(浅川BS)→権現山→雨降山→寺入山→(用竹BS)
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- GPS
- 07:33
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 796m
- 下り
- 1,068m
コースタイム
↓ 中央線 特急「スーパーあずさ1号」
大月駅 0755 0810
↓ 富士急山梨バス
浅川BS 0852 0903
↓
林道終点 0935
↓
浅川峠 1014 1028
↓
稜線 1217
↓
権現山 1231 1324
↓
雨降山 1412 1416
↓
寺入山 1453
↓
用竹下山口 1616
↓
用竹BS 1626 1656
↓
上野原駅 1715 1725
↓ 中央線 普通
高尾駅 1742 1759
↓ 中央線 特別快速
三鷹駅 1900 (人身事故で遅延)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所無し。 積雪30cmぐらい。 踏み跡あり。 |
写真
感想
先週日曜日、東京は十年ぶりの大雪だったので、週末は山へ行こうと考えていた。あまり高く上らなくても雪は多そうだったが、中央線沿線の山は割と行っているので、笹尾根から見た時に長大な尾根と背後の富士山が印象的だった権現山に行くことにする。権現山は、北都留三山(扇山、百蔵山、権現山)で、未だ行っていない山だ。
大月からのバスは、猿橋を経由するので、猿橋から乗れば良かったかもしれない。他に乗客無し。バスは、雪の残る狭い山道を、浅川集落へ向かって走る。終点のバス停の前が、いきなり林道入り口で、ここから雪がふんだん(30cmぐらいか?)に残っていて嬉しくなる。
雪の中、軽アイゼンを着けて、杉の植林の中、広い林道の中をゆっくり登って行く。30分ほどで、林道終点に着き、山道が始まる。数人が通ったと思われる踏み跡が残っている。葉の落ちた雑木の間から、権現山と麻生山を結ぶ稜線を見ながら、ゆっくりと登って行く。雪と青い空の対比が綺麗だ。やがて、浅川峠に着く。百蔵山方面にも踏み跡がある。しばし休憩
浅川峠からは、権現山に向かって、尾根上を緩やかに登る。やがて稜線への急登が始まり、斜面につけられた踏み跡をたどって、ジグザグに登って行く。今日は、青空が広がり、本当に気持ちが良い。振り返ると、木々の間から、白い富士山も見える。
1時間ほど、急斜面をジグザグに登り、権現山と麻生山を結ぶ稜線に出る。麻生山方面には無味跡はない。ここまで来ると、権現山山頂は近い。雪の尾根上を登り、権現山に着く。雪は30cmくらいだろうか?
権現山からは、扇山と百蔵山越しに、富士山の眺めが良い。その手前には、御正体、三つ峠、杓子・鹿留山が見える。振り返ると、飛龍、雲取、三頭山と笹尾根、大岳山の眺めが良い。木々の間を双眼鏡でよく見て見れば、遥かに白い聖岳や悪沢岳(たぶん)が見える。ここで、ランチにする。今日は、ドライカレーだ。
バスの時間が気になるので、ランチを終えたら、そそくさと下山にかかる。用竹方面がメインルートなのか、こちらの方が踏み跡が多い。急な下りから始まる。少し下った所に日本武尊を祭った神社があり、これが権現山の名前の由来らしい。ここからは、笹尾根から見た長大な尾根上の緩やかな下りとなる。あいかわらず、白い雪と青い空の対比が美しい。
やがて、立派な電波塔が立ち並ぶ雨降山に着く。「観測所」と書いてあったが、何を観測しているのだろう?ここで、初戸(はと)への道を分ける。雨降山からも、長大な尾根を、雪の中、踏み跡をたどって、ゆっくり下って行く。丹沢の眺めが良い辺りまで来ると、南斜面なのか、雪がなくなったので軽アイゼンを外す。しばらく下ると人家が見え、林道に出る。用竹の集落の中を10分ほど歩いて、バス停に出る。
少し遅れてやって来たバスに乗り、上野原駅に出る。上野原から、普通で高尾に出る。高尾で快速を見送り、次の中央特快に乗るが、吉祥寺で人身事故が発生し、発車が10分以上遅れる。途中の駅でも長時間停車し、30分ぐらい遅れて三鷹の駅に着く。あとは吉祥寺から、井の頭線に乗って帰る。
青空と白い雪が気持ちの良い尾根歩きだった。
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