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Yamareco

記録ID: 255453
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山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬鑓ヶ岳(稜線の少し下まで)

2004年05月01日(土) 〜 2004年05月03日(月)
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masa90125 その他3人

コースタイム

5月1日(土)
ロープウェイ終点 (1,829m) 10:20
11:15 休憩 (2,035m) 11:30
12:10 休憩 (2,225m) 12:40
13:00 稜線の少し下 (2,345m) 13:40
14:10 白馬沢 (1,375m) 14:40
15:20 休憩 (1,560m) 15:40
16:25 小日向のコル (1,824m) 20:30

5月2日(日)
小日向のコル (1,824m) 8:00
8:05 湯ノ入沢出合 (1,750m) 8:20
9:20 白馬鑓温泉 (2,040m) 9:45
10:35 休憩 (2,300m) 10:55
11:50 休憩 (2,505m) 12:15
12:20 稜線の下 (2,555m) 12:45
13:00 白馬鑓温泉 (2,040m) 15:50
16:00 湯ノ入沢出合 (1,750m) 16:20
17:00 小日向のコル (1,824m)

5月3日(月)
8:00 小日向のコル(1,824m)10:35
11:00 猿倉 (1,230m)
天候 5月1日(土) 晴れ
5月2日(日) 晴れ
5月3日(月) 晴れ
過去天気図(気象庁) 2004年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
栂池スキー場 駐車料金 1日500円

ゴンドラ・ロープウェイ1,720円+荷物300円

タクシー 猿倉〜栂池スキー場 5,000円 
コース状況/
危険箇所等
倉下の湯 入浴料500円
猿倉で乗ったタクシーで運転手さんから聞いた話では、ここが源泉とのことであった。

感想

栂池自然園から登り金山沢をスキーで滑り、小日向のコルに登り返し、小日向のコルをベースに白馬鑓ヶ岳を往復する計画で出かけた。
鑓沢と杓子沢を滑る予定で、当初3泊4日の計画であったが、4日目が天気が悪い予報だったので、2泊3日とした。

5月1日(土)

ロープウェイ終点で、スキーにシールをつけて歩き始める。
栂池自然園の中を歩き、稜線を目指して登る。

広い斜面である。
白馬岳から鹿島槍ヶ岳までよく見える。

時間の関係で、稜線の少し下(標高2345m)から金山沢を滑降することとする。

快適な滑りで、幕営用の荷物を背負って重いのであるが、あまり苦にならなかった。

あっという間に白馬沢に到着。
ここからスキーにシールをつけて、小日向のコルへ登り返す。
途中、標高1560mで休憩を入れる。
ここから小日向のコルが見える。
1時間45分の登りで、小日向のコルに到着した。

小日向のコルで幕営。
水は雪解け水を双子岩でとる。
明治大学と千葉大学のパーティが、水をくむための一斗缶をおいている。

5月2日(日)

今日は鑓沢を滑ることとする。

鑓沢の出合までスキーで滑降する。
出合からシールをつけて白馬槍ヶ岳を目指して登る。

出合から登ること4時間、標高2555mで、稜線まで後もう少しではあるが、風が強いためここから下ることとする。
ザラメ雪が風で巻き上げられて、顔に当たり、痛い。
スキーからシールをはずして滑降開始する。

滑り初めて15分で、白馬鑓温泉に到着する。
ここで、今日の疲れを癒やすために風呂にはいる。
雪解け水の入る量が少ないため、お湯が熱い。また、お湯が流れないため、ゴミが浮いている。

風呂から上がると、救助を求めている人がいるとのことで、自分たちのパーティのうち二人がが上に向かう。
しばらくすると、警察のヘリコプターを呼んでほしいとの声が聞こえてきたので、現場に向かう。
白馬鑓温泉から50mほど登った現場に行くと、女性が顔を血だらけにしており、周りの雪も血の色に染まっている。
これは大変なことになったなと思い、携帯電話で警察に連絡するが、こちらからは相手の話すことはわかるが、相手はこちらのいっていることがよく聞き取れないらしい。
ほかに携帯電話を持っている人はいないかというので、白馬鑓温泉に戻ると、登山者を連れた山岳ガイドの人がおり、その人が無線を使うなどしていろいろ手配してくれる。
それから、現場に戻り、ヘリコプターがくるのを1時間ほど待つ。
けがをした人は男性と女性の2人組のパーティであり、踏み跡があったということで誤って稜線を下ってきて女性が滑落し、雪で額を切った模様である(沢を下るのが正しい。女性は額を切っており、手当をした青池さんの話では羽まで見えたとのことである。)。
やがてヘリコプターがきて、女性を救助していくが、男性が荷物はないといったため、警察は女性のザックをおいていく。
そこで、小日向のコルまでは我々が荷物を分散して運び、そこからは山岳ガイドの人が猿倉まで荷物を運ぶこととする(たまたま山岳ガイドの人がおり、非常に助かった。我々だけでは対処できなかったかもしれない。)。"

明日、杓子沢を登り、白馬鑓ヶ岳を目指す予定であったが、明後日は天気が悪い予報であることから、明日、猿倉に下山することとする。

5月3日(月)

朝食を食べ、10時過ぎに外に出てテントを撤収していると雲が出てきた。天気予報のとおりのようである。

猿倉まではスキーで滑って下る。
夏道沿いではなく、尾根をスキーで滑って下る。

25分で猿倉に到着。
猿倉からタクシーに乗って栂池スキー場に向かう。

タクシーに乗っているときに運転手さんから聞いた倉下の湯で入浴してから帰路についた。

倉下の湯は猿倉から栂池スキー場に向かう途中にあった。

倉下の湯は、お湯の色が赤茶色であった。

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