志引峠から日名倉山(積雪時の県境を登る)

2013年01月26日(土) [日帰り]

• GPS: 03:37
• 距離: 4.8km
• 登り: 401m
• 下り: 395m

コースタイム

9:55ビジターセンター跡→9:58志引峠→10:20一般登山路との合流点→11:14日名倉山(1,047m)
11:30→12:00ベルピール(昼食)12:50→13:24ビジターセンター跡
所要時間　3時間35分　歩行距離　約4.8Km

天候

曇り時々晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

千種　室橋から国道429号を志引峠へ　県境を越えてすぐ左折しビジターセンター
跡に駐車

コース状況／危険箇所等

1月の宍粟50名山ガイドクラブの例会は「志引峠」から県境尾根を「日名倉山」の
頂上まで直登ルートを探索した。
夏の暑い時分に、同じ県境を峠から後山の稜線まで探索したが、本日はその反対
南側の探索で、ガイドクラブから11名と岡山の西粟倉村、東粟倉村、美作市から
10名都合21名の構成で向かった。
ルートは、地図上には県境線が引いてあるものの明確な登山路ではない。
昨夜来の冷え込みで、積雪がどれくらいあるのか全く予想がつかなかったが、一
応いつでもスノーシューを履けるよう携帯して臨んだ。スタートの峠に雪はなく
途中から浅く見え始め、頂上直下には膝くらいまであった。最後まで「ツボ足」
で済ませた。
頂上は、期待通りの雪景色で、眺望も素晴らしかったが、西風がきつく、とても
長居ができる状態ではないので、15分程で下山。ベルピールの丘の人工物の陰で
風を避けて昼食をとった。
下山は、ベルピールから自動車道を起点まで戻ったが、雪を抱いた那岐山や駒
の尾、後山の山々が美しかった。
これからも、岡山県側のグループと交流登山がもっと活発になるよう大いに期待
しながら集合場所で解散をした。

写真

集合場所となった岡山県側
のビジターセンター跡

志引峠へ向かうが、雪は少
ない

県境の志引峠

県境尾根へのスタート

一般登山路と合流

結構きつい急登の後の途中
休憩

雪がだんだん深くなって
傾斜もきつくなる

日名倉山頂上(1,047m)到着

後山、船木山の稜線

三室山、植松山方面

頂上風景、集合写真を撮っ
て下山

那岐山が中央に見え
ベルピールの丘が近づく

白一色の雪原

昼食後一般路を下る

起点へ到着、挨拶して解散

撮影機器：

KODAK V570 DUAL LENS DIGITAL CAMERA EASTMAN KODAK COMPANY

感想

finecloud

岡山県側の人たちとの3回目の交流登山会で、期待していた豪雪にはちょっと物足
りなさもあったが、初めての登頂ルートをずいぶん楽しむことができた。
今朝の冷え込みで、一部、氷の上に新雪が浅く積もったところが有り、キックス
テップで刻んでいても、足元が不安定な所もあったが、大勢で登るため、先頭者
以外は案外楽チンで登ることができた。先頭のラッセル車に感謝々々である。
県境ルートは、人工林の中で見通しが効かず急な斜面も結構あったが、1時間30
分ほどで峠から登ることができた。
西風が、きつくて食事にも悪戦する有様だったが、こんな時ほど「暖かいもの」
が何よりものご馳走である。ストーブがなくても、テルモスの熱い湯があれば
大丈夫で、カップラーメンでも一気に元気になれる。
あとは、指先が痛くならない「手袋」とウィンドストッパー仕様のパーカーが
重宝する。
今回は、ツボ足でも大丈夫だったが、膝上までくる積雪のフィールド歩行には
ワカンジキよりもスノーシューの方が、快適となるし、意外と疲れない様に思う。
また、雪のある天気の良い日にシュールなスノーフィールドを楽しみたい。