明星山P6南壁左岩稜（山岳会山行）
yama_pound
marimitu
mk510
torrent
体力度について
- GPS
- 10:15
- 距離
- 1.8km
- 登り
- 294m
- 下り
- 296m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 3:37
- 合計
- 10:17
| 天候 | 晴れ→高曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
▶登山ポスト：ありません。 ▶トイレ：駐車場にあります。 ▶水場：トイレに水道があります。 ▶ルート状況 ◆駐車場〜左岩稜取付 ・売店脇から踏み跡をたどって小滝川まで下ります。 ・小滝川を渡渉します。（今回は水量が少なく飛石で通過。） ・小滝川左岸に左岩稜取付があります。 ◆左岩稜（3級 �后�A1）（ルートグレードは参考にした最新のトポ図からで、あとは個人的な感想です。） 全体を通して ・掴んだホールドはもげないかどうか確認しながら登りました。 ・後続がいるので浮石・落石には細心の注意を払いました。 ・3P目アブミ区間は支点が充実していました。 ・簡単な区間は支点がほぼ無い。（トポ5P目の失神テラス〜松の木テラス左の終了点までの凹角やトポ6P目のリッジ上。） 1P 薄かぶりの短い逆層フェース〜バンドを右へ V（フォロー） ・リードYさんがアルパイン用のクイックドローを使わずに登ってしまいダブルロープの片方のロープの流れが悪くなった。バンドの安定したところで流れが悪い方のロープだけ両手で引っ張り終了点までなんとか行けたがセカンドビレイで流れの悪い方のロープを引き上げられなかったのでそっち側のロープは束ねて肩に掛けもう片方のロープのみで途中まで登った。クイックドローを回収しロープの流れよくなったところでロープアップしてもらい終了点まで登りました。 2P 凹角を登りランぺから再び凹角を登ってY字状の壁にある終了点を通過して左へ �検淵蝓璽鼻� ・特に問題なく登れました。 3P 短い垂壁〜ランぺを左上〜前傾壁とその上の傾斜の強い凹状フェースを人工登攀 �検�A1（フォロー） ・特に問題なく登れました。 ・前傾壁の支点はほぼハンガーボルトだが2箇所ほど悪い。（1個所はハンガー部分が無くなっていてボルトのみになっているので使えずその右脇にあるリングが縦長に伸びたリングボルトを使用。もう1個所はハンガーを固定するボルトが回るので手で締め直したがボルトのネジ山がバカになっているらしく締まらない。） 4P 凹状〜ハング下を左へ回り再び凹状壁〜失神テラス �后� 凹角を登り松の木テラス左の終了点へ �掘淵蝓璽鼻� ・トポの4P目と5P目を繋げて登った。テラスに錆びれたリングボルトの終了点らしきものがあったが微妙な感じだったのでそこでピッチを切る感じにはならなかった。（後でそこが4P目終了点がある失神テラスだと分かった。）そのまま登ると松の木テラス左の終了点に着きました。 ・失神テラスから右上の壁に支点が見えるが登ると悪いらしい。（3班のmarimituさんとMさんの談）・・・松の木テラス左の終了点から下を見ると下から見えていた支点の上には支点が無くて壁はつるつるでたしかに悪そうに見えた。失神テラスから左上に見える正解ルートの凹角にはほとんど支点が見当たらないが登ってみると難しくなく容易に登れました。 5P バンドを左へ行きリッジ上を終了点の取れる松の木まで �掘淵侫�ロー） ・1P目のロープ屈曲の反省を踏まえリードのYさんにバンド上のクイックドローは全てアルパイン用のものを使用するように指示、結果ロープはスムーズに流れ特に問題なく登れました。 6P 草付き交じりのフェースを大岩まで �� ・5P目終了点でロープを片付けフリーで登りました。 ・ホールドがもげないか確認しながら慎重に登るようYさんに指示しました。 7P 大岩を左から裏へ回り込み上の赤い凹角の左のフェイスを登る �� ・大岩で後続の2パーティーが登ってくるまで3時間の大休止。 ・このピッチは�気気鵑�リードしてロープをフィックスして4人がプルージックコードや器具を使ってフリクションノットで登攀、最後にYさんがフォローで登りました。 ◆7P目終了点〜小滝川〜駐車場 ・終了点に使用した大きな岩からは西（山頂に向かって左側）に見える松の木まで移動し、そこから踏み跡やピンクテープなどを頼りに小滝川まで下りました。小滝川を渡って車道へ出てから車道を歩き駐車場まで行きました。 |
写真
Yさんガンバです👊(ma
下の人が1P目リード中のYさん。足元に見えるところでクイックドローを選択したことと目の前のクラックにカムをセットしてアルパイン用クイックドローを足さなかったことが、バンド上に上がった時にロープ（緑色）が重たくなり引き上げられなった原因です（y
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人が点にしか見えないw（y
本当に点にしか見えない…(ma
【東屋にいるtorrent撮影】アップしてみると1P目終了点にいるyama_poundとYさん。1番目のパーティーのリードの人が3P目アブミ区間を登攀中（y
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アップしてみると1P目終了点にいるyama_poundとYさん。1番目のパーティーのリードの人が3P目アブミ区間を登攀中（y
この3P目をリードしている2番手の2人組パーティーの人は長野の知り合いの方でした！以前、北岳バットレスの時にも前を登ってて今回が2回目の遭遇です！！（y
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その下の取り付きはもっと渋滞してました(>_<)(ma
3P目をリードするYさんアップして見る（y
さらにアップで（y
こんな感じなんですね♪カッコいいですね〜(≧∇≦)(ma
【東屋にいるtorrent撮影】yama_poundとYさんは3P目終了点、Iさんとmk510さんは2P目終了点にいます。Mさんは2P目リード中でmarimituさんは1P目終了点でビレイ中。（y
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yama_poundとYさんは3P目終了点、Iさんとmk510さんは2P目終了点にいます。Mさんは2P目リード中でmarimituさんは1P目終了点でビレイ中。（y
いたいた‼️(ma
Yさんが5P目リッジ上をリード中でyama_poundが松の木テラス左の4P目終了点でビレイ中（y
mk510さんが3P目アブミ区間をフォローで登攀中（y
marimituさんが3P目アブミ区間をリードで登攀中（y
【東屋にいるtorrent撮影】Mさんが3P目アブミ区間をフォローで登攀中（y
最初は快調でしたが終盤でヌンチャク掛け損ねバランスを崩しテンションしてしまいました(ToT)アブミを落とさなくて良かったです(ma
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Mさんが3P目アブミ区間をフォローで登攀中（y
最初は快調でしたが終盤でヌンチャク掛け損ねバランスを崩しテンションしてしまいました(ToT)アブミを落とさなくて良かったです(ma
marimituさんが松の木テラス左の終了点でビレイしていてMさんが失神テラスから離陸するところかな？（y
約3時間後に3班のMさんとmarimituさん組が大岩に到着し、最終P（7P目）を皆で登る（yお待たせしましたm(__)m(ma
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お待たせしましたm(__)m(ma
最終P（7P目）の終了点に使った岩。ここでアプローチシューズに履き替え、引っかかりそうなものや不要なものはザックに仕舞う。（y
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このトラバースは怖いですね😅(ma
松の木までトラバース（トラバース中に下の方にロープが張ってあるのが見えそこの踏み跡が明瞭だったので、松の木までは下の踏み跡の方が歩きやすいかも・・）（y
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松の木から先の急斜面を残置ロープ伝いに下る。ピンクテープも多くあり。（y本当にたくさんあって有りがたいです(^人^)(ma
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本当にたくさんあって有りがたいです(^人^)(ma
お疲れ様でした＼(^^)／(ma
装備
| 個人装備 |
登攀装備1式（50ｍﾀﾞﾌﾞﾙﾛｰﾌﾟ
ｱﾙﾊﾟｲﾝ用ｸｲｯｸﾄﾞﾛｰ＋ｸｲｯｸﾄﾞﾛｰ×10程度
ｱﾌﾞﾐ×2
等）
|
|---|---|
| 共同装備 |
ﾄﾗﾝｼｰﾊﾞｰ×1ｾｯﾄ
|
感想
山岳会山行で明星山P6南壁左岩稜に行く計画を立て、それに向けて9/26と9/27の2日間小雨の降る中、杉滝岩でアブミ講習＆練習を行いました。今回が左岩稜初登攀となるYさんは10/3、Mさんは10/4に追加で杉滝岩の左奥の壁でアブミ練習を行って10/18の本番に臨むことになりました。
皆が無事に登攀できるか・・・Climbing‼
�ヾ響�
・今回は下記の班編成で登りました。
1班 yama_pound、Yさん（つるべ）
2班 Iさん、mk510（Iさんオールリード）
3班 Mさん、marimitu（1P、2PをMさんがリード、その後はつるべ）
撮影班 torrent（東屋からビデオ＆写真撮影）
・当初10/10または10/11に行く予定でしたが台風の影響を鑑みて早々に10/18に延期しましたがその台風は何処へ・・・10/18は晴れてくれて良かったです！w
・登攀準備中にYさんに順番どうする？と聞くと1P目と3P目をリードしたいと言ってきたので希望通りになるようYさんのリードでスタート。Yさんは3P目人工登攀のリードも問題なくこなしてました。
・今回は偶数Pをリードしましたが、個人的な感想は全部リードで登ったとしても特に厳しいルートだなと感じることはなかったです。（前回登った時から他にいろいろ登ってきて成長しているからなのか？アプローチが容易だからそう感じるのか？）
・前回は雨上がりで序盤のピッチは濡れていて快適ではありませんでしたが、今回は最初からフリクションが効いてて快適でした！アルパインも晴れの日の登攀がいいね！！（笑）
・1P目と2P目終了点では支点構築のハンガーボルトが1パーティー分しかないため先行パーティーのフォローが登り始めるまでフォローのビレイができずそこで待機となり渋滞しました。3P目終了点以降は間隔があいて渋滞は無くなりました。
・参加メンバー全員が何事も無く無事下山することができて良かったです。
��反省
・Yさんに対してロープの屈曲についてや、なぜアルパイン用クイックドローが必要なのかをもっとしっかり教えてあげておくべきだった。今後、講習会等でカバーしていきたいと思いました。（5P目は登る前にYさんに指示を出しておいたので1P目の二の舞にならなくて良かったです。）
今回は3年前に本チャンデビューした明星山6P南壁左岩稜へ行って来ました♪
3年前は全フォローでしかも無我夢中だったのでルートの事は怖かった事しか思い出せなかったけど、今回ペアを組んだMさんに励まされ3ピッチ目のアブミルートと後はツルベで登攀することにしました。
きっと先週の台風で延期にしていたのか、もの凄い混雑で3ピッチ終了点まで3時間以上の待ち時間で待っているだけで疲れました。
1〜2ピッチはフォローと言う事もあり快適に登攀出来ました♪
問題の3ピッチ目のアブミのリード登攀でほぼ終わりの辺りで支点が微妙〜に遠かったのでアブミの上から2段目に立ち上がり背伸びしてヌンチャク＋アブミを掛けようとしたらバランスを崩しフォールしてしまいました(ToT)
落ちる前までの所まで復帰するのは普通に登攀するより辛かったです(>_<)
次の5ピッチ目は支点のある右側へ迷いなく進んで行きました。ツルツルで厳しめのルートだなぁ〜と思いましたがそう言うもんだと思いながら登攀しました…が後からtorrentが「もう少し左へ行けば楽だったのに何でそんなツルツルの難しい方へ行くんだろうと思ったよ(-_-)」と
またルート読み不足だったようです(-_-)
ルートファインディング…今後の課題ですね〰️(>_<)
私的には色々ありましたが皆さん怪我もなく無事に楽しく登攀出来たようで良かったです🎵
こっそり拍手
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垂壁の人工登攀用ボルトと各ビレーステーションを整備した本人です。
自分と国際ガイドの2人で整備したのはもう15年ほど前、ハンガーが飛んでたりボルトが馬鹿になっているのは仕方ないと思いつつ、また時間が取れたら整備に行くつもりです。
横にあったリングボルトは当時抜こうかどうか迷ったのですが、今になって役立ったみたいですね。
残しておいてよかったです。
Tapioca_Tundraさん、初めまして
コメントありがとうございます 。
整備からすでに15年が経っているのですね！それから私を含め数多くのパーティーが新しくなったハンガーで左岩稜の人工ピッチを登っているのでしょうねー。整備ありがとうございます。（うちの会のＩ先輩はリングボルトのほうがアルパインっぽいんだけど・・・と言ってますが（笑））
リングボルトの方が味わい深くていいんですけどね。
ここ石灰岩なんで、リングボルト用のアンカーだとちょっと不安なんですよね。
それもあってボルトを選択しました。
また、RCCは当時からリングが飛んでいるものが殆どで、頭の穴に3-4mmのスリングをタイオフしてアブミ掛けてましたから・・・。
結局、誰かが「ババを引く」前に整備しちゃおうと言うことになったわけです。
まあ、こうして使われているのであれば、1日中あの壁にぶら下がった甲斐があったものです。
ではでは。
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