長尾山


- GPS
- --:--
- 距離
- 2.9km
- 登り
- 409m
- 下り
- 394m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
10月最初の日曜日の移動運用は箱根外輪山西側に位置する長尾山(標高1150m)。
同じ尾根沿いにある長尾峠は車でもアプローチ出来て比較的移動運用地として有名だが、長尾山のほうは殆ど聞かない。
乙女峠から金時山への尾根沿いにあるピーク。9月に赴いた丸岳とは逆方向。
今回、乙女峠までのルートは御殿場側ではなく、東側箱根町方面からアプローチした。
新宿駅午前7時発「はこね1号」で箱根湯本経由、8時50分発箱根登山バス「乙女峠」行きバスに乗り、9時18分、登山口最寄の「乙女口」バス停で下車。
バスはハイカーでほぼ座席が埋まっていたが、ここで降りたのは自分を含め2人だけ。
最初、登山口が分からず戸惑ったが、車道沿いバス停の少し西側にあった。
乙女峠へはここから徒歩で40分程とのこと。
09時25分、登山開始。
最初は木の根むき出しの植林帯を進む。暗くて足が重い。
しばらく行くと再びヘアピンカーブした車道が左側に現れる。ここを通り過ぎると岩がごろごろした登山道へ。
道中は眺望もほとんどなく、乙女峠バス停から上ったときと同じような感じ。
所々にケルンみたいな石の塔。
10時28分、乙女峠到着。
通常より20分遅れだが、これが自分のペース。
当日は曇りで、前回とは打って変わって富士山はまったく見えず。
今回は丸岳とは逆の金時山方面へ進む。
すぐ上に机が備えられたスペースがあり、ハイカーが何人か休憩中。
大涌谷方面が少し覗える。
10時31分、長尾山へ尾根道出発。
ここから先は思ったよりも狭く急斜面。泥がむき出しで滑りやすく歩きにくい。
高い笹に覆われて眺望もゼロ。
曇天も相俟って、前回の丸岳尾根歩きとは雲泥の差。
爽快感がまったくない。
長尾山まで所要時間15分とあるが行けども行けども着かない。
今回は尾根道のほうがきつい。
11時3分、やっと開けたスペースの長尾山頂へ。
倍の30分以上かかった。
乙女口登山道入り口からは1時間38分。
箱根周辺の道標に記された所要時間は若干早すぎる感あり。相当な健脚レベル。
長尾山頂は比較的平坦で広々としているが、高い笹に覆われて眺望はまったくない。
ベンチや机もないので休憩場所としてはいまひとつ。
それゆえに一般ハイカーは小休止程度で通過してしまうから移動運用ポイントとしては好条件。
アンテナを上げても周りに気兼ねすることなく運用できる。
山頂付近は丸岳同様に尾根道の真ん中に県境があるらしく、御殿場市と箱根町両方の道標がある。
地図で調べると更に駿東郡小山町との境もありそう。
三角点や境界を示す目印を探すが見当たらず。
どうやら長尾山山頂自体はもう少し金時山寄りにありそうだ。
今回は広場の西側にレジャーシートを敷いて御殿場市移動として運用した。
ポケットダイポールをあげて11時半頃より6mにQRV.
うっかりミニ三脚を忘れる。移動先で三脚なしでのIC−705は置き方に難儀する。
前回移動の教訓で出力は0.5Wを堅持。出来るだけ運用時間を維持するよう努める。
富士吉田市や裾野市等、周辺移動局とお繋ぎ頂くが、CQを出してもなかなか応答が得られず。
2時間ほどの運用で電池残量掲示ランプが残りひとつ。
0.5W維持してもCQ連発するとあっという間に電池消耗。
13時半過ぎにQRT。長尾山山頂ではVX−3含め、50、144、430MHz帯で延べ14局と交信頂く。
電源ダウンするまえに、FMとAMの遠距離受信モニター実施。
今回はポケットDPアンテナでの受信。
急ぎ足でのモニターであったがFMは50局近く、AMは昼間でも35局程受信出来た。この時間帯に大阪のAM局も入感していた。
外部アンテナを接続しても混変調や相互変調は目立たず、ノイズも少ない。
もっと入念にモニターしたら、更なる遠距離の放送局も確認出来たかも。
IC−705は移動先でもBCLラジオとして十分満足できるレベルであることがほぼ確認出来た。
14時45分にに長尾山撤収。下山開始。
ピストンで乙女口バス停に戻ってこれたのは15時49分。
下りは1時間4分かかった。
御殿場市側の乙女峠バス停登山口はカフェもあって富士山絶景も楽しめるが、乙女口バス停登山口周辺には眺望も休憩施設もない。
バスを待つ間、芦ノ湖スカイラインの三国峠移動局が430FMで聞こえていたのでVX−3でお呼び掛けしQSO。
16時19分の強羅駅経由ユネッサンス行きバスで仙石にて小田原駅行き乗り換え。
ところが渋滞につかまって箱根湯本駅に着いたのが17時20分過ぎ。
これならそのまま乗り換えずに強羅駅経由登山鉄道を利用すればよかった。
「GOTOキャンペーン」で観光客が戻って来たのだろう。
17時50分発「メトロはこね22号」を利用し、成城学園乗換えで帰宅。
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