門講座修了山行】鶏頭山

2012年12月08日(土) 〜 2012年12月09日(日)
 - 拍手
pomchan4 その他15人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
25:21
距離
6.8km
登り
876m
下り
877m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

---12月8日---
7:00 都南大橋駐車場発
9:00 岳駐車場発
11:25 岩の門
12:00 避難小屋着(昼食)
12:40 避難小屋発
13:40 ニセ鶏頭
14:20 避難小屋着

---12月9日---
5:00 起床
7:00〜8:35 ビーコン訓練
8:40 避難小屋発
10:15 岳着
天候 8日 雪
9日 雪
過去天気図(気象庁) 2012年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岳駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
○8日は湿った雪で、雪道を歩くと下の落ち葉ごと靴裏に団子になる状態でした。

○岩の門は、雪山で荷物が大きいザックでは、通り抜けがちょっと大変。

○樹林帯を抜けたあとは、ニセ鶏頭までアイゼンとピッケルで。岩場および鉄梯子と梯子から岩に移るところの歩行は慎重に。

○ニセ鶏頭から先はホワイトアウト状態、ニセ鶏頭は風と氷の粒が顔にあたり、目が開けられない状態。

○9日はキュッキュと音が鳴っていましたので、冷えて乾燥した雪質になっていたもよう。雪の下の落ち葉が顔を出すことはありませんでしたが、まだ、歩くと木の根や岩を靴の下に感じ、道路わきの笹も完全には隠れていません。
岩の門
2012年12月08日 11:26撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
2
12/8 11:26
岩の門
達成感たっぷりで、ニセ鶏頭でドヤ顔するも、目をつぶっている残念な自分。心の自画像は気持ちだけカッコイイ女のつもりw
2012年12月08日 13:39撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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12/8 13:39
達成感たっぷりで、ニセ鶏頭でドヤ顔するも、目をつぶっている残念な自分。心の自画像は気持ちだけカッコイイ女のつもりw
今晩の宿の小屋に戻る。一面の雪景色。小屋の隣にもテントを建て、初参加の人はテント泊の経験も。
2012年12月08日 14:32撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
12/8 14:32
今晩の宿の小屋に戻る。一面の雪景色。小屋の隣にもテントを建て、初参加の人はテント泊の経験も。
修了山行の宴会&忘年会。お品書きつきの豪華メニュー!
2012年12月08日 15:28撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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12/8 15:28
修了山行の宴会&忘年会。お品書きつきの豪華メニュー!
アルファ米で手巻き寿司。おいしそう〜。私は食事の制限を課しているので、別メニューです。ちなみに朝食は豚キムチラーメンと塩ラーメンを用意していました。食当の皆さん、すごーい!
2012年12月08日 17:19撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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12/8 17:19
アルファ米で手巻き寿司。おいしそう〜。私は食事の制限を課しているので、別メニューです。ちなみに朝食は豚キムチラーメンと塩ラーメンを用意していました。食当の皆さん、すごーい!
翌朝、ビーコンのトレーニング。
2012年12月09日 07:49撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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12/9 7:49
翌朝、ビーコンのトレーニング。
初めてビーコンを操作するメンバーにも丁寧に説明。
2012年12月09日 07:55撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
12/9 7:55
初めてビーコンを操作するメンバーにも丁寧に説明。
さっそく、使ってみよう!そこが信号が強い。どんどん掘っていこう。続きは1月の雪崩講習会でね。
2012年12月09日 08:30撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
12/9 8:30
さっそく、使ってみよう!そこが信号が強い。どんどん掘っていこう。続きは1月の雪崩講習会でね。
一晩の宿の避難小屋に別れを告げて。昨日からの雪で、さらに雪深くなってきました。
2012年12月09日 08:34撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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12/9 8:34
一晩の宿の避難小屋に別れを告げて。昨日からの雪で、さらに雪深くなってきました。
岳駐車場に戻ると、前の道路で除雪車が働いていました。
2012年12月09日 10:14撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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12/9 10:14
岳駐車場に戻ると、前の道路で除雪車が働いていました。

感想

2年ぶり、2回目の冬山入門講座修了山行に行ってきました。

思い返せば2年前…登りの途中で荷物を振り分けてもらい、それでも急な登りのきつさに音を上げ、天候のせいもあり、翌日になった鶏頭山頂アタックでは、私だけの特別メニュー(?)で、お散歩ひも(簡易ハーネスでアンザイレン)していただき、たくさんのスタッフを回りにしたがえ、山頂にたどりついたのでした。(ようするに、他のメンバーは、さっさと山頂アタック終了)

今回は、天候悪化によりニセ鶏頭まででしたが、なんとか2年前のくやしさを取り返せた感じです。
登りでは、CLに荷物を振り分けようかと声を掛けていただきましたが、かたつむりの歩みではありましたが、それが許されるなら背負いたいと言い、予定の行動時間が余裕タップリで計画されていたため、OKが出て、小屋まで担いでいけました。

帰りには、皆さんから「普通に歩けるようになったね」とお褒めいただき、「そうですかぁ♪(心の中では、まだまだ普通じゃないの、チョー大変なの、汗々)」
苦しい山行も達成感と、雪山の面白さの片鱗を味わえ、おまけに楽しい夜の宴会に、出発までの不安と緊張感もなんのその、「行ってよかった」で終えることができました。

安心して無理(チョット背伸び)ができる環境で訓練をしていただき、皆さんに感謝です。
来年、3度目のトライアルができるでしょうか!?


まだまだ、課題がたくさんあります。
○荷物⇒自分の荷物を最低限に抑えること…冬期に自分がどのくらい水分が必要か、分かっていない、結果、持ち過ぎそうになって、登山前に2L降ろしました。持とうとした共同装備も他の方に。
・今回の重量⇒17kg。共同装備は医療パックだけ、他は持てなくてスミマセンでした。
 結局、持った水は2L、テルモス750ml。
 飲んだ水は往復で750ml、小屋での昼食・夕食・朝食時に合計コップ5杯+アルコール。
 余分だった水1Lは、朝食時に食事用として使っていただき、軽くなりました(^^)v
・今後の目標⇒20kg持てるようになる。それなら、自分の荷物+共同装備が持てるようになる。

○アイゼンをまだ信じ切れていない(前爪だけで立ちこみするのが怖い)?ピッケルで岩を引っ掛けて支持するのも引っ掛け具合が甘い?岩場の登りより、下りが怖かった。

○急登の下山が苦手。へっぴり腰でたびたび転倒&シリセード。まだまだですなー。

○自分のことだけで精一杯、動作も遅い(他の人より早く取り掛かっても最後になる)。様々な役割をこなせるようになる(食当だけは無理かな…)

○着干しするように、何か身に付けられる小袋を用意しておけば良かった(中のウェアにポケットがなかったため)。寝袋の中で、手袋等が散乱して背中にまわったりして、片付けにまごまごした。

○GPS、携帯、寒いとバッテリーが消耗します。身につけるか、身に付けられなければ予備バッテリー(これは身に付けて冷やさないようにする)

○課題であった汗冷え⇒これまでの試行錯誤の結果、また、衣類の調整に色々アドバイスをいただき、今回は冷えた小屋の中でも、下山してからも、汗冷えしませんでした。
小屋まで…FTのFRMS+キャプ2+レインウェア(それでも汗だく)、ニセ鶏頭まで…+キャプ3
小屋の中で…+ナノパフ+シャミースのフリース(ナノパフだけで十分かと思いましたが、冷えてきたのでフリースも+しました)。就寝時はレインウェアだけ脱いでぬくぬく。
下はジオラインMWのパンツ+ショーラーのパンツ+レインウェア(レインウェアが余計だとの指摘あり)、小屋の中でユニクロの暖パン(就寝時も)。暖かかったのですが、暖パンでは厚くなりすぎて動きにくくなったので、やっぱり軽くて暖かくてかさばらないダウンかマイクロパフのパンツが欲しいかも。

ほかにもいろいろありますが…。

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コメント

ご苦労様でした。
個人だと絶対に行かないような天気でしたが、さすが
山岳会の終了山行、きちんと実施されたのですね。
来年は私も冬山入門講座を受講してレベルアップを
図らねばと考えてます。
2012/12/10 17:22
辛さもありましたが、面白かったです
s_fukuchanさん、 ありがとうございます
なにぶん、冬山には慣れていない(怖がりです)ので、
冬のソロ山行は、鞍掛山か東根山だけです。
グループで歩くことで、他の人の立ち居振る舞いを見て
冬の歩き方を覚えている真っ最中です

1月の雪崩講習会には、誰でも受講できるので、
相棒さんとぜひ参加してみてください。
雪崩にあったら、もそうですが、雪崩に遭わないための知識を学べると思います
2012/12/11 8:40
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