救助隊徒渉講習会(酒匂川)

- GPS
- --:--
- 距離
- 62m
- 登り
- 4m
- 下り
- 0m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
平水以下、水温高め |
写真
感想
連盟の渡渉講習会に参加。
前日の小川谷に引き続き丹沢での活動だったので、そのまま泊り。テント張ったが暑くて寝れず蚊にもたくさん刺された。結局車中泊が快適であった。
講習会は生徒9人に11人の講師と贅沢な布陣。内容も濃いものであった。
・ロープにビレイかけながら単独渡渉体験。見た目で穏やかにに見える流れでも深みにはまるとロープにセルフてしなかったら簡単に流されそうである。体験しないとわからない。
・3人もしくは2名でスクラム組んでの渡渉。お互いのハーネスを掴みPASで繋ぐ。一人より安定感あり渡れる。
・三角法。トップのリードに対して渡渉点下流からビレイし、対岸渡渉し終わったらフィックスして2番手がロープにセルフ取り渡渉。最後は懸垂セットし渡渉。
テキストだけでは理解できないことも実体験して初めてわかる。とてもいい経験となった。
真夏日であったので寒さも全く感じず、逆に熱中症が心配されるほど。
講師の方たちには暑い中貴重な休日を使い大変感謝したい。
酒匂川の谷峨駅付近で行われた、神奈川建勤労者山岳連盟救助隊による渡渉講習会に参加。
事情により、11時過ぎからの参加になってしまったが、渡渉については大体やらせてもらうことができた。
体は上流を向き、足はすり足で進む。
スクラムでは隣の人と出来るだけ接近し、腕、肩、ハーネスやザックを掴んで離れないようにする。3人以上で、あれば強い人が両端に組むが、川床の状態で互いに離れてしまわないように注意。
三角法ではATCやムンターで安全を図りながら、ビレイヤーより下流に行かないよう注意して進む。大きめの石を越えるときは上流側に行くとよい。上は持っていかれるし、下流側は対流が起こる。水深は腰以上になると支えられなかった。
今回はトップやビレイなどは体験できなかったが、渡渉が体感できたのはとても良かった。見た目の川の様子とは違って、川に入ってみると流れがとても強かったし、これ以上は無理だという限界も感じることができた。増水して荒れた時など、進むのか巻くのか撤退するのかなど、判断を誤らないようにしたい。
神奈川労山救助隊による徒渉講習会に参加しました。今年はまだ徒渉トレが出来ていなかったので、講習会の開催は非常にありがたく、募集に飛びつきました。
コロナ禍で例年より受講者が少ないらしく、受講者9名に対して、救助隊スタッフ11名という贅沢な構成で、徒渉技術を学びました。(私は沢登り班に参加)
救助隊スタッフの皆さまには、事前準備、安全確保等含め、1日ありがとうございました。
※今回はすべて空身での実践でした。
(1)まずはある程度の深さ、水圧のかかる徒渉を実体験。
FIXロープにスリングとビナでセルフをとり、すり足で川底を探りながら。スリングは手を伸ばしてロープをつかめる範囲。ビナはスリングにかけただけでなく、クローブヒッチやカウヒッチ等で固定し外れないように。深さ胸くらいで脚が浮き、1歩だすのが怖くなる。が、ロープにしっかりテンションかけると制御できた。
(2)単独徒渉
(1)より弱め&浅めの所で。念のためロープにセルフとるが、ロープは頼らずに。単独では腰が限界。
(3)スクラム徒渉
3人の時は真ん中に弱い人。空身なのでお互いのハーネスをつかみ、出来るだけ間をあけない。水流に対して横に並ぶと全員が水圧を受けてしまい、スクラムの効果減。川底の状況が異なるので、お互いに声かけ合う。安定感あり。
(4)ロープを使用した徒渉
3人パーティ想定で、トップ→セカンド→ラスト、一連の流れをデモ&解説いただく。ロープを懸垂の要領で回収する方法をしていたが、川の流れでロープ同士が絡みつき、ロープが引けなかった。末端交換→ラスト徒渉をしたほうがリスクが少ないと感じた。受講者の実践時には、トップをやらせてもらい、ムンターでロープを出しながら渡るが、上流下流両方からひっぱられて、コントロールが難しかった。末端交換三角法は実践を想定した思考をできるようになった。
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