猿ヶ山(1221ピークまで)
- GPS
- 07:45
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 951m
- 下り
- 945m
コースタイム
天候 | 概ね曇り、朝一時雪、後一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一応積雪十分だが、ブッシュのうるさいところ、林道から尾根への取り付きでは苦労した。標高800〜1100mでは凍結固雪で緊張した。 |
写真
感想
五箇山の西にある猿ヶ山(1448m)は、積雪期の登路として下島辺りからの南東尾根と小瀬からの東尾根があり、今年1月には下島から単独で登った。今回はDちゃんを連れて小瀬から挑戦したのだが..
小瀬からの林道をシール歩きで進む。林道通しでも標高632mまで進めるが、長くてかったるいので尾根への取り付きを探し、490mで山道があると思われる地形から取り付いた。尾根筋に出るまで灌木がうるさかったが、尾根に出てからは歩き易かった。一旦林道に出て谷筋から尾根へと回り込んだ。再び林道に出て取り付きを探すが、最初にNishidenが取り付いて突破した斜面をDちゃんは越せずに、一旦下りて別の取り付き点を探す。急斜面では未だ雪の付きが少なくて、足場の悪い所ではしばしば思い切った足運びを強いられる。
送電線の下は最初は急だが次第に緩くなり、鉄塔のある平原状地で送電線から離れる。ラッセルは踝レベル。907mピークに向かってまた急登となるが、ここでDちゃんが音を上げた。急斜面、狭い樹間で頻繁にターンをしないといけないが、脚力が続かず遂に足が攣ったと。標高840mでギブアップとなりNishiden単独となる。
907mへのその先の登りはやや緩くなるが未だ急坂の範疇で、エッジが食い込まない凍結斜面が現れ、かなり怖い思いをし、時間もかかった。猿ヶ山では要らんだろうと思いながら持って来たピック付きのストックだが、ここでは必要だった。
907mから1221mの間には2回送電線と交差するが、その1本目の辺りも凍結斜面通過があった。その後は樹間も広がり歩きやすくなって1221mピークに到達。青空も見えて日も射し、樹氷が輝いている、安堵のひとときであった。
ここで下島ルートと合流するが、今日はそちらから登った人もいない。後は猿ヶ山頂上まで知っているルートで、概ね緩斜面で歩きやすい筈だ。それでも往復1時間半かかるとすると日が暮れるようだから、ここから下りることにした。
1221mからの滑降は、最初の鉄塔の辺りまで粉雪の最高の斜面、第2鉄塔辺りの凍結斜面を気を付けて通過、緩くなって907mに僅か登り返す。その下は木がうるさくなって来て通れるルートを探しながら、また凍結斜面と雪庇に気を付けながら下りる。Dちゃんのシュプールに出会ってトレースし、林道に到達。そこからDちゃんは尾根筋に戻らずにそのまま林道から下りていた。Nishidenは尾根を下りようかとも考えたが、林道のシュプールに付いていくことにした。ちょっと進むと距離100m位登り返しがあり、失敗したかと思ったが、その後は順調に滑り、殆ど立っているだけで小瀬に帰って来た。
高速で富山に戻ってくると街中に雪が多く、五箇山の方が道路の除雪は完ぺきだった。この日黒部、富山市など富山県東部は大雪で交通にも支障が出ていたが、西部は穏やかだった。天候の点ではラッキーだった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する