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Yamareco

記録ID: 2649776
全員に公開
ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良

安達太良山〜鉄山ピーカン紅葉周回

2020年10月16日(金) [日帰り]
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eikobo その他3人
GPS
--:--
距離
10.9km
登り
873m
下り
871m
天候 青天〜曇〜晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
東北自動車道、二本松インターからあだたら高原スキー場駐車場(ロープウェイ乗車口=帰路利用)
コース状況/
危険箇所等
ハイキングと登山が堪能できる、変化に富んだ、わかりやすいルート。たくさんの分岐があるが、標識もしっかり。さすがに百名山、とてもよく整備されていました。
その他周辺情報 ロープウェイ登り口、駐車場のところに温泉施設。650円でした。割引券もあるようなので、要調査。
奥岳登山口。これから登る山は、「玄武岩-安山岩質の成層火山群で数万年前までは、マグマ噴出を繰り返す活動が活発な火山であったが徐々に沈静化。約2400年前の噴火の際のマグマ噴出以降は、時折、マグマ水蒸気爆発を繰り返す程度となる」(ウィキ)ということで、楽しみです。
2020年10月16日 09:16撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 9:16
奥岳登山口。これから登る山は、「玄武岩-安山岩質の成層火山群で数万年前までは、マグマ噴出を繰り返す活動が活発な火山であったが徐々に沈静化。約2400年前の噴火の際のマグマ噴出以降は、時折、マグマ水蒸気爆発を繰り返す程度となる」(ウィキ)ということで、楽しみです。
勢至平を目指してなだらかな道を行きます。
2020年10月16日 09:28撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 9:28
勢至平を目指してなだらかな道を行きます。
渓谷を渡ります。
2020年10月16日 09:29撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 9:29
渓谷を渡ります。
水の流れが輝いて見えます。
2020年10月16日 09:29撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/16 9:29
水の流れが輝いて見えます。
見上げれば木洩れ日が眩しいほど。
2020年10月16日 09:30撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 9:30
見上げれば木洩れ日が眩しいほど。
紅葉真っ只中のなだらかな小道が続きます。
2020年10月16日 09:53撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 9:53
紅葉真っ只中のなだらかな小道が続きます。
秋の空と紅葉の山。
2020年10月16日 09:54撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 9:54
秋の空と紅葉の山。
出ました。超美人と超美魔女。そして今回は超健脚美男が参戦。
2020年10月16日 09:55撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/16 9:55
出ました。超美人と超美魔女。そして今回は超健脚美男が参戦。
木洩れ日がきれいです。もうすぐ「八の字」ポイント。
2020年10月16日 10:13撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 10:13
木洩れ日がきれいです。もうすぐ「八の字」ポイント。
陽射しを浴びた紅葉の道、きれいです。
2020年10月16日 10:17撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 10:17
陽射しを浴びた紅葉の道、きれいです。
至勢平。いい天気です。
2020年10月16日 10:22撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 10:22
至勢平。いい天気です。
至勢平。私たちは安達太良山に直接向かわず、鉄山の麓にあるくろがね小屋に廻り込みます。
2020年10月16日 10:31撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 10:31
至勢平。私たちは安達太良山に直接向かわず、鉄山の麓にあるくろがね小屋に廻り込みます。
少しずつ紅葉の木々が開け、遠く山の頂きが見えてきます。
2020年10月16日 10:36撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 10:36
少しずつ紅葉の木々が開け、遠く山の頂きが見えてきます。
阿多安達太良山のピークが紅葉のまにまにピラミッドのように覗いた絶景ポイント。
2020年10月16日 10:36撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/16 10:36
阿多安達太良山のピークが紅葉のまにまにピラミッドのように覗いた絶景ポイント。
紅葉が斑模様のように山肌に色づいています。
2020年10月16日 10:40撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/16 10:40
紅葉が斑模様のように山肌に色づいています。
紅葉一色。
2020年10月16日 10:41撮影 by  iPhone 7, Apple
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紅葉一色。
紅葉、紅葉、紅葉。
2020年10月16日 10:42撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/16 10:42
紅葉、紅葉、紅葉。
紅葉盛んな鉄山の雄姿。
2020年10月16日 10:43撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/16 10:43
紅葉盛んな鉄山の雄姿。
ピーカンの空の下に、めらめらと炎のように山が燃えています。
2020年10月16日 10:47撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 10:47
ピーカンの空の下に、めらめらと炎のように山が燃えています。
鉄山を後光のように背負った超美魔女と超美人(顔出しNGだって)。
2020年10月16日 10:48撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 10:48
鉄山を後光のように背負った超美魔女と超美人(顔出しNGだって)。
鉄山、紅葉、圧巻の美しさ。もうすぐ先が塩沢分岐。
2020年10月16日 10:52撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/16 10:52
鉄山、紅葉、圧巻の美しさ。もうすぐ先が塩沢分岐。
砦のような溶岩の山の威容。くろがね小屋から鉄山への登山口でしょうか? 「小屋より湯川源流部を遡る鉄山への登山道があったが、こちらの道も火山ガス発生のため現在通行禁止となっている」(ウィキ)とされています。
2020年10月16日 11:07撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 11:07
砦のような溶岩の山の威容。くろがね小屋から鉄山への登山口でしょうか? 「小屋より湯川源流部を遡る鉄山への登山道があったが、こちらの道も火山ガス発生のため現在通行禁止となっている」(ウィキ)とされています。
くろがね小屋までなだらかなハイキングモードでしたが、そこから俄然登山道モード、険しくなりました。終始鉄山のなにやら怖い荒ぶる山容のオーラを感じます。
2020年10月16日 11:23撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 11:23
くろがね小屋までなだらかなハイキングモードでしたが、そこから俄然登山道モード、険しくなりました。終始鉄山のなにやら怖い荒ぶる山容のオーラを感じます。
峰の辻方向を行くにつれ、樹林帯は低く赤い土塊や溶岩の岩が露になります。
2020年10月16日 11:23撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 11:23
峰の辻方向を行くにつれ、樹林帯は低く赤い土塊や溶岩の岩が露になります。
眺望が開け、周囲が遠くまで見渡せます。きもちい〜〜〜。大自然の恵みをそのまま堪能できたのは、ピーカンに恵まれたからです。
2020年10月16日 11:23撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/16 11:23
眺望が開け、周囲が遠くまで見渡せます。きもちい〜〜〜。大自然の恵みをそのまま堪能できたのは、ピーカンに恵まれたからです。
東南方向を遠く見渡せるところに来ました。二本松の街並みでしょうか。
2020年10月16日 11:37撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 11:37
東南方向を遠く見渡せるところに来ました。二本松の街並みでしょうか。
峰の辻方向に向かい左に聳えているので、篭山(1548m)だと思います(合ってる?)。
2020年10月16日 11:37撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 11:37
峰の辻方向に向かい左に聳えているので、篭山(1548m)だと思います(合ってる?)。
峰の辻方向を見上げます。もう少しです。
2020年10月16日 11:37撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 11:37
峰の辻方向を見上げます。もう少しです。
峰の辻から右のピークは矢筈森(1673m)(違う?)、左のピークは安達太良山のはず。だって「乳首」みたいだし……。よ〜く見ると乳首の上にたくさんの人のシルエットが動いているのがわかります。
2020年10月16日 11:52撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 11:52
峰の辻から右のピークは矢筈森(1673m)(違う?)、左のピークは安達太良山のはず。だって「乳首」みたいだし……。よ〜く見ると乳首の上にたくさんの人のシルエットが動いているのがわかります。
峰の辻の標識。私たちは牛の背経由で、鉄山ピストン、それから安達太良山へ向かう予定です。
2020年10月16日 11:52撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 11:52
峰の辻の標識。私たちは牛の背経由で、鉄山ピストン、それから安達太良山へ向かう予定です。
ピーカンの天候に恵まれて、たくさんの登山者がまさに蟻のように、矢筈森を右に見て峰の辻分岐に向かって登っています。
2020年10月16日 12:06撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 12:06
ピーカンの天候に恵まれて、たくさんの登山者がまさに蟻のように、矢筈森を右に見て峰の辻分岐に向かって登っています。
溶岩の塊が荒々しい。写真はどこを撮っても絶景ばかり。誰が撮ってもサルが撮っても絶景が撮れます。撮影者の創造性?なんて主張できない、自然のすごさに感服するしかありません。
2020年10月16日 12:06撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 12:06
溶岩の塊が荒々しい。写真はどこを撮っても絶景ばかり。誰が撮ってもサルが撮っても絶景が撮れます。撮影者の創造性?なんて主張できない、自然のすごさに感服するしかありません。
振り返ればこの雄大さ。
2020年10月16日 12:06撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 12:06
振り返ればこの雄大さ。
峰の辻分岐から牛の背の上。左に沼の平の火口がありました。平たい底にある灰色の世界は、東京ドームがすっぽりと入ってしまうかのような圧巻の大迫力。不気味です。
2020年10月16日 12:11撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/16 12:11
峰の辻分岐から牛の背の上。左に沼の平の火口がありました。平たい底にある灰色の世界は、東京ドームがすっぽりと入ってしまうかのような圧巻の大迫力。不気味です。
峰の辻分岐から安達太良山方向。
2020年10月16日 12:11撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 12:11
峰の辻分岐から安達太良山方向。
牛の背からちょっと振り返ったところ。右が沼の平火口。地獄の風景のような世界です。
2020年10月16日 12:15撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 12:15
牛の背からちょっと振り返ったところ。右が沼の平火口。地獄の風景のような世界です。
牛の背から矢筈森(1673m)を振り返ります。
2020年10月16日 12:15撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 12:15
牛の背から矢筈森(1673m)を振り返ります。
牛の背と馬の背の分岐地点から、これから登る、鉄山方向。かなり険しそうで、私はちょい、いやかなりビビりました。
2020年10月16日 12:22撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 12:22
牛の背と馬の背の分岐地点から、これから登る、鉄山方向。かなり険しそうで、私はちょい、いやかなりビビりました。
左、牛の背を経由して安達太良山、右、馬の背を経由して鉄山と、標識には書いてあります。向うに見えるのが、火山の火口、沼の平。
2020年10月16日 12:22撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 12:22
左、牛の背を経由して安達太良山、右、馬の背を経由して鉄山と、標識には書いてあります。向うに見えるのが、火山の火口、沼の平。
鉄山頂上(1709m)から矢筈森(1673m、左)と右に見える安達太良山(1700m)を臨みます。赤い岩肌の稜線は、手前が「馬の背」奥が「牛の背」?だと思われるのですが、ご確認ください。
2020年10月16日 13:06撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 13:06
鉄山頂上(1709m)から矢筈森(1673m、左)と右に見える安達太良山(1700m)を臨みます。赤い岩肌の稜線は、手前が「馬の背」奥が「牛の背」?だと思われるのですが、ご確認ください。
鉄山頂上から東南方向。遠く二本松の街並み。左下に、くろがね小屋らしきものが見えます。
2020年10月16日 13:06撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 13:06
鉄山頂上から東南方向。遠く二本松の街並み。左下に、くろがね小屋らしきものが見えます。
矢筈森(1673m)の近くから牛の背の上、沼尻分岐に向かいます。
2020年10月16日 13:32撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 13:32
矢筈森(1673m)の近くから牛の背の上、沼尻分岐に向かいます。
沼尻分岐から安達太良山に向かっています。歩きやすい傾斜もゆるい快適な稜線です。
2020年10月16日 13:42撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 13:42
沼尻分岐から安達太良山に向かっています。歩きやすい傾斜もゆるい快適な稜線です。
安達太良山山頂手前のところまで来ました。あとひと登りで山頂。
2020年10月16日 13:48撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 13:48
安達太良山山頂手前のところまで来ました。あとひと登りで山頂。
梯子が出てきましたが、そんなにきつくはありません。だれでも登れるくらいの岩山です。
2020年10月16日 13:49撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 13:49
梯子が出てきましたが、そんなにきつくはありません。だれでも登れるくらいの岩山です。
安達太良山山頂(1700m)です。ばんざ〜〜〜い。ちょっと曇ってしまいましたが。
2020年10月16日 13:54撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 13:54
安達太良山山頂(1700m)です。ばんざ〜〜〜い。ちょっと曇ってしまいましたが。
安達太良山山頂から西方向。眼前にあるのは、船明神山(1667m)だと思います。雲の切れ目がうらめしい。
2020年10月16日 13:54撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 13:54
安達太良山山頂から西方向。眼前にあるのは、船明神山(1667m)だと思います。雲の切れ目がうらめしい。
安達太良山山頂から南方向に聳えるのは、たぶん和尚山(1602m)。その手前の森には、緑と紅葉の斑模様、とってもきれいです。陽射しがあったら、どれほどきれいだったか、ちょっとだけ残念。
2020年10月16日 14:01撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 14:01
安達太良山山頂から南方向に聳えるのは、たぶん和尚山(1602m)。その手前の森には、緑と紅葉の斑模様、とってもきれいです。陽射しがあったら、どれほどきれいだったか、ちょっとだけ残念。
安達太良山からロープウェイ(薬師岳)にむけて下山します。紅葉の只中を分け入るような魅力、堪能しました。
2020年10月16日 14:17撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 14:17
安達太良山からロープウェイ(薬師岳)にむけて下山します。紅葉の只中を分け入るような魅力、堪能しました。
仙女平分岐のあたりまでおりてきたところ、陽射しが現われました。背中に暖かな光のエネルギーを感じます。
2020年10月16日 14:34撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 14:34
仙女平分岐のあたりまでおりてきたところ、陽射しが現われました。背中に暖かな光のエネルギーを感じます。
仙女平分岐のあたり。振り返って見上げれば、美しい空の雲。
2020年10月16日 14:34撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 14:34
仙女平分岐のあたり。振り返って見上げれば、美しい空の雲。
薬師岳までの数百メートル以上の木道が設置された下山道を振り返ったところです。下山で疲労した足が癒される快適な木道でした。さすがに百名山。拍手喝采です。
2020年10月16日 15:00撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 15:00
薬師岳までの数百メートル以上の木道が設置された下山道を振り返ったところです。下山で疲労した足が癒される快適な木道でした。さすがに百名山。拍手喝采です。
ここからは、ロープウェイのお世話になります。1050円だったかな? きれいなトイレもあるので、助かります。
2020年10月16日 15:01撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 15:01
ここからは、ロープウェイのお世話になります。1050円だったかな? きれいなトイレもあるので、助かります。
ロープウェイは数人乗りのゴンドラで、頻繁に動いています。スキー場ならではの施設です。紅葉を名残惜しくながめつつ、あっと言う間に終点。
2020年10月16日 15:12撮影 by  iPhone 7, Apple
10/16 15:12
ロープウェイは数人乗りのゴンドラで、頻繁に動いています。スキー場ならではの施設です。紅葉を名残惜しくながめつつ、あっと言う間に終点。
安達太良山を振り返ると、雲の波の重なりの果てに夕陽が沈むところでしょうか。10月になると、急に日が短くなって、秋から冬の訪れを感じます。大感激の鉄山「安達太良山でした。ありがとう〜〜〜〜〜
2020年10月16日 15:17撮影 by  iPhone 7, Apple
2
10/16 15:17
安達太良山を振り返ると、雲の波の重なりの果てに夕陽が沈むところでしょうか。10月になると、急に日が短くなって、秋から冬の訪れを感じます。大感激の鉄山「安達太良山でした。ありがとう〜〜〜〜〜
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想




●今回はビデオをいくつか撮影し、編集しました。YouTubeにアップしましたので、ご覧ください。

https://youtu.be/y9U7aXaQV7s

●「紅葉がすごいよ」の言葉に誘われて、はるばる福島県の安達太良山までやってきました。天候がちょっと心配でしたが、着いてみるとほぼピーカンの快晴。気温も寒くなく暑くなく最適。半袖のTシャツでもよいくらいの最良の環境でした。
●登りはじめ、ゆるやかな歩きやすい絶好の登山道。上に行くに従い、山肌にちらちらと紅葉が覗き、感激しました。
●くろがね小屋から、本格的な登山道になり、だんだん汗。森林限界でだんだん視界が開き、快晴の青空に鉄山の威容にぞくぞくしながら、変化に富んだ道が続き、幸せな気分になりました。
●峰の辻から辻の峰分岐、矢筈森のあたりの稜線から、向うに見えた沼ノ平の火口の迫力に圧倒されました。聞けば「1997年に、沼ノ平火口で登山者4名が有毒火山ガスのため死亡した。この事故以来沼ノ平コースとくろがね小屋〜鉄山コースは通行禁止となった。2020年現在も沼ノ平火口の周辺は火山ガスを噴出し続けている」(ウィキ)というのを後で知ったのですが、それを彷彿とされるほどの地獄の風景に見えました。しかしなぜか、この恐ろしい光景には目を奪われ、どこか奥深い心の底で感動している自分がいます。
●沼ノ平火口の底を見下しながら、牛の背といわれる赤い稜線の道を東北方向に向かいます。「折角のぼったのに、また降りるんかい」「下りたらまた急斜面を登るんかい」と、心のなかでブツブツ言いながら、地獄を左に見て牛の背を降りると、そこから馬の背という稜線の道になりました。そしてそこから、急斜面の岩の道を登るのですが、見上げると怖い溶岩の山なのですが、登ってみると意外にむずかしくなく、上に行くと、頂上に廻り込む斜度のゆるい道もあり、心配したほどのことはなく、すんなりと鉄山の頂上に至りました。そしてそこは、雄大な火山の真っ只中で周囲を見渡せるすばらしい眺望の頂上でした。天候に恵まれなければ、雨や風があったらのがれようがない怖いところですが、快晴の昼の山頂は、登山でしか得られない最高の体験でした。
●鉄山から安達太良山に向かうころ、雲が出てきて陽射しが消えました。ちょっと残念です。安達太良山は、ロープウェイから近いせいもあり、溶岩の山ですが、初心者でも登れそうなところのようで、頂上にはたくさんの登山者がいました。天候が曇っていたので、眺望はもうひとつでしたが、しかし、1700メールトのピークは嬉しかったです。
●下山では、ロープウェイを使いましたので、あまり疲れを残すことなく、10キロ以上も歩いたわりに、疲労感はすくなく、しかも、登山口入口にあった温泉に入ってきたからか、とてもさっぱりして気持ちよく、紅葉の登山を後にできました。
●ありがとう〜〜〜〜〜安達太良山、鉄山、牛ノ背、馬の背、そして沼ノ平。ここに連れてきてくれた山友三人。この場から御礼いたします。

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