湖南アルプス《堂山〜太神山》



- GPS
- 05:55
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 712m
- 下り
- 680m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(JR琵琶湖線)石山駅前〜アルプス登山口 バス25分 400円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈登山ポスト〉-迎不動登山口にある 〈道の状況〉 堂山は沢・渡渉あり、岩稜尾根の変化に富んだ山。 展望の良いミニアル プスの雰囲気あり 太神山は対照的に樹木に覆われた歩き易いハイキンコース、信仰の山 |
写真
感想
今日のコースは堂山を周遊して一旦、迎不動の登山口に降りる
それから太神山(たながみやま)をピストンしてバス停に戻る約13kmの道程です
JR石山駅からバスで25分、アルプス登山口で下車する
ちょっと大層な名前のバス停だと思うが…
新東名高速道路の工事のため、迂回路を経由すると間もなく堂山登山口
何の標識もないが、林道から天神川の広い河原に降り入口を見つけ出す
最初から渡渉だ
川幅が広く水量も多い、渡り易い石を踏みながら天神川を渡る
天神川右岸を少し下流に歩くと岩だらけの沢に出会う
ここから意外と変化に富んだ岩の沢を何回も渡渉しながら登って行く
大きな堰堤を巻きながら沢から尾根に取り付く
尾根道は低木と花崗岩のザレ道、何も遮るものがなく汗が噴き出る
尾根の北側には大津の市街、琵琶湖そして比叡山が拡がっている
天空の登山道です
歩き始めて1.5時間で堂山山頂に到着する
岩の山頂は狭いが展望に優れています。
少し展望を楽しみ下山を始める
最初からロープ場、急坂の大岩を慎重に岩を掴み降りて行く
一旦下ると、後は緩やかな尾根道が続く
尾根道には巨岩、奇岩群が連なり、その合間を縫うようにザレ場の滑り易い道を慎重に下って行く
途中で振り返へると、登りとは対照的に山頂は鎧を纏ったような岩稜に覆われ、ちょっとしたアルプスのようです
岩稜の尾根道が終わると樹木に覆われた平坦な沢沿いの道が続く
突然、目の前に広く明るい空間が拡がる、鎧ダムです
地図上ではダムの中を縦断していますが、本当にダムの中を歩いています
この時期はダムの水が枯れて、上流から流れ込んで堆積した川砂の上を気持ちよく歩くことができるのです
鎧ダムから再び急坂の沢沿いの道を下る
迎不動堰堤を通過、再び天神川を渡渉すると迎不動前の堂山登山口に到着する
時間も昼近くになり、登山口周辺で昼食と休憩をして太神山に向かう。
迎不動から林道を暫く登って行くと登山口・不動橋が現れる
ここから太神不動寺・太神山への本格的な山道に入る
堂山とは対照的に山道は高い樹木に覆われた緩やかな落ち着いた道です
そして道中には中不動、泣不動などの祠が安置され、この道が信仰の道、太神不動寺への参道であることが解る
登山口から約一時間、不動明王の従者である二つのユニークな童子像が現れる。
長い参道を進むと巨大な杉の木がある広い境内に辿り着く
さらに長い石段を上り詰めると巨大な岩の上に本堂が見えてくる
本堂の横の巨大な胎内岩を潜り、漸く奥宮のある太神山山頂に到着する
樹木に覆われた薄暗い山頂を後にして、14時過ぎに無事下山する。
二つの山、それぞれ対照的な印象に残る山でした
特に堂山は初めての山でしたが沢あり渡渉あり岩稜の尾根道、巨岩奇岩の連続で変化に富んでいました
アルプスという名前の違和感が少し消えた楽しい山旅になりました。
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