野麦峠(野麦集落より旧街道ピストン)


- GPS
- 04:03
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 498m
- 下り
- 492m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
|
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感想
「あゝ野麦峠」を読んで以来、ずっと来てみたかった野麦峠の旧街道。
天気も季節もよく、いよいよ数年来の夢を叶えよう!とわくわくしながら就寝、起きたら妙に頭が冴え冴えしており、時計を見ると予定より三時間寝坊。えーー!!
諦めようかと思ったけど、今回は登山でもなくハイキング。道もシビアではない。タイムオーバーするようなら途中でも下山すると心に決め、一路野麦集落へ急ぐ。
果たして到着したのは10:30過ぎ。峠の頂上、お助け小屋まで片道5キロ、往復10キロ。三時間遅れてのスタートとなるこんな時間では、登山であればヘッドランプ必須の遅出。序盤の登りはついついオーバーペースになり、汗だくになりながらも上着を脱ぐ時間すらもったいなくて焦りながら登る。
でもせっかく念願の場所に来たのに、気ばかり焦るそんな歩き方が無性に勿体なくなり、途中で足を緩める。上着も脱いで、手袋も外す。心に余裕ができると、なんて綺麗な道なんでしょう。
ちょうどそのあたりできつい登りを抜け地蔵堂に出て、乗鞍も姿を現す。その先はなだらかな道を落ち葉を踏み踏みお散歩。
そんなに急がなくても展望台へは予定時間よりも早く着き、休憩しながらお昼ご飯を食べる時間の余裕もあった。でも展望台はすでに観光エリアで、お助け小屋から鳴り響くムード歌謡調音楽がやたらと大音量で聞こえてくるし、謎にでかい熊鈴をショルダーバッグに着けた観光客がリンリン鳴り響かせて登ってくるしで、いささか興ざめ。頂上近辺では感慨に浸ることもできないので、さっさと来た道を引き返し、歩きながら浸ることにする。
下りは本当にあっという間。いつかの時代のこの時期、どんな人が通ったのかなとか、厳冬期、雪に埋もれたこの街道を、人々はどんな思いで歩いたのかなど静々と歩きながら思いを馳せる。
多分この日、野麦側から歩いたのは私が一人だっただろう。まあ頂上の喧騒は致し方ないが、旧街道は情緒のある良い道だった。念願かなって満足の、紅葉ハイキングでした。
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