入沢川から南高尾山稜でアケボノソウを探すが見つからず
- GPS
- 03:50
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 445m
- 下り
- 412m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
天気や諸々の事情で、山から1ヶ月も離れてしまった。
せっかくの天気のいい週末のなので、近くの高尾山でも歩いてみようかと思ったのだが、「紅葉シーズン」に突入してしまったので高尾山は激混みだろう。
いや、高尾山の紅葉は本来ならまだまだなのだが、10月に入ると紅葉のイメージで例年混み始めるのである。
ただ遠くまで行く気力はなかったのでどこにしようかと思ってネットで探してみると、南高尾山稜でアケボノソウが咲いているとの情報が。
ということで、南高尾山稜を歩いてみることにした。
今回のルートは入沢川から南高尾山稜に上がってみることにする。
というのもこの入沢川沿いの道、登山としては歩いたことがないし、アケボノソウの情報をアップしていた方が西山峠〜三沢峠を歩いていたので西山峠に上がれば見られる確率が上がるかなと思ったからである。
高尾駅で朝食を済ませたので高尾駅からスタート。
中央線の踏切でちょうど甲府方面に向かっていく電車を見ると9時半過ぎという遅めの時間ながら電車は満杯。
この時間でこの時期だとどの辺りに行く人が多いのだろうか。
大菩薩嶺だと遅すぎるので、高川山とか扇山、百蔵山あたりだろうか。
高尾駅北口のバスターミナルも陣馬高原下行のバス停が長蛇の列だった。
高尾駅から高尾山口駅までの間の甲州街道(国道20号)を歩くのは久しぶりだ。
甲州街道は思ったとおり秋の行楽シーズンということで一部渋滞している。
が、面白いことに他地域ナンバーの車が高尾山口駅方面から高尾駅方面に向かって渋滞しているのである。
これは圏央道の高尾山インターで下りた車が、高尾山口駅周辺で駐車できずに高尾駅方面に向かっているからのようだ。
昔と違って車で来る人は圏央道を使う人が多いようだ。
こんな感じで交通量も増えているので、甲州街道沿いにちらほらと新しいお店がオープンしている。
Mt.TAKAO BASE CAMPなんておしゃれな建物が建っているので後で調べてみるとカフェだけではなく、ゲストハウスも兼ねているようだ。
思ったとおり大賑わいの高尾山口駅を横目に甲州街道をさらに進む。
昔は歩くのが嫌だった車道沿いだが、最近の車は静かだし排気ガスも少ないのであまり気にならない。
ただ、相変わらずツーリングのバイクだけは騒音と排気ガスが気になる。
バイクの進化は遅れているのだろうか。
うかい鳥山の看板を目印に入沢川沿いに進む。
少し見上げたところに、薄い黄緑〜オレンジ色に色付いたケヤキがある。
このくらいの色の方が新緑の色と似ていて結構好き。
早く新緑の時期が来ないかなあと思う。
入沢川沿いは薄暗い人工林ながら勾配も緩やかで登りやすい。
植物盗掘禁止の看板がたくさんあるのでもしかしてアケボノソウがあるかななんて期待したが全然ない。
西山峠で高尾南山稜に上がると、南側からの陽射しが気持ちがいい。
コウヤボウキがやたらと咲いているが、アケボノソウは全然ない。
この稜線は道が並走しているところが多いが、アケボノソウは湿地を好むらしいのでなるべく低めの方の登山道を歩いてみるが、結局アケボノソウは見つからずじまい。
草戸山からは空気が澄んでいるので都心方面の高層ビル群がよく見えるが、まあ、よくもこんなにビルをぐちゃぐちゃたくさん立てたものだなあと思う。
ただ左手にすっと筑波山がそびえているのが見えて気持ち良かった。
筑波山に久しぶりに行ってみようかと思う。
帰りは高尾東山稜を歩くが、この稜線はけっこうアップダウンが多いので、地形図にあるルートですぐに高尾霊園側に下りてしまおうと思ったのだが、そのルートは見つからず。
人が歩かないので藪の中になってしまったようだ。
結局アップダウンを繰り返し、四辻から高尾山口駅に下りる。
高尾山口駅前はかなりの賑わいで出店まで出ているので足早に通り過ぎ、ちょうど来ていた電車にすぐに乗れた。
アケボノソウは見つからないし不完全燃焼な山行だったが、近くなのでまあいいか。
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