ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 262733
全員に公開
雪山ハイキング
蔵王・面白山・船形山

黒鼻山〜膝丈ラッセル満喫、快速登山者をみた

2013年01月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:34
距離
6.8km
登り
354m
下り
347m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:02泉ヶ岳大駐車場-8:19関口8:24-9:58 800m地点-10:20稜線-10:44黒鼻山
10:50黒鼻山-11:18〜33北泉方面へちょっと往復-11:50 800m地点-12:15関口-12:37泉ヶ岳大駐車場
天候 小雪時々晴れ間
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
仙台市営バス 泉ヶ岳少年自然の家
コース状況/
危険箇所等
道の状況
関口-800m地点位は赤テープの他道形も大体わかる
800m地点〜稜線上は道はよくわからないが赤テープところどころ
水神コース入口
関口で肘川渡渉
靴底ひたひた程度
関口で肘川渡渉
靴底ひたひた程度
ラッセル跡に惑わされたがルートに戻る
2
ラッセル跡に惑わされたがルートに戻る
なんとなくルートはわかる
1
なんとなくルートはわかる
800m手前晴れ間が覗く
800m手前晴れ間が覗く
800mを越えなだらかな傾斜を稜線に向け東進すると南側に妙な雪の畝が続く(どうやってできる?)
2
800mを越えなだらかな傾斜を稜線に向け東進すると南側に妙な雪の畝が続く(どうやってできる?)
こんな明るい疎林が続き
こんな明るい疎林が続き
時々日が射す
やっと辿り着いた黒鼻山
快速のワカンの方のおかげ
3
やっと辿り着いた黒鼻山
快速のワカンの方のおかげ
山頂を振り返る
少しだけ北泉方面に歩いてみる
1
少しだけ北泉方面に歩いてみる
800mコンター付近でエネルギー補給
雪山なのでアルコールは控えて
800mコンター付近でエネルギー補給
雪山なのでアルコールは控えて
帰りは尾根を直下降
下りはあっという間
帰りは尾根を直下降
下りはあっという間
採草地から黒鼻山方面
2
採草地から黒鼻山方面
おっと、コゲラが
11
おっと、コゲラが
背中も見てね!
こっちはコガラか
8
こっちはコガラか
ペンギンポーズ

感想

 昨秋泉ヶ岳頂上から眺めたとき黒鼻山の長い平な頂稜が妙に印象的だった。調べると夏道はなく、冬季雪の上を辿って登るという。昨日蕃山軽ハイクから戻り、さて明日も天気はまずまずなどと思っていたら、急に頭痛がし始めた。風邪がぶり返した?とりあえず早めにふて寝。その分早めに目が覚めると、頭痛は大分治まった。ならばと、半日コース限定で行けるところまで(12:55のバスで帰れるよう)、頭痛が出たら引返すと自分に課して、気になっていた黒鼻山へ。
 小雪がちらつく中、関口につくと肘川を渡る方向へとトレースが付いている。肘川を渡ってもくっきりしたトレースが続く。こりゃ楽だとトレースを辿っていると、ルートが尾根上に曲がると思われる当りでルートを左に外れ沢の方にそれ始める。そのまま着いていくと沢状のところで引き返した様で、トレースが途切れる。しまったと思ったが、仕方ないので時折腰まで潜りながら右手尾根上に出るとトレースはないがわずかにところどころ道形がわかる。ルートは急斜面では結構ジグザグを切っているようだ。スノーシューでもほぼ膝まで潜るラッセルは、急傾斜だともっと深くなる。距離は長いがルートを辿る。遅々として進まないが、日も差し始め、サクサクの雪を踏むのは気持ちいい。やっと傾斜が緩む800m付近に登り着いたところで、後ろから急に声をかけられる。ワカンの単独の方で、ラッセルの礼を言われ、ここから行けるところまでラッセルすると言って先行される。
 ありがたくラッセル跡に付いていくが、あれちっとも追いつかないぞ、いやむしろじりじり離れる。それにしてもラッセルなのになんて歩幅だ。せっかくのラッセル跡なのに、歩幅を合わせようとすると結構きつい。ちょっと写真でも撮ろうものならどばっと差が開く。稜線に出て黒鼻に向かって降りる途中で姿が見えなくなり、天気も再び雪が舞い始める。頂上手前の深雪帯でやっと後姿をとらえる。
 黒鼻頂上は南側が開けているが、本日は展望なし。ワカンの方に礼を述べると、先週も北泉から黒鼻を歩いたが下りは楽なんですよね、今日は北泉までは無理だが途中まで行って降りるなどと話されるが、そもそも規格違いですな。
 帰りは往路を戻るが、黒鼻のテラスとやらを探してと思ったが、よくわからず雪が強くなったので途中であきらめ、かと思えば多少時間があるので稜線から下る前に北泉へのトレース(先のワカンの方が付けた)をちょっと辿ってみたりして、800mコンター地点で小休止。ここからは、トレースにとらわれず一直線に下るのが超楽しー。楽しいのはあっという間で、関口に降り着いた。途中採草地で遊んでも、予定のバスに余裕で間に合ったのでした。なんとか、頭痛とか、風邪はぶり返さなかたようです。
 快速のワカンの方の様な歩き、小生には(若い時でも)とても無理ですが、雪山をより安全に歩くにはもう少し体力も戻さないとと思いました。
 黒鼻山、派手ではないが静かで落ち着いた森の逍遥、もっと天気のいい時、ゆっくり訪れたかったですね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1051人

コメント

odaxさん
その快速の方は、黄色い上下の方ではありませんでしたか。去年2回、同じ快速の方にあっていて、黒鼻の主って密かに呼んでいましたよ
*私の記録に後ろ姿載せちゃいました。

黒鼻の尾根は、標高差はあまりないですが、ノートレースが基本なので、ラッセル苦しいですね。お天気がいいとそれなりに楽しいけど。
黒鼻のテラスは、地図上で西に逸れられた所、小高くなっていますが、そこを少し降りると展望があるんです。今は木が少し伸びてるかなあ
2013/1/21 21:08
黄の疾風、黒鼻の主
 黒鼻山に目を付けたとき、ルートは山レコで予習しました。もちろんkiyoshiさんのレコも読ませていただいており、そのワカンの方の歩きを見た時、kiyoshiさんの記述を思い出してました。
 黄色の上下、まさにその通りでした。先行された時、古式泳法の抜き手のような感じで足を弧を描くように次々前方繰り出していくのです。その歩幅、平地では1m近く(ラッセルでですよ )。トレース済みの山頂からの戻りときたら、その方のほんの少し後に出立しましたが・・・、もちろんあっという間に見えなくなりました。しかし、まさかラッセルの人に追いつけないとは・
 黒鼻のテラス、再訪のチャンスがあれば今度はきっちり行きたいと思います。
 
 
2013/1/21 22:00
ゲスト
頂稜に憧れる
 山容や稜線に憧れて、そこを歩いてみたいと思います。
そしてそこが展望もよかったらもっと感激しますが、
今の時期ではそう高い山には登れないので、
地図を見ながらルートを前もって考えては雪上を歩く。
それができるこの季節は一番好きな季節です。
2013/1/22 17:38
好きな季節
 そうですね。雑物を覆い隠す厚い雪は、山稜の本来もつ美しいフォルムを単純化して際立たせるだけでなく、人が設けた登山道などの境界をも覆い尽くし、そこに遊ぶもののフィールドを広げてくれるも大きな魅力なのかもしれませんね。
 年に2、3回薄い積雪をみる程度の瀬戸の島に育った小生ですが、横浜に出て山を始めてからは、へたれながらも、冬も八ヶ岳あたりまでは何度か出掛け、それなりに深雪も経験したことはあります。でもこちら東北に来ると、付近の数百mの低山でもつぼ足では難しいほどのラッセルが必要になる(否、ラッセルを愉しめる? )んですね。そんなプチ雪山遊び、結構くせになりそうです。
 でも、もともとスポーツというより生物好きから山に入ったので、様々な生物(最近は もちょっと)に出会える春から夏のほっつき歩き、好きですね〜。でも、年食うごとに錦秋の秋も捨てがたくなってきた。て、欲張りでしょうか
2013/1/23 0:43
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら