【過去レコ】御嶽山 田の原から往復
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 883m
- 下り
- 877m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 王滝温泉 うしげの湯 https://www.mtlabs.co.jp/shinshu/onsen/ohtaki.htm 2010年に営業終了となっていました |
写真
感想
この日はTR君と山に行こうと予定を合わせていた.が,数日前から天気予報がパッとしない.北陸方面は天気が良さそうだったので,荒島岳にしようかとも思ったが,「メジャーな山に行きたい」という思いと,天気予報が曇りになったので,何とかなるだろうと御嶽に決める.
前日の夕方にTR君を岐阜駅に迎えに行き,「宝屋」でラーメンを食べ帰宅.9時には横になった.でも,なかなか寝付けず,ちょっとうとうとしただけで1時半起床.
中津川ICまで高速で行くことにする.ここからは国道19号を木曽福島方面へ向かう.決して広い道ではないが,信号がほとんどないので快適だ.御嶽スカイラインに入ってからは,思ったより長かった距離と眠さのピークに負けそうになりながらも,何とか田の原の駐車場に着いた.この時点で小雨が降っていたので,雨が止まないかなぁという淡い期待を込めてしばし仮眠をとった.30分後に目を覚ますと,さっきより少しだけ雨脚が強くなっている.仕方がないので,朝食を摂り,カッパを着て出発することにする.
駐車場脇の石の鳥居をくぐり,田の原天然公園の遊歩道を行く.不思議なことにほとんど手ぶらで歩いているお年寄りが数組いる.こんな格好で頂上まで行くのか?と思ったら,近くに御嶽教の社務所があった.恐らく,ここにお参りに来たのだろう.正面に御嶽が見えるはずだが,ガスがかかって真っ白だ.しばらく行くと左手に大江権現,右手にあかっぱげがある.あかっぱげで最初の休憩.いつも思うが,最初の30分が意外と息があがってつらい.ここからは,大きな石が取り巻く道を登っていく.7合目金剛童子,8号目,9合目と順調に通過.天候が悪い割りに,コースタイムとほぼ同じペースだ.随所に御嶽教の社や像があり,ここが霊山であることを実感させられる.
9合目からもうひと踏ん張りで王滝頂上へ.王滝頂上山荘でバッヂが売っているとネットに載っていたので,ここで購入.しばらく,山荘で休憩した後,王滝頂上神社で交通安全のお守りキーホルダーを買った(自分の車のナンバーをシールで貼り付けるタイプ).
王滝頂上神社の横から剣が峰への道がある.八丁ダルミで硫黄のものすごい臭いに耐えながら岩礫の斜面を20分程登ると剣が峰だ.八丁ダルミは噴気があがっているはずだが,視界が悪くてとても見えない.剣が峰も展望は全くなく,人影はまばら.気温13℃,気圧706hPa?.おじさんと写真を取り合って,早々に退散してきた.頂上山荘の入口に「頂上限定バッヂ」の張り紙があるので入ってみると,3種類売っている.さっき買ったバッヂを見ると「王滝頂上」となっている・・・仕方がないので,ここでも1個買った.
計画では二ノ池方面へお鉢巡りをするはずだったが,この天気では何も見えないだろうと中止.「剣が峰旭館」の中で休ませてもらい,昼食とする.この間に体が冷えてしまったようで,フリースを着込んで下山することにした.小屋を出ると,さっきより天気が悪くなっている印象だ.メガネが濡れて前が見えない.試しにはずしてみると,こっちの方がよく見える.雨脚が弱くなるまではメガネなしで歩いた.メガネがないのと疲れているので下りは全くペースがあがらない.帰りは王滝奥の院へ寄り道してくる計画も,頓挫.どうやら,王滝頂上付近で道が分かれていたようだが,見落としてしまった.
田の原の駐車場が見えて来た頃に少し晴れてきた.田の原天然公園の展望台に立ち寄ると,今日初めての良い眺め!北・中央・南アルプス方面を見渡すことができた.
御岳スカイラインを下る途中にうしげの湯に立ち寄る.その後,御岳百草丸の売店で木曽の蕎麦を食べ,帰路につく.予想通り眠くて,眠くて,途中で2度仮眠を取りつつ帰宅.登り甲斐がある山だったし,まずまず満足できる山行ではあったが,天気が悪かったのが実に悔しい.是非,天気の良い日にリベンジしたい.小坂から飛騨頂上を目指すのも良いだろう.
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