膝痛での赤岳見学


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 920m
- 下り
- 921m
コースタイム
10:18美濃戸口-11:16美濃戸山荘11:26-14:23行者小屋14:36-14:52中山乗越展望台15:12-15:48赤岳鉱泉
2日目
7:20赤岳鉱泉-8:18堰堤広場-9:04美濃戸山荘-10:01美濃戸口
天候 | 1日目、2日目ともに快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口〜美濃戸 林道は完全に雪の路面。傾斜のある箇所は滑りやすい 美濃戸〜(南沢)〜行者小屋 雪は踏み固められていてルートは分かりやすい、箇所箇所アイゼンがあった方がいい箇所がある 赤岳鉱泉〜(北沢)〜美濃戸 南沢よりアップダウンが無くて危険箇所は少ない |
写真
感想
左膝ひねり登山第二弾・・・なんじゃそりゃ。
昨年同様に正月の赤岳登山の計画を立てていた年末のその休みが始まった初日のその朝に左膝をひねるという体たらく。
家の階段を登るのも辛いような状況ながら予定通り元旦に地元の大山に登りそして4日早朝にザックを担いで家を出た。玄関を開けた瞬間に大きな流星が一つ落ちる。そういえばなんとか流星群がピークだったっけ。
昨年同様スーパーあずさで茅野駅、そこからバスで美濃戸口にたどり着く。
ストックをケガした左側に持ち林道をまずは美濃戸まで。
昨年は(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-161159.html)50分程で歩いたこの道を1時間以上をかけてしまう。
美濃戸山荘でアイゼンを履き昨年とは逆で南沢を登る事にする。
今年はずっと雪が降っていてこの年末年始で雪が降らなかったのは今日で2日目という話は小屋の親父の言葉から。
南沢は北沢と比べるとアップダウンのあるコースではあるもののやはり苦労した。
登りは膝への負担が少ないもののペースは上がらず下りは正直つらい。
後ろから来る方々に先をゆずりながらまだかまだかと先を急ぐ、昨年の北沢は1時間半だったが今年の南沢はその倍、3時間もかかった。
14時半の到着。赤岳展望荘を目指しても今の自分では明るい内にはたどり着けなさそうなので中山乗越展望台をその日の到達点としてそのまま赤岳鉱泉へ降りる事とした。
中山乗越展望台からの展望はまさに絶景、昨年は黒い岩肌がかなり見えていたけれど今年は横岳から赤岳、阿弥陀岳の稜線には雪がしっかりと付いて真っ白。
まぶしい光景だった。30分ほどその景色を堪能した。
ただここからの乗越までの下りがきつかったのは勿論、乗越から赤岳鉱泉までの下りもかなりきつかった。
この時点で明日の赤岳登頂の予定は消えた。
おそらく登れば登れるけれど下りが悲惨な事になる。赤岳から行者小屋まで下ってもそこからバス停までは3時間ある。おそらくこの足なら3時間以上かかってしまうだろう。
宿を行者ではなく赤岳鉱泉に選んだのもこの下りを試してみたかった事もある・・・ただ料理目当てと言うのもある。
赤岳鉱泉での夕食は豚しゃぶと焼きさんまだった。
大きなさんま丸々一匹は食べ応えがあった。
夕食後、消灯までの間、外で星空の撮影をした。
この夜の夜空は空が黒く感じられる程に暗い空で、星のきらめきを際立たせていた。
上で見たらもっと美しかっただろうけれど、上では外で撮影できる余裕がなかったかもしれない。
翌朝、朝食後に下山。
この日も望んでもそうはなかなか無い快晴、何度も後ろ髪ひかれたけれど北沢を下った。
比較的傾斜の緩い北沢だけれどもやはり歩き続けていると左膝にくる。
下って正解だった。
これだけ天気と雪のそろった年がこれから何年後にあるのかわからないけれど
次に万全で挑もうと思う。
上へは行けなかったけれども、それでも満足出来るような素晴らしい場所だった。
私はたまたまこのルートになったけれど、雪山初心者の方にはこんなルートもオススメかと思う。
危険は比較的少ないけれどこの絶景を楽しめる。そして山小屋とは思えない充実した食事もある。
まぁこれも赤岳鉱泉で食事中、隣のテーブルでの話題だったのだけれど。
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