山城跡を越えて藪の雲雀鳥屋へ

2020年10月26日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.6km
• 登り: 399m
• 下り: 404m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:05
• 休憩: 1:15
• 合計: 4:20

11:00 多気不動尊茶屋
12:00 12:10 多気山山頂
12:45 12:50 多気林道
13:00 13:10 下野萩の道(車道)
13:35 14:20 雲雀鳥屋山頂
14:55 15:00 多気林道
15:20 多気不動尊茶屋

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

(東北道) 宇都宮IC → (田下町)多気不動尊

コース状況／危険箇所等

・山城跡ある多気山は整備された登山道
・雲雀鳥屋は杉樹林内の藪道(朱テープ判り難い)

写真

今日は左の多気山(タゲサン)から右の雲雀鳥屋根(ヒバリガトヤ)への縦走。

スタートは多気不動尊参道の桃畑茶屋(下山後撮影)前から。

茶屋右手20M先に「七曲がりコース」の登山口。

薮の鬱蒼とした登山路。

本日最初の花はヤクシソウ。秋の花です。

これも季節の花、ヨメナ。

右手に送電塔。

程なく舗装林道に飛び出した。

右手数メートル先から再び杉樹林帯へ。

良く踏まれています。

薄暗い樹林内で純白のシライトソウが目立つ。

爽やかな樹林帯の道。

アオキ。

そろそろ山頂かな?

紅葉本日1号。

結構な急斜面。弘法霊神？

桜の巨木がお出迎え。

御殿平と呼ばれる山城本丸跡に上がった。

多気城と言われた城。

振り返って山麓を見下ろす。

中央に薄っすらと筑波山も。

東屋裏手の堀下にトリカブトが群生。

三角点を確認しよう。

三等三角点

標高正確には376.9M。

山頂から更に北方へ。オクモミジハグマ。

舗装林道に下りた。林道多気線の東西分岐かな。

林道を横断し小ピークを下る。

再び舗装車道に出た。「下野萩の道」と呼ばれる県道。

続いて雲雀鳥屋へ。取り付きが見えない。右手のガードレールを上がって見た。

神社がありそう。

権現神社と呼ばれる石祠。石祠の裏から薮に入る。

踏み跡不明。稜線杭を辿る。

アキノキリンソウ。

小ピーク2つを経て雲雀山頂に到着。

標高 362.0m。樹林に囲まれ眺望なし。

多気山で3人とクロス以外ここ迄登山者なし。無人の山頂で笹団子とコーヒーの美味しいランチ。

下山開始。ツルリンドウの赤実。

多気林道手前の登り返し。

ノアザミの残り花。

林道を左折。間もなく工事箇所現る。

林道の樹間から雲雀鳥屋を望む。

林道右上に多気不動尊。

旬の山花 キバナアキギリ。

これも旬の ホトトギス。恐らく園芸種の溢れ花。

茶屋が見えて無事帰着。(スライドショー終り)

装備

個人装備

GPS サングラス(眼鏡保護) 非常食

感想

tonkara

1.秋本番を迎えアノ山、コノ山と狙うがどれも天気と熊?がままならない。3ヶ所目の前泊も雨に祟られ帰宅決断の有様。
2.しかし関東に戻れば皮肉な程の快晴。直帰も癪で、遅いスタートながら近場の初山に立ち寄る。
3.大谷石資料館(栃木県)見物時に眺めた多気山とそれに連なる藪山を歩いた。
4.前回に続くリハビリ2弾には手頃だった。
5.狙いの新潟、山形は共に熊の異常事態で今季は無理かも知れない。(泣)

コメント

kamadam

雲雀鳥屋根
ヒバリガトヤと読むのですか

全国での熊の出没は異常ですね。街中でも関係ない。
様々言われていますが、山をどんどん裸にしているのも要因の一つのような気がします。戦後に造林した杉林が伐採適期 ? になっているとして切り倒しているのも、杉林とは言え、影響はあるのでは・・

我が家のある地域もそうですが、中山間地で人がどんどん減っていて、人の手の入らなくなった土地が増えているという要因は大きいのでしょう。

山はクマの生息地。野生動物たちにとって豊かであってほしいです。そこへ私たちがたまに入るだけなので、その時は見逃してほしいですね。

tonkara

Re: 雲雀鳥屋根
kamadam さん、こんにちは

単独行登山と熊の関係は今に始まった話ではありませんが、今年は特に異常な状況ですね。
気象変動からのドングリ凶作→夜行性の熊が日中も徘徊→入山者との接触増加・・・となれば今後益々この状況が続くことになります。

日頃は熊の忌避本能に期待しながら地勢や林相、天候、時間なども考えつつ歩いているのですが、近年人を怖がらない “新世代の熊”も出始めたなど言われると私達も新たな自衛手段が必要かも知れませね。

お互い自然に畏敬の念を抱きながら安全に注意して山を楽しみましょう。