200830の(2) 冨岡の街歩き、富岡製糸場を中心に

2020年08月30日(日) [日帰り]

• GPS: 02:34
• 距離: 5.3km
• 登り: 6m
• 下り: 6m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:47
• 休憩: 0:47
• 合計: 2:34

10:11 スタート地点
10:21 10:56 上州富岡駅
11:38 11:50 富岡製糸場
12:45 ゴール地点

天候

晴れ、猛暑。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

宮本町市営駐車場

その他周辺情報

恵みの湯

写真

8/30 10:10

　宮本町まちなか交流館です。ここの有料駐車場に駐車しました。

8/30 10:12

　まずは、上州富岡駅に向かって歩きましょう。街歩きの基本のひとつですから、
駅に赤線を繋ぐことは。

8/30 10:12

　奥に見えるのは過去に使われていた倉庫でしょうか。そしてその前にある花壇。

8/30 10:13

　世界遺産のポケットパーク。色々見所が書いてある。

8/30 10:15

　そして、駅に向かう途中の諏訪神社。

8/30 10:15

　もう、コスモスが咲いていますねえ。秋の到来を感じさせるが、気温は35度越え。

8/30 10:17

　県道10号線、この県道、前橋までいくのか。

8/30 10:19

　そして、工事現場の看板には「ぐんまちゃん」、流石群馬、郷土愛を感じる。

8/30 10:19

　このたたずまい、札幌ラーメン屋さんだ。それにしては雰囲気が違うなあ。

8/30 10:20

　6月にオープンしたてという群馬県立世界遺産センター。富岡製糸場のみならず構成資産4つを丁寧に見せてくれる。30分ここで時間を使った。

8/30 10:54

　富岡市のマンホールは富岡製糸場とサクラの花。本当にマンホールは面白い。

8/30 10:55

　そして、上州富岡駅にたどり着きました。ちょうど目の前で下仁田行きが出ていった直後でした。

8/30 10:55

　そして、「お富ちゃん」。ゆるキャラと言っていいのか良くないのか。富岡市、結構この人形ありです。

8/30 10:55

　さあ、駅を離れて、次の場所に向かいましょう。病死した女工さんたちが丁寧に葬られているお寺があるというのでそこにいってみましょうと。

8/30 11:01

　富岡商工会議所、コロナのなか戦っている医療関係者へのメッセージが書かれている。

8/30 11:03

　五郎・・・。ああ〜あああああ〜♪
　ああ、北の国からを思い出す・・・。

8/30 11:05

　で、龍光寺。浄土宗のお寺さんです。ここに、全国から集められた工女さんたちの中で、残念ながら病気で亡くなってしまった方々のお墓があるのだ。

8/30 11:05

　ほかにも、名誉富岡市民などの栄誉がある方のお墓もあるようだ。

8/30 11:06

　大イチョウ、このお寺の銘木だ。380年以上の樹齢を誇っているそうだ。

8/30 11:08

　高橋洋一先生の句碑、「製糸場　工女の墓の　十夜鐘」。

8/30 11:09

　工女の墓は数か所に渡ってある、このような看板があると一人一人のお墓があるということだ。

8/30 11:10

　結構こういう看板がある。数か所に分かれて工女さんのお墓があるようである。

8/30 11:12

　ケイトウですね。

8/30 11:13

　そして、今年初めてのツマグロヒョウモン（メス）になります。南方型のヒョウモンチョウですね。

8/30 11:13

　1日1円か・・・。1人1円でも大きいお金が集まるな・・・。日本人一人に1円もらうだけでも1億2000万円ほど集まりそうだ。

8/30 11:13

　富岡市では、工事現場の看板に「お富さん」が使われていたりする。

8/30 11:17

　おおっ、あれは富岡製糸場でしょうか。

8/30 11:19

　と、ここでデジカメが前に転がる。あっという間だった。よく見るとストラップが切れていた。
　操作はできる、よって手持ちで続行。

8/30 11:22

　さあ、ここが富岡製糸場入り口です。入場料は1000円ですが、私はJAF割引で900円で入場。

8/30 11:28

　この建物、国宝何です。

8/30 11:28

　そして、入り口の上に「明治五年」と書かれています。

8/30 11:30

　最初に導入されたフランス式繰糸機になりますね。

8/30 11:31

　これは、富岡製糸場ではないが江戸時代末期に各地で使われていた繰糸機。

8/30 11:31

　屋根を支える柱には「人は絶対に乗るな」と書かれていました。大きい柱、座ることで強度が落ちて屋根が落ちるかもしれない・・・迷信か？

8/30 11:31

　展示が取り払われた様子、実際のこの中の様子ですね。

8/30 11:34

　外に出ました、次の場所に向かいましょう。

8/30 11:34

　サルスベリの花が満開に咲いていますね。

8/30 11:35

　ここが、検査人官、フランスから読んだお抱え外国人のための官舎になります。

8/30 11:36

　操糸所、国宝になります。ここで、実際に製糸が行われていたということです。

8/30 11:37

　中はこんな感じ。

8/30 11:37

　これは、ニッサンの製糸機械。最初はフランス式を導入したが、その後は国産の機械を導入して、独自の文化を築いていく。

8/30 11:38

　横田英さんの写真、お父さんの横田さんは、自分の娘を女工にすることにより、女工がひどい職場ではないことをアピールした。よって、安心してこの職場を希望する女性が増えたという。

8/30 11:42

　当時の建物は、結構老化が激しく。曲がっているものがほとんどだ。

8/30 11:42

　診療所・病室。当然、女工さんで病気になる人がいたのだが、ここで診療した。

8/30 11:43

　首長館、工場長の宿舎。宿舎のみならず研修所や洋裁室、講堂なども備えています。

8/30 11:45

　世界遺産登録の記念に建てられたモニュメントです。真家に来た時にはなかったやつですね。

8/30 11:45

　そして、その後ろには川が・・・豊富な水を製糸場経営に生かしていたのでしょうね。

8/30 11:46

　寄宿舎、工女たちの寄宿舎になります。今はまだ公開していないので、これからに期待しましょう。

8/30 11:47

　この建物も寄宿舎の建物ですね。かつて、ここで青春を製糸業にささげた女工さんがたくさんいたに違いないでしょう。

8/30 11:59

　ブリュナエンジン、製糸業を行うエンジン。第一代工場長のブリュナさんの名前をつけている。

8/30 12:00

　ブリュナエンジンは、この建物の中に保存されています。

8/30 12:01

　そして、ここからは社宅群です。官営から外れ、民間企業により製糸場が経営されていた時に建てられた工場長さんなどの社宅です。

8/30 12:02

　国宝の、建物を斜めに切り取る。

8/30 12:05

　はい、ここで、富岡製糸場から出ました。その前には食べ物屋さんなどが列を作っています。

8/30 12:09

　ここでちょっと休憩、気温は37度ほど。

8/30 12:11

　冷房と麦茶で体を冷やそう。

8/30 12:20

　そして、そろそろ昼食タイム、どんなもんかとこの店に飛び込んだ。

8/30 12:32

　1400円にて、ざるうどんセット。てんぷらはデフォみたい。しかたがなく、食べる。

8/30 12:45

　駐車場にて、これが富岡市営のコミュニティバスらしい。

8/30 12:46

　駐車場にて、外気温42度とはこれいかに？？？

8/30 13:18

　温泉は、「恵みの湯」、安中榛名市内にある。体がヌルヌルする美人の湯だ。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

感想

aideiei

　この日の前の記録。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2537830.html
（200830の(1)　朝活!!稲含山を往復する。）

　朝8時台に下山した私は迷っていた。このまま自宅に帰るか、どこかもう一つ歩くかだ。朝8時台の下山だから街歩きであればもう一つ歩くことができるだろう、もう一つ山に登るのは流石に厳しい。温泉に入り早めに渋滞を避けて帰宅するのもいいなあと思う。
　道の駅「甘楽」で、カーナビとタブレットで検索し、行こうとする温泉を決めた。でも、温泉の開館時刻は10時、それまで待ってから行くかだなぁ。

　とりあえず温泉に向かっていたが、富岡市内の観光駐車場を見つけ、脳のどこかで「行きたい！！」と思ってしまったのだろう、ハンドルは右回転していつの間にか観光有料駐車場に駐車していた。
　ということで、富岡市内散策である。

　かつて私は、上州富岡駅から富岡製糸場まで歩いて刊行したことがあるが、その当時は世界遺産にもなっていなかったし、観光客も少なかった。

　今回は、6月にできた世界遺産センターを見ることができたし、街もたくさんの観光客がいて活気を帯びていた。歩き始めの気温は32度だったが、MAXでは37度まで気温は上がっていた。歩く限界はどこかと考えながら徐々に歩いていく。
　富岡製糸場は、一大観光地になっていた。そして、まだ改築工事が行われていて、全貌を見ることはできなかった。ああ、まるで日本のサクラダ・ファミリアのようだ。
　
　富岡製糸場では、フランスの技官・技術を導入し製糸業を行っていたが、その後は国産の機械を導入して規模を拡大していった。そして、その技術を逆にヨーロッパをはじめ世界に発信し続けたという点で世界遺産として価値があるそうだ。トヨタ・ニッサンなどの機械が当時使われた機械として展示されていた。

　何せ、世界遺産登録前と登録後では待ちの活気や建物が増えていたりと富岡の街は大きく変わっていた。この世界遺産を構成する施設は全4か所だが、富岡製糸場以外の3か所にも訪れてみたいと思った。