京都左京区久多上の町 滝谷林道開通

2020年10月29日(木) [日帰り]

• GPS: 06:39
• 距離: 8.1km
• 登り: 143m
• 下り: 98m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:50
• 休憩: 0:50
• 合計: 6:40

8:20 スタート地点
13:48 14:26 滝谷林道駐車場
14:37 14:49 カツラの巨木・杉の倒木
15:00 ゴール地点

今回は、滝谷林道の整備が目的でした。コースタイムは、参考になりません。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

京都市左京区久多上の町の滝谷林道を整備しながら、車を進め、滝谷林道駐車場に駐車させて頂きました。

コース状況／危険箇所等

　滝谷林道入口の岩屋口から、滝谷林道駐車場まで、倒木・落枝・落石を片付けています。現時点では、以前の様に、滝谷林道駐車場まで、車で乗り入れる事が出来ると考えています。
　但し、地区の都合で、乗り入れ出来ない事もあるのではないか？と考えています。

写真

10/29 7:35

久多上の町入り口の案内板です。

10/29 7:47

岩屋谷口です。この日は、左、滝谷林道を進みます。

10/29 7:58

ISUKAのスパッツに、イバラでカギ裂きが出来ましたので、雨衣補修用のナイロン製のパッチを張りました。この日、テストしました。結果は、大丈夫でした。

10/29 8:22

コーンが置いてあります。通過して行きます。

10/29 8:33

落石が、かなり増えていますので、スコップで道の端に寄せて進みます。

10/29 9:03

今後、危険になって来ると思いますので、切断します。

10/29 9:07

切断しました。前方に、落石・落ち葉が溜まっています。

10/29 9:15

トチの枯れ木の倒木です。立派な大木だったと思われます。上方に、未だ、枯れた兄弟が残っている様です。

10/29 10:08

クサビを使い、数回に分けて切断しました。

10/29 10:41

切断し、谷側に寄せました。溜まっていた泥等も、スコップで除きました。

10/29 11:43

杉の倒木です。

10/29 11:53

処理し、落石・枝を除きます。

10/29 12:50

ノタ場があります。猪・鹿・ツキノワグマが利用しているようです。ツキノワグマの爪痕等があります。

10/29 12:52

接写しています。ツキノワグマの爪痕と手の平らしい跡もあります。

10/29 13:27

駐車場に近くになりました。此処には、落石が溜まっています。写真右上にトチの大木が見えます。トチの実の殻が沢山残っていました。

10/29 13:43

落石が多く、危険なので、道の端に寄せました。

10/29 13:50

滝谷林道駐車場です。馬尾の滝方面は、奥の土手を越えて、渡渉します。

10/29 14:11

駐車場から、滝谷へ下りる辺りのワラビシダの藪を、鎌で刈ります。

10/29 14:26

タニウツギにテープを巻き、天狗岳の「天」と記します。

10/29 14:37

渡渉して、少し進むと、ワイヤーが巻き付いているカツラの巨木があります。裏側（南側）は、空洞です。ワイヤーに形成層を切断された為でしょうか？

10/29 14:46

更に少し進むと、杉の倒木があります。

10/29 14:49

切断しました。この日は、此処で、Uターンします。

10/29 14:56

駐車場に戻り、鎌で開いたワラビシダの藪を写しています。撮影者の後が、駐車場です。

10/29 16:02

久多から、R-367に帰る途中の針畑大橋から、白倉岳の山塊の南端の山腹を写しています。紅葉が始まっています。

10/29 16:02

針畑川の両岸も、紅葉が始まっています。これから、美しくなると思います。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX350 SONY

装備

個人装備

チェーンソー クサビ 林業用トビ スコップ ゴム付き軍手 厚鎌 山仕事用手鋸 腰鉈 携帯用鋸 携帯用鉈 ピンクのテープ

備考

持って行って良かった物は、チェーンソー、林業用トビ、スコップ等です。林道整備に役立ちました。

感想

youtousha

　今回は、遭難者捜索、下山ルートの整備等で、良く利用させて頂いた、滝谷林道に倒木が出ていて、通行不可なので、チェーンソー他を携行し、整備をさせて頂きました。
　倒木もさることながら、山側の法面から、落下して来ている落石を、スコップで、道路の端に寄せる作業に、多くの時間が必要でした。
　一応、岩屋谷口から滝谷林道駐車場まで、通行可能の状態になりました。
　残念な事は、かなり長い間、滝谷林道は通行不可の状態が続いていた様です。その間、林道を使用しての経済活動等は、行われ無かったものと推察をしています。
　小生も、山里に生まれ、山里に育ちました。木炭・薪の生産、山で採れる物の収穫・運搬で、山道・林道は、山里の生活に必須のものでした。
　今回、滝谷林道を、何度も、利用させて頂いた、お礼の意味も込めて整備させて頂きましたが、かなりの期間、滝谷林道を利用されない状態が続いていた事に、昔の山里の暮らしを知っている人間としては、とても残念な気持ちです。時代の流れとは言え、心に悲しみを覚えます。

コメント

yjin

youtoushaさん ご苦労様です
結構大きな木が倒れていましたが綺麗に片付けて頂きありがとうございます。府立大学の管理小屋がある関係で岩屋谷分岐までは比較的早く片付けて頂ける様ですが、滝谷林道は手付かずでした。また機会があれば利用させて頂きます。ありがとうございます。

youtousha

Re: youtoushaさん ご苦労様です
　yjinさん、コメント有難う御座います。久多地区でも、林道を使っての経済活動が行われる機会が少なくなっている様で、残念な気持ちです。
　小生は、山里育ちで、少しは、林業用の道具が使えますので、今回、滝谷林道を整備させて頂きました。また、機会があれば、滝谷林道を、是非、利用して下さい。