愛鷹連峰〜山神社から蓬莱山、呼子岳、越前岳、黒岳周回

2020年08月25日(火) [日帰り]

• GPS: 08:04
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,341m
• 下り: 1,339m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:15
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:57

5:54 須山愛鷹登山口
6:37 6:38 割石峠・前岳分岐（東沢）
6:42 6:46 大沢橋
9:52 9:53 割石峠
10:02 10:10 鋸岳
10:16 10:17 割石峠
10:25 10:34 呼子岳
10:41 10:42 高場所尾根への分岐
11:18 11:26 愛鷹山
11:45 11:47 富士見台
12:11 12:12 鋸岳展望台
12:34 12:34 富士見峠
12:47 12:48 黒岳展望広場
12:54 13:01 黒岳
13:06 13:07 黒岳展望広場
13:26 13:27 富士見峠
13:34 13:35 愛鷹山荘
13:59 13:59 須山愛鷹登山口
14:00 ゴール地点

天候

晴れ
各山頂、稜線上はガスの中

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山神社駐車場

コース状況／危険箇所等

最近の雨で、全体的に湿っています。

写真

8/25 5:59

さて、出発です。山神社でお参りして、今回は時計回りで周回します。

8/25 6:31

祠のような石、で立ち止まった足元に、、

8/25 6:31

トンボソウが。

8/25 6:32

とても小さい花です。

8/25 6:34

テンナンショウの実も色づいてきました。

8/25 6:38

林道のど真ん中に。どうして自分はこういう生き物によく会うのか、、ゆうに50センチはあろうでかさのミミズ

8/25 6:48

蟻も路を作る。枯葉の下に巣があります。

8/25 6:51

苔むしていて緑が濃いです。

8/25 7:01

今日はこちらへ
一度鋸岳の縦走路へ出てみようと思ってました。
縦走はもちろん、しません。

8/25 7:07

岩の上にひっそりと

8/25 7:08

イワギボウシ
淡い色合いが静かな森にとけこんでいます。

8/25 7:09

イワタバコは花が終わり
岩に着生する木の多いこと

8/25 7:17

稜線までは沢沿いの登山道です。キノコはやっぱり元気

8/25 7:36

赤テープ、ケルン多く道迷いの心配はあまり無いです。

8/25 7:52

ヤマアカガエル？ちっちゃな仔カエルもあっちコッチでぴょんぴょこしていました。

8/25 7:58

最後はザレた急登でした。稜線に出ました。

8/25 8:00

シモツケソウ

8/25 8:01

ハコネコメツツジ
花は初めて見ました。米粒大

8/25 8:01

稜線上はガスって展望は殆どなし
位牌岳は雲の中

8/25 8:08

サルノコシカケ座れそう。
このあと獣が斜面を猛ダッシュで降っていきました。たぶん、シカかな

8/25 8:15

ちょっと広い所が。シカが休んでた跡かもしれません。近くに新しい糞もありました。

8/25 8:19

8/25 8:35

大沢まで、登ってきた道を下ります。
立派なジェンガケルン

8/25 8:47

キノコ！

8/25 8:47

大発生

8/25 9:04

大杉です。両手で触れていると落ち着く不思議

8/25 9:22

沢に水音が。
顔を洗って、ペットボトル一本分のちょうだいしました。

8/25 9:43

割石峠へ最後の登り

8/25 9:51

冬はなんだか恐ろしかった割石峠も、夏は緑で少し柔らかい印象

8/25 10:02

蓬莱山まで来ました。ガスってましたが遠目で鋸岳の縦走路を眺めました。

8/25 10:06

ホツツジ
蓬莱山山頂にて

8/25 10:27

天狗の畑経由で呼子岳へ

8/25 10:36

8/25 10:38

ツクバネソウ

8/25 10:39

越前岳までは、ヨメナロードでした。

8/25 10:53

皮が剥がれてしまっていました。

8/25 11:18

越前岳もガスの中。誰もいません。
途中右脚の二ヶ所攣りそうになりベンチで休憩

8/25 11:39

シオガマの仲間？

ハンカイシオガマ（樊?塩釜）
中国史の武将の名前が入っている

8/25 11:48

ノギラン花後

8/25 12:41

ヤマホトトギス

8/25 12:53

黒岳山頂のキオン
よく似たハンゴンソウもいるみたいです。

8/25 12:53

赤い実

8/25 12:54

黒岳からの富士山どーん！ならず

8/25 12:55

サンショウバラの実

8/25 13:04

自然杉群
立派な杉の大木が沢山

8/25 13:29

ヤブレガサの花
このあと、3回転びました、、苔むした石はつるつる滑ります。
それでも無事下山できました。

8/25 19:45

クモキリソウの群生
小さいけど10本ほどいました。

8/25 19:45

キングギドラみたい

8/25 19:46

まさかのミヤマウズラにも出会えました。

8/25 19:46

花株の横には葉も出ています。

8/25 19:47

うんうん

8/25 19:47

いいなあ

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

nishiuamikan

久々に高いところに行きたくなったのと、鋸岳の縦走路に一度立ってみたいとのことで、山神社から時計回りに周回してきました。
鋸岳への登山道は、地図には載ってないですが、大沢の途中から分岐があります。鋸岳縦走路のエスケープルートなのでしょうかね。沢伝いに登っていく道で、赤テープやケルンが多くゆっくり注意して歩いていれば道迷いはしないと思います。
稜線に出る手前がザレた急登で、滑落や落石注意でした。
鋸岳の稜線上はガスで眺望ほぼ無し。南側の眺めが楽しみでした。位牌岳も眺めたかったですが、雲の中。崖沿いはやはり足がすくんでへっぴり腰になってしまいます。稜線の道は大丈夫ですが、崖っ縁高所恐怖症なのですね。どうしよ…
右往左往して鹿の寝床（？）を見つけたり、崖に咲く花を眺めたりして、来た道を下山しました。
大杉で力を頂き、近くの沢の水で涼をとり、再出発です。あとは下って登っての繰り返しです。割石峠から蓬莱山で「この先の通行はご遠慮ください」看板を見、その少し先で雲の中の鋸岳の縦走路のロープを眺め、お地蔵様にご挨拶。
呼子岳から越前岳の途中で右膝の内側の腱と太腿裏を攣りそうになり、その後は慎重に。山頂直下の登りが右脚をかばいつつでしんどい。
越前岳もガスの中、誰もおらず、ベンチにどかっと座ってしばし休憩。
脚は少し回復したので歩き出します。
黒岳は脚を痛めて行くのをためらいましたが、富士見峠の分岐まで来て、大丈夫そうなので行くことに。登る途中やっぱり右脚にきましたが、自然杉が出迎えてくれました。今日2度目の杉からパワーをいただきました。黒岳山頂からの富士山は見えず、裾野だけ望めました。キオンが咲いていました。
この後、愛鷹山荘手前で転倒し、頭の上をスズメバチが飛び去り、立ち上がって左脚を見ると毛虫がついているという踏んだり蹴ったり、何かのコントかと思いましたが、無事、もう2回転びつつ山神社まで下山できました。
帰りも、山神社に感謝のご挨拶をしました。

天気は晴れですが、各山頂や稜線上は雲の中。崖から吹き上げる風、沢筋に吹き下す風等々、涼しい風に救われました。それでも暑い、水分は2400mlは飲み干しました。

花はクモキリソウの群生や、まさかのミヤマウズラに出会いました。どちらも形が独特でかわいらしい蘭ですね。しんどい歩きの疲れも飛びました。この季節、ジャコウソウの花も見られるようですが、見当たらなかったです。
ヤマホトトギス、マツカゼソウ、ヨメナなどまだ沢山咲いています。