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Yamareco

記録ID: 2551827
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ハイキング
甲信越

中央分水嶺・牛首峠の1347m(&お玉ヶ池)

2020年09月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:13
距離
5.6km
登り
593m
下り
613m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:11
休憩
0:00
合計
6:11
6:26
370
12:36
12:36
1
12:37
ゴール地点
06:19 牛首峠P(0.00km) 06:19 - 1270m(0.53km) 07:03 - 東枝尾根と合流(0.65km) 07:21 - 肩(0.68km) 07:24 - 1347m三角点(1.16km) 08:01 - 山頂で休憩(1.29km) 08:32 - 青杭(1.94km) 09:17 - コース間違い修正し青杭まで戻る(2.05km) 09:43 - 林道終点峠(2.14km) 09:58 - お玉ヶ池コース入口(3.07km) 10:42 - お玉ヶ池着11:12 - お玉ヶ池で休憩12:06 - ゴール牛首峠P(4.81km) 12:37
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
居住地、南信州周囲の中央分水嶺踏破に向けて、ただいま奮闘中。
今回は、繋ぎ残した1km弱の、赤線つなぎ山行。
これで中央分水嶺は、塩尻峠〜権兵衛峠まで繋がりました。

加えて、牛首峠の名の由来となった、お玉ヶ池ハイキングコースも歩いてきました。


牛首峠の南に位置する1347mは、
全線においてトレースはかなりはっきり付いていますが、笹被りや草被りが多い。
距離も短く、藪山としては楽な方であるが、
それでも軽い藪漕ぎは覚悟してください。
一般登山道ではありませんので、読図スキルなどは必須です。
ちなみに1347m三角点は、僅かに分水嶺から外れます。

  ●県道牛首峠から1347mピーク●
前半は曖昧な尾根で、トレースが幾筋も。
後半、ヤセ尾根になり、東からの枝尾根が近付くにつれて急登に。
枝尾根が合流したら、肩は間近。


  ●1347mから林道牛首線の峠まで●
ヤセ尾根部分は緩く歩き良いし判り良いが、
急坂になる部分が二ヵ所。
特に今回山行は分水嶺踏破が目的なので、
真の分水嶺を歩くために、登り直してルート修正しました。
(ログが円を描いてる部分)
どうも真の分水嶺に沿った形で、
ほぼ、茸山のバラ線が張られていました。


  ●林道牛首線●
林道牛首線は一般車通行止めで、入り口にはチェーンが掛かってます。
雑草が多く、終盤には倒木や落石も有り、少々荒れていますが、普通に歩けます。
林道の峠部分には柵が設けられていて、以降横川方面への下りは、茸山入山禁止区域です。


  ●お玉ヶ池ハイキングコース●
県道牛首峠から、1km・標高差200m。
ハイキングコースは、全線、遊歩道としての道幅は確保されています。
こまめに整備されている様です。
後半に急坂迂回路で枝分かれしますが、一本道ですので迷う事は無いでしょう。
ただし、コロナ禍の今年に限ってなのか、
少し雑草被りが目立ち、倒木箇所も有りました。
今年の整備は、まだ入っていないのかもしれません。

それなりに深い山中ですし、それなりに高く登りますので、
「中山道・牛首峠に来たついでに、ちょいと寄ってみようか?」
といった安易な入山は控えた方が無難。
軽登山のつもりで臨んだ方が良いと思われます。
県道・牛首峠脇の【お玉ヶ池登山者用駐車場】。
5台〜詰めて8台くらい。
県道・牛首峠脇の【お玉ヶ池登山者用駐車場】。
5台〜詰めて8台くらい。
牛首峠のすぐ横に見える鳥居。
此処から取付く。
雑草が煩わしそうだが、木立に入ればすぐ治まる。
牛首峠のすぐ横に見える鳥居。
此処から取付く。
雑草が煩わしそうだが、木立に入ればすぐ治まる。
トレースは、こんな良い箇所も有るが・・・。
トレースは、こんな良い箇所も有るが・・・。
ほぼ全線が、御覧の様な笹被り。
ほぼ全線が、御覧の様な笹被り。
それでも、1275m辺りからヤセ尾根になり、
歩きやすくなる。
それでも、1275m辺りからヤセ尾根になり、
歩きやすくなる。
東からの枝尾根が合流したら・・・。
東からの枝尾根が合流したら・・・。
肩は間近。
肩の台地。
茸山の看板とバラ線。
肩の台地。
茸山の看板とバラ線。
肩から、主稜線へ向かう。
肩から、主稜線へ向かう。
主稜線。
分水嶺ピーク。
1347m三角点。
地図の表記より、少し南のコブピークに有ったのだが・・・。
1347m三角点。
地図の表記より、少し南のコブピークに有ったのだが・・・。
分水嶺ピークに戻る。
下降点は、画像左のテープが目印。
分水嶺ピークに戻る。
下降点は、画像左のテープが目印。
緩傾斜のヤセ尾根。
緩傾斜のヤセ尾根。
1300m付近からの急降下点。
画像左手にトレースが伸びているが、
真の分水嶺は右手へ。
右手に少し下ると、下の尾根が見えてくる。
1300m付近からの急降下点。
画像左手にトレースが伸びているが、
真の分水嶺は右手へ。
右手に少し下ると、下の尾根が見えてくる。
間違えて左へ下ったので、
強引に右手尾根へトラバース。
間違えて左へ下ったので、
強引に右手尾根へトラバース。
余計な手間だが、
真の分水嶺踏破の為に、
先程の1300mまで登り直す。
余計な手間だが、
真の分水嶺踏破の為に、
先程の1300mまで登り直す。
画像右手に、北北東に延びる枝尾根が現れる。
分水嶺は、直進。
画像右手に、北北東に延びる枝尾根が現れる。
分水嶺は、直進。
ヤセ尾根はこの青杭から、再度急降下。
ヤセ尾根はこの青杭から、再度急降下。
また分水嶺を外した。
また分水嶺を外した。
先程の青杭まで登り直し、
下降ポイントにテープを付けておく。
先程の青杭まで登り直し、
下降ポイントにテープを付けておく。
林道の看板が見えてきた。
林道の看板が見えてきた。
林道牛首線の終点、峠の柵。
林道牛首線の終点、峠の柵。
林道峠から見た分水嶺は、
画像の左手の小尾根。
林道峠から見た分水嶺は、
画像の左手の小尾根。
林道の上部は、少し荒れています。
倒木や落石、雑草なども多い。
林道の上部は、少し荒れています。
倒木や落石、雑草なども多い。
お玉ヶ池への入口、看板有り。
ここから615mとの事。
お玉ヶ池への入口、看板有り。
ここから615mとの事。
前半が、尾根へ至る、斜面のジグザク道。
歩きやすい広い道だが、雑草被りや倒木なども。
今年の整備はまだ入っていない模様。
前半が、尾根へ至る、斜面のジグザク道。
歩きやすい広い道だが、雑草被りや倒木なども。
今年の整備はまだ入っていない模様。
後半が尾根道。
尾根に乗ったら御覧の看板。
(板面が外れている。)
後半が尾根道。
尾根に乗ったら御覧の看板。
(板面が外れている。)
尾根道の中間に、道が分岐しているが、急坂の迂回路だった。
よって、お玉ヶ池コースは一本道と考えて良い。
迷う心配は無さそうだ。
尾根道の中間に、道が分岐しているが、急坂の迂回路だった。
よって、お玉ヶ池コースは一本道と考えて良い。
迷う心配は無さそうだ。
終盤に有るベンチ。
木製ベンチの劣化具合から見て、
このベンチは近年設置された物と思われる。
終盤に有るベンチ。
木製ベンチの劣化具合から見て、
このベンチは近年設置された物と思われる。
看板が見えてきた。
あそこがお玉ヶ池らしい。
看板が見えてきた。
あそこがお玉ヶ池らしい。
土砂や木葉屑などが溜まって、澱んでいる。
これは、池というより沼だな。
土砂や木葉屑などが溜まって、澱んでいる。
これは、池というより沼だな。
ただ、お玉ヶ池から流れ落ちる水は、
結構綺麗だし、冷たかった。
また、澱んだ沼にありがちな、
苔っぽい悪臭や、大量の虫の発生も無かった。
ただ、お玉ヶ池から流れ落ちる水は、
結構綺麗だし、冷たかった。
また、澱んだ沼にありがちな、
苔っぽい悪臭や、大量の虫の発生も無かった。
お玉ヶ池の脇に、祠。
お玉ヶ池の脇に、祠。
お玉ヶ池周辺の全景。
穏やかな良い場所。

わりと綺麗な流水も得られるので、
かつては山仕事の者たちの、良い休憩場所だったであろう。
お玉ヶ池周辺の全景。
穏やかな良い場所。

わりと綺麗な流水も得られるので、
かつては山仕事の者たちの、良い休憩場所だったであろう。
説明看板が外れていたので・・・。
説明看板が外れていたので・・・。
手持ちの紐で応急補修しておいた。
手持ちの紐で応急補修しておいた。
お玉ヶ池ほとりに有る、看板。
お玉ヶ池ほとりに有る、看板。
ハイキングコースを戻り、林道沿い西ノ沢で顔を洗う。
この西ノ沢は、お玉ヶ池から流れ出たもの。
ハイキングコースを戻り、林道沿い西ノ沢で顔を洗う。
この西ノ沢は、お玉ヶ池から流れ出たもの。
車道、牛首峠へ戻る。
林道牛首線入口のチェーンが見えてきた。
車道、牛首峠へ戻る。
林道牛首線入口のチェーンが見えてきた。
チェーン入口脇の看板。
チェーン入口脇の看板。

感想

上伊那周辺の中央分水嶺踏破。
4月の末に、1347mピーク〜牛首峠は歩き終えたのですが、
今回は、残す1347m〜林道峠の1km弱を。

これで中央分水嶺は、塩尻峠から権兵衛峠まで繋ぎました。
(本当は、30年前に権兵衛峠〜駒ヶ岳も歩いているので、茶臼分岐まで繋がったのですが・・・。
大棚入山も以前登っているので、残す大きな課題は、茶臼岳〜大棚入山ですね。
これはかなりシンドそう。)


お玉ヶ池ハイキングコース。
恐らくこれは、本格的な山屋からは、あまり見向きもされないコースだと思います。
池自体も、現在は澱んだ沼で、そんなに美しいものでもない。
が、池周辺は静かで穏やかな場所で、私は気に入りました。
何より此処は、牛首峠の名前の由来ともなった場所です。
機会あれば、一度は訪ねてみるのも悪くないと思います。


快晴夏空で、暑いのは暑かったですが、
山中で休んでる際には結構涼しかった。
真夏の、うだるような暑さではなかった。
やはり9月ですね。

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コメント

お疲れさまでした
お玉ヶ池 そんなコースがあるのですね。
ワタシがその辺りを歩いたころ(9年前になりますが)、あったかしら?
ただ歩くだけのワタシと違って、テーマがある感じで良いですね
2020/9/6 22:07
RE.お疲れさまでした
コメ、ありがとうございます。

本州の北から南までの分水嶺を繋げた方も居られる様ですので、
それから比べたらほんの微々たるものですが、
きちんと赤線が繋がったら、やはり嬉しいものですね。


お玉ヶ池は、何しろ中途半端なコースです。
ついでの立ち寄りにはハード過ぎるし、わざわざ計画立てて登るには物足りないし。
また、終点に絶景が待ってるならいざ知らず、画像の様な水溜まりですし、ね。
ベンチや看板の具合から察するに、
設置されてまだ5年も経っていない様に思われます。
なので、コース整備されたのは、最近の事かもしれませんね。

山名や地名に、少し興味が有ります。
【牛首】なんていう少し変わった地名の由来でもあるので、
やはり一度行ってみたかった。
yama-takeさんには歩き足りないかも、ですが、
池の西側の尾根から1347mへ向かうのも、面白いかも。
2020/9/6 23:17
プロフィール画像
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