大山初日の出登山
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 946m
- 下り
- 583m
コースタイム
大山山頂7:37-9:21下社
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂付近は登山道に凍結している箇所があるので場所によっては滑る。 |
写真
感想
元旦の天気が良いらしいことは分かっていたので計画したのだけれど
年末の休暇初日の朝にひょんなことから左ひざを捻ってしまった。
翌30日は一日雨で養生に努めた、31日は午前中に外出するもやはり階段がキツイことには変わらなかった。
午後仮眠をとり、いつもの大みそか同様そばを食べ、紅白を見て過ごした。
しかし紅白を見終わり出かけた。
駅のホームで新年を迎えた。
12/31〜1/1は小田急線も神奈中も大山ケーブルカーも臨時ダイヤで大山阿夫利神社への初詣をサポートしてくれる。
はじめヤビツ峠へ車で行ってそこから大山山頂を目指したが
ヤビツ峠の駐車場の状況がよくわからなかったので安全策で下社からのルートを選んだ。
伊勢原駅北口を出た神奈中のバスは30分かからず大山ケーブルのバス停までたどり着く。
登山はこのバス停から始まる。
ケーブルカーの駅までは案外登る。
いつもは登りでは使用しないシングルストックを左手にその左手を三本目の足として登っていく。ペースはいつものようにはいかないけれどゆっくりながら確実に登る。
どうしようか悩んだのだけど下社までケーブルカーを使わずに女坂を登った。
女坂を選んだのは大山寺があることもあるけれど、女坂は一応照明があるからでもある。
下社に着いた、下社からでも下界の夜景はなかなかに美しい。
けれどやはり山頂を目指した。
下社からのルートは初めに長い石段から始まる。
勾配がきつく少し段の乱れているこの石段がある意味このルートの核心?
そこを登りきるとあとは普通に階段を登れる人なら難なく登れる登山道だと思う。
ただし、今の私は普通に階段を登れないからゆっくりとヘッドライトの明かりを頼りに登って行った。
何度も登っているルートなので焦ることなく着実に歩を進め時間は要したものの大山山頂にたどり着いた。
山頂は既に多くの人であふれていた。
山頂はもちろん、その下の展望台にはテントを張ってご来光を待つ方々もいらっしゃる。
話は少し前の事になるけれど小田急線の社内で酔っ払いにからまれた。
からまれたと言うのは少々言い過ぎだけれども私の恰好を見て興味を持ったのだろう。
大山登山のありがたいアドバイスを頂いた、ただそれが長かっただけなのだ。
その酔っ払いさんから頂いたアドバイスが初日の出は三浦半島方面から昇るというアドバイス。
三浦半島をメインとするなら茶屋のある方がベストなのだけれど
ただそちらだと三浦半島から相模湾だけしか見えないのでやはり展望台の方を選んだ。
展望台からは江の島、三浦半島、その先に房総。
正面には相模川、私の住む海老名、その先に横浜、東京湾。
そこから左に視線をずらせば都内になる。
昼間でもそれとわかる東京スカイツリーはもちろん、夜だと東京タワーもはっきりと分かる。
また都心に赤い光が多いのはそれだけ高層ビルが多いからだろう。
そんな夜景を撮影しながら過ごすがさすがに寒くなってきた。
風が無いのがなによりの幸いだったけれどもそれでも冷えた。
日の出はアドバイス通り三浦半島その先の房総半島から。
雲があったので雲と雲の間から太陽が顔を出したその束の間が一応のご来光。
その後山頂西側へ行き富士山を一望する。
そしてこの後、覚悟はしていたけれど下りが始まる。
足を痛めている時、登りより下りがきついのは言わずもがな。
恰好だけ立派で比較的若いのに小さな歩幅でゆっくりと下っていく。
途中ほとんどの人に道を譲りながらだからちょっとへこむ。
山頂付近は霜柱が立派に育っていて見ものなのだけれど
単に登山道が凍っている場所がありそこが滑る。
ストックに頼りながらだからたまに滑ってこれまたかっこ悪い。
最後の石段は一段に二歩かけながら下りやっと下社にたどりついた。
膝から下だけ異様に疲労感のある登山はここで終わりにした。
降りて降りれない事は無いと思うのだけれど
こんなところで不必要に膝を痛めつけることも無いかなと思いケーブルカーで降りた。
地元の山だから無理して登ることも無かったのだけれど
初日の出は年に一回だし天候に恵まれるとも限らないので行ったかいはあったと思う。
条件の悪い中でもそれなりに登れたこともそれはそれで収穫があった。
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