塔ノ岳 〜山頂で最高の夜景を楽しむ
Tad
体力度について
- GPS
- 23:54
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,315m
- 下り
- 1,309m
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10日：塔ノ岳7:15 - 7:40花立 - 8:10堀山の家 - 9:40大倉
| 天候 | 9日：曇り 時々 晴れ 10日：晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
■登山ポスト：大倉のビジターセンター前にあり ■道の状況：特に問題なし |
写真
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スカイツリーと東京タワーが意外と近くに並んでいる
ランドマークタワーの向こうに光るのはアクアラインの帯か？
たなびく雲の上方は黄金色に染まってきた
スカイツリーは見つけられるが、東京タワーは埋没
感想
紅葉も過ぎ、大気が澄み渡る季節となったので、夜景の美しい塔ノ岳山頂で撮影を楽しもうと尊仏山荘に予約を入れる。
混雑する土曜を避け、日曜の夜に一泊。
宿泊するので早朝から登る必要はないが、そうすると駐車場に入れない危険がある。
そこで久しぶりの電車・バス利用で9時半頃に大倉に着き、支度をして登りはじめる。
昨年も同じ12月第2週の週末に尊仏山荘に泊まっているが、その時は皆既月食の夜で積雪もあった。（ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-155449.html ）
今回はどうやら雪はまだないらしく、空気も乾燥しているので霧氷も期待できない。
それでも下界の夜景は楽しめるだろうと、フルサイズのカメラ・レンズと三脚を背負う。
寒さへの備えも含めていつもより数kg重い荷物だし、急ぐこともないので自然と歩みは遅くなる。
堀山の家辺りまで来ると上の方でゴーゴーと風の音がするし、チラホラと風花も舞う。
上から下りて来た人も花立より上は凄い風と寒さだと言うので、ここでレインウェアとニット帽で風に備える。
いつものキツイ登りと階段を堪えて花立に着いてみると意外に風はそれほど強くない。
しかし頭上には雲が流れ、富士山も上半分は雲に隠れて見えていない。
休憩もそこそこに山頂を目指す。
山頂は多くの人で賑わっていた。
風はやはりそれほど強くないが、気温はかなり低そう。
小屋に入って先ずコーヒーを貰い、持って来たパンでお昼にする。
食事を終え、ストーブで温まってから泊まりの受付をして貰う。
夕方には富士山も顔を出すかと期待して小一時間布団に包まる。
日の傾いた16時前から外に出て撮影を始めるが、富士山の頂は依然として雲の向こう。
夕日が斜めに当たり、暮れていく下界の様子を主に撮影する。
すぐ眼下の秦野や小田原の薄暮の様子は新鮮で美しい。
しかし遠く横浜・東京まで途切れなく続く東側の夜景は圧倒的。
灯りが入ると40�匕�こうの横浜みなとみらいのランドマークタワーや、6-70�匕�こうの東京タワー、スカイツリーが肉眼でも確認できるほど際立つ。
関東平野の街の灯の勢いは凄まじく、小屋の東に向いた窓は一晩中明るくて窓際の人の睡眠を妨げるほど。
薄雲が出てきたのでこの日の撮影を終了し、翌朝に星空を撮ろうと早めに就寝。
この日の宿泊は20名ほど。若い女性だけのグループが3組もあって感心する。
翌朝4時に目覚め、撮影準備をして外へ。
頭上の雲はなく星は見えるが、東の空の月齢26の月が結構明るい。
富士山前の雲はやはり居座っていて本体は全然見えていない。
せめて星景の多数枚比較明合成の実験をやりたかったのだが、肝心のインターバルタイマーの使い方が今一つ分からず断念。
仕方なく一旦部屋に戻り、日の出前の6時頃に再び外へ。
次第に明けていく下界の景色を撮影する。
山頂の気温は-7℃前後で風もなく、割と温かい方だろう。
残念ながら期待の半分も撮影目的は果たせなかったが、夜景は十分堪能できたので満足して下山。
平日のこの日は大倉尾根途中の小屋や茶屋は全部閉まっていたが、朝早くから登ってくる登山者は多数。
人気の山域らしい賑わいを見せていた。
※ Tadの所属するグループ「山岳写真ASA」のHPは ⇒ http://www.ifnet.or.jp/~asa.p/
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おっと、今回は夜景ですか。素晴らしいです、眺望は無論、腕も。
スカイツリーと東京タワーのコラボ写真、これほど鮮明なのは初めて見たような。
塔ノ岳の山荘のひげおやじに持ち込んだら、宿泊料ただになったりして。
ひょっとしたら今回は会えるかも、と思っていたのですが私がバスで大倉に着いた頃にはお帰りだったようですね。
私もファインダーを覗いてあんなにはっきりスカイツリーと東京タワーが見えると思ってませんでした。
次回は望遠を持って行って、もっとクリアなのを撮れたら尊仏山荘に掛け合ってみることにします
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