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記録ID: 266331
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ハイキング
甲信越

太郎山

2013年02月03日(日) [日帰り]
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nobou その他8人
GPS
--:--
距離
4.0km
登り
613m
下り
464m

コースタイム

8:20表参道登山口9:18-9:44五丁丁石-10:14十丁-10:44十三丁-10:47石の鳥居-10:48四十八曲り分岐-10:49十四丁-11:29二十丁-11:50朱の鳥居・山門-11:46展望広場-12:15山頂13:0-13:19大峰山分岐-13:59サイカチの木-14:06裏参道口-14:15駐車点-14:30表参道口/解散
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅‐登山口往復
コース状況/
危険箇所等
 表登山道は日当たりがいいので雪が融けてそれが凍り、ツルツルで滑りやすいので簡易アイゼンが必要。ノーアイゼンでは転倒が必至。

 裏登山道は部分的に凍っている所もあるが締まった雪が残っており、スリップの危険は少ない。

 太郎山は地元や近隣の人たちにとってなじみ深い人気の山で、登山者が多いにも関わらず駐車場がなく、路上の駐車スペースも決して多くないので後から来る人を意識して駐車する配慮が必要。
2013年2月3日(日) 8:40 太郎山表登山口
2013年2月3日(日) 8:40 太郎山表登山口
9:18 表参道
9:37 枝道禁止
9:44 丁石と言うものがあった
9:44 丁石と言うものがあった
9:44 凍った道ヲ行く
9:44 凍った道ヲ行く
同 凍ってツルツル
同 凍ってツルツル
9:59 所々陽当たりよし
9:59 所々陽当たりよし
10:14 10丁丁石
10:44 13丁丁石
10:46 鳥居が見えた
10:46 鳥居が見えた
10:48 48曲りコース分岐
10:48 48曲りコース分岐
10:49 14丁丁石
10:53 祠
11:39 21丁丁石
11:42 氷の廊下
11:45 22丁丁石 もう一息
11:45 22丁丁石 もう一息
11:50 朱の鳥居
11:51 山門着
同 遊歩道案内(9)
同 遊歩道案内(9)
11:56 神社へ
11:57 展望広場
11:58 展望広場から美ヶ原・独鈷山方面
11:58 展望広場から美ヶ原・独鈷山方面
同 アップ
同 蓼科山方面
12:03 展望図
12:04 子檀岳・十観山方面
1
12:04 子檀岳・十観山方面
同 夫神山 後方は旧四賀村・青木村境界の稜線
同 夫神山 後方は旧四賀村・青木村境界の稜線
12:14 山頂へ
12:15 裏登山口隊と合流・車のキー交換
12:15 裏登山口隊と合流・車のキー交換
12:52 上田市内を俯瞰
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12:52 上田市内を俯瞰
12:53 根子岳・四阿山方面?
12:53 根子岳・四阿山方面?
同 展望盤
13:09 北斜面から裏登山道へ
13:09 北斜面から裏登山道へ
同 雪が締まって歩きやすい
同 雪が締まって歩きやすい
14:19 登山道に合流
14:19 登山道に合流
同 この先は朱の鳥居
同 この先は朱の鳥居
13:22 コブシの花芽〜膨らんでいる
13:22 コブシの花芽〜膨らんでいる
13:23 遊歩道案内(8) 刀の刃
13:23 遊歩道案内(8) 刀の刃
13:28 同(7) 水晶林
13:28 同(7) 水晶林
13:40 同(6) 黄金沢
13:40 同(6) 黄金沢
13:54 同(4) 西光寺平
13:54 同(4) 西光寺平
13:56 同(3) ふたつまた
13:56 同(3) ふたつまた
13:58 同(2) さいかちの木
13:58 同(2) さいかちの木
同 サイカチの木
同 サイカチの木
同 同上部
14:03 裏登山道口
14:03 裏登山道口
14:05 林道へ
同 水場あり
14:06 全員下山
14:09 奇根
14:10 根の下の氷
1
14:10 根の下の氷
14:15 駐車点に帰着
14:15 駐車点に帰着

感想

 大町労山,2月の会山行は展望と陽だまりを求めて上田市の太郎山へ。
 太郎山は上田市の北部,坂城町との境界にあって標高は1164mとあまり高くはないが、関東富士見100選に選ばれる等展望がよく、また眼下に上田市をつぶさに見下ろすことが出来、上田市とその周辺の人達にとっては親しみやすく登りやすい人気の山と思われ、山頂下の太郎神社に参拝する人も多いらしい。

 表参道の登山口に着いた時には道の端にズラリと車が並んでいたが、後続の車を待つ間に早くも下山してくる人があり、その人達が申し合わせたように日陰に残った雪で靴に着いた泥を落としながら『融けてぬかるんでいる所とツルツルに凍っている所があるので気をつけて・・』と言い残して去って行く。
 表参道は南東の尾根道で日当たりはいいのだが、雪が融けては凍り〜を繰り返して表面がツルツルで滑りやすくアイゼン無しでは転倒を免れられず、その上融けた所は泥んこになってこれまた滑りやすいと言う訳だ。

 空いたスペースには次々と新しい車が入って来る。地元の人らしい登山者によると『時間を問わず一日中登山者がある』そうだ。これだけ人気の高い山なのだから駐車場があって欲しいと言うのは欲張りか・・。


 計画では裏登山道口から登って表参道を下山と言うことになっていたが、3台の車をうまく使って裏から表へ,表から裏へと交差縦走しようと言うことになり、5名づつに分かれて1隊は表参道から登り始め、もう1隊は裏登山口に向かう。
 凍っているのが分かっていながら、何故か5人ともアイゼンをつけずに苦労しながら登ったために3時間もかかり、11:57,展望広場に着く。
 前回(2010年1月17日)は快晴で、東の烏帽子岳から浅間の外輪山,秩父山塊,八ヶ岳・蓼科山,南アルプス,霧が峰,美ヶ原,を隔てて西の北アルプスに至る山々が望まれ、八ヶ岳の向こうには『関東富士見100選』の名の通り富士山もスッキリ見えていたが、今回は霞がかかった感じで八ヶ岳以遠は望めなかった。

 ここからの展望で興味深いのは南々西方向に端正なたたずまいを見せる夫神岳とそれをそのまま持ち上げて南に大きく傾けたような子檀嶺(こまゆみ)岳,そこから始まって十観山,御鷹山,入山,二ツ石峰,保福寺峠,三才山,戸谷峰と連なる山なみや女神岳,独鈷山等,青木村を取り巻く山々である。
 特に、普段はそれを北々東方向から見ている青木村・旧四賀村境界の稜線をまったく逆方向から見ることが出来ると言うのが驚きであり新鮮でもある。

 12:15,太郎山登頂。何と裏参道隊を45分も待たせてしまっていた。すぐに弁当を食べ、それぞれの車のキーを交換して13:05から下山開始。
 自分は表を引き返すつもりだったが、アイゼンを持っていなかったのでさすがにツルツルの下りはためらわれて裏参道を下る。

 14:15下山。夜のナイトハイクのガイドに備えてまっすぐ帰る。


 太郎山から西に延びる稜線を辿って虚空蔵山を通り、上塩尻辺りに下山するコースは途中にスリリングな岩場などもあってなかなか楽しく、またバイパスまで下って奇岩・兎岩を見上げるのも面白い。
 今回は表参道・裏参道を使っての交差縦走だったが、9人に対して3台の車があったので下山口に1台車を置いて表参道から縦走し、運転手だけ乗せて車を回収すると言う方法もあった。
 こう言う計画を実現させるためには早めの参加者数の把握による緻密な配車計画が必要となるが、下山口が登山口に行く途上にあり、しかも両者間の距離がわずか4kmと好条件だったので決して無理ではなかった。
 前回は縦走後,バイパスの側道を4kmあまり歩くのに草臥れてしまったが、この縦走コースは面白いので機会があればぜひ実現させたい。


 もう1点・・。
 2.5万図を見ていると付近に飯縄山,虚空蔵山,大峯山,城山等と言う山名があることが分かる。大峯山,城山はどこにでもありそうな名前なので不思議はないが、飯縄山は言わずと知れた御本尊が北信におわし、虚空蔵山もまた境界稜線を隔てた旧四賀村にある。いずれも信仰と結びついた山名と思われるが、それぞれの関係性が気になる。


 
 付『太郎山〜虚空蔵山』 2010年1月20日
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-55229.html

 
          
 

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