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Yamareco

記録ID: 263829
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
箱根・湯河原

足柄古道から金時山

2009年06月14日(日) [日帰り]
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hiratsuka その他16人
GPS
--:--
距離
9.4km
登り
876m
下り
528m
過去天気図(気象庁) 2009年06月の天気図
アクセス
足柄駅は無人駅
2009年06月14日 08:53撮影 by  DSC-T70, SONY
6/14 8:53
足柄駅は無人駅
金時山は金太郎のふるさと
金時山は金太郎のふるさと
川音が心地よい
赤坂古道への入口
赤坂古道への入口
怪我なく歩けますように
怪我なく歩けますように
黙々と歩きます
2009年06月14日 10:12撮影 by  DSC-T70, SONY
6/14 10:12
黙々と歩きます
足柄古道へ
足柄峠で小休止
「岳童おとこ軍団」
2009年06月14日 10:47撮影 by  DSC-T70, SONY
6/14 10:47
「岳童おとこ軍団」
だそうです
ここから急登がはじまる
ここから急登がはじまる
霧でかすむ
こんな鉄階段が12ある
2009年06月14日 12:10撮影 by  DSC-T70, SONY
6/14 12:10
こんな鉄階段が12ある
山頂に到着
金時小屋の中
2009年06月14日 13:16撮影 by  DSC-T70, SONY
6/14 13:16
金時小屋の中
相変わらず霧の中
相変わらず霧の中
金時娘?と

感想

■足柄駅まで
今回の集合場所は御殿場線の足柄駅(静岡)。
参加メンバーが早起きして出発しているであろう中、我が家は地理的優位(?)も
あり7時過ぎにゆるゆると出発。
(早起きメンバーの皆さん、ごめんなさい)

しかし駅に向かう途中の踏切が中々あがらず10分以上足止めをくらってしまう。
「やばいぞ!ダッシュだ!」
駅の売店でお昼の不足分や行動食を買う予定だったがそんな時間はない。
走って改札を抜け発車のベルを聞きながら電車に駆け込む。
やれやれと思っていたら御殿場線の乗り換え駅である国府津にほどなく到着。
隣の乗り換えホームにはすでに沼津行きの電車がとまっている。
子どもとふたりまたまたダッシュで階段を駆け上がる。(笑)

ホームから車中のあざみさんを見つけ一緒のボックス席に座らせて
いただきようやく落ち着く。
あざみさんと会うのは前回の岳童(大山)以来なので2ヶ月ぶりとなる。
今回登る金時山はあざみさんが山を始めた頃以来という事で久しぶりらしい。

金時山の山頂から眺める富士山は裾野まではっきり見えとても美しい。
5年前に子どもと始めて登ったがその時に見た富士山は未だに良く覚えている。
何というか遠すぎず近すぎず程よい距離感なのだ。

途中、松田駅で流水麺さんやidaさんはじめ今回の参加メンバーも無事に乗車。
電車は足柄駅に向けて走るが、曇り空は変わらず晴れ間はまったく見えない。
残念ながら富士山に会える可能性は低そうだ。

ほどなく足柄駅に到着。
無人駅なので車掌さんがホームに出て切符を回収している。
駅前の広場で簡単に今回のルートの説明をした後、皆から一言ずつ話をしていただく。
Iさん親子は前回の大山にも参加されたが翌週にまた親子で登ったという話を聞き少し驚いたと同時にとてもうれしく感じた。流水麺さんやサポータのidaさんも金時山は始めてだそうだ。

●今回参加する岳童
 Yutakaくん(小1)
 Kazumaくん(小2)
 Harukaちゃん(小2)
 Tenmaくん(小1)
 Mayuhime(小5)
 Takuくん(小2)
 Hibikiくん(年長)
 Rikuto(小4)


■足柄峠へ
 今回登るのは金時山だが登山口にたどり着くまでに足柄古道や林道などを約3時間かけて歩く。その後、登山口から山頂までは急登が30分以上続くなかなか歩き甲斐のあるルートである。
岳童初参加のTenmaくん、そして前回の大山で足を痛めて調子があがらなかったKazumaくんが今回どれだけ歩くことが出来るかがポイントになるだろう。

 民家の間を抜けていくと道はほどなく山間の川沿いへと様相を変えていく。
今では所々で車道が横切っており古道というにはちょっと無理がある気が
するがそれでも峠へ続く道の雰囲気は何となく残っている。
道は一度アスファルトへと変わりその後再び古道への入り口に足を踏み入れる。
足柄峠へと続くこの道は平安時代に都から東国へ向かう人達が歩いたといわれる古道だ。
箱根街道は江戸時代になって栄えたものらしいからこちらの方が歴史は古い。

 途中一回休憩を入れるが岳童達は順調に歩を進めている。私のすぐ後ろには、Yutakaくん、Tenmaくん、Rikutoの3人組が続き、その後ろからHarukaちゃんとお母さん、Kazumaくんとお父さん、Mayuhimeは流水麺さんとのんびり最後尾を歩いているようだ。

 再びアスファルトの道へ出るとその先が足柄峠となる。歩きながら金時山方面に目をやるが残念ながらガスがかかっていて何も見えない。足柄峠で合流予定のsioさん親子とも無事に会うことが出来てこれで全員集合。しばし休憩とする。みんな朝が早かったせいか持参したオニギリをパクついている。休憩でもダラダラせず自然にすべき事をしているのはさすが入門を経験してきている子ども達だ。

■金時山山頂へ
金時山への登山口までは約1時間の林道歩きだ。
アップダウンもさほどきつくないので単調な歩きとなる。

TakuくんとHibikiくんが合流したことでさらにパワーアップした「岳童おとこ軍団」。
これから登りの本番を迎えるというのにやかましいくらいにハイテンションで
おさまりがつかないくらいに元気いっぱいだ。
天気が良ければこれから登ろうとする者を威嚇するように金時山が正面に
ドカッとそびえているのが見えるので
「ほらっあれ登るんだぞ!」
と脅して?テンションでも下げさせたいところだがガスっていて何も見えない。

 登山口が近づくにつれて下山してくる人が多くなってくる。「頂上は人がいっぱいだよ」下山する人が教えてくれる。
ほどなく登山口に到着。
ここから山頂まで30分以上急登が続く。岩場と鉄階段がいくつもあることからわかるようにそれなりの体力がないとしんどいルートである。
鳥居をくぐって急登を登り始める。

 私と手をつないでいる最年少のHibikiくんが黙々と登っていく。それに負けじと他の岳童達もあとに続く。
男の子達の後ろからHarukaちゃんの姿も見える。
前半は後方グループにいたKazumaくんだがこの登りでは先頭グループで歩いている。
登山口から山頂までは一度も休憩を取らなかったがYutakaくんやTenmaくんも問題なく登りきった。

12時半、ほぼ予定の時間に登頂。
山頂は登山客でごった返していたが岩場の間に何とかスペースを見つけ昼食にする。
展望は予想していた通りまったくなくガスで真っ白だ。

■金時娘
 金時茶屋(金時娘の茶屋)の天井には名前が書かれた木札が沢山下がっており登った回数で分けられている。最高は3500回?らしい。
店の奥では三つ編みの金時娘さんが忙しそうに働いているのが見える。
お父さんのあとをついで18歳からこの小屋で働いているという。ご足労願い一緒に写真におさまっていただく。
いつまでもお元気で。

■下山
1時間ほど山頂で過ごし下山のため明神ケ岳方面へ歩きだす。
山頂直下はちょっとした岩場の下りが続くが子ども達は躊躇すること
なくスルスルと降りてくる。
足元がしっかりしていない所では尻もちをついたり転んだりするけども
遅れまいとすぐに立ち上がり歩き出す。
歩きながら子ども達は早くも下山後の温泉(!)と帰りに乗るロマンスカーで
盛り上がっているようだ。
この余裕はどこからくるのだろうか?(笑)

 今回参加した岳童は最年長のまゆ姫と最年少のHibikiくんをのぞいて6人ともほぼ同じ背格好で歩くペースもほとんど変わらない。
紅一点のHarukaちゃんももちろん同じだ。今回のような歩きが出来ればもう少しレベルアップした山でも歩けることだろう。

 下降するにつれて国道を走るクルマの音が徐々に大きく聞こえてきて今回の山行も終わりに近い事を感じる。
ほどなくうぐいす茶屋(閉鎖中)に到着。
この先尾根道は霧に霞んで見える明神ケ岳へとむかって続いているが今回は右に折れてバス停のある国道を目指す。

「みんなお疲れさま」
山道が終わり住宅街を抜けていると犬を散歩させている地元のご婦人が声をかけてくれる。
クルマの往来が激しい国道に出ると仙石原のバス停まではもう一息。


バスに乗り約1時間、渋滞にも巻き込まれたが何とか到着。
帰宅組、飲み組、温泉組に三々五々分かれて今回の山行はおしまい。
岳童のみんな、よく歩きました。
またお山で会いましょう!

●Tenmaくん
 岳童初参加でちょっと心配していたけれど岳童メンバーの底上げを感じさせて
くれる歩きをしてくれました。
●Yutakaくん
 前回の大山に続いて安定した歩きはすでに岳童の中心メンバーの貫禄です。
入門編で大変だった時期を知らない私ですがご両親はさぞかしお喜びのことと
思います。(笑)
●Kazumaくん
 前半は調子があがらなかったようだけれど登りになってから俄然ちからを発揮!
後半はずっとお父さんと離れて先頭グループを歩いていました。
●Harukaちゃん
 その歩きは、ポストMayuhime候補のひとりです。黙々と歩くおとなしい子なのかな
と思っていたけど帰りの電車で実はとてもよく笑う子という事を知りました。

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