【過去レコ】比良山/神爾の滝
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 287m
- 下り
- 289m
天候 | ? |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日はこの滝の全貌を明らかにしようと気合十分で神爾の滝にやって来た。谷沿いに雌滝をめざすのではなく、登山道を登る。雄滝への滝見道の少し手前の小尾根に付いた踏み跡を谷におりる。かなり急で高度感もあるが木の枝や根っこが多くて怖くはない。下り立った所は雌滝の落ち口。雌滝のすぐ上には上段で岩にはじけて猛烈な水しぶきをあげる2段の幅広滝がある。落差も大きいが無名。右岸の岩からは水が滴り落ちる。再び踏み跡を辿りこの2段滝を越える。谷に下り立つと動物の死臭がする。5m滝の下でカモシカと思われる動物の死骸を発見。岩壁を落ちてきたのだろうか。ここはカモシカでも這い上がるのは困難なところ。5m滝は右岸の岩が崩れ滝壷は埋まってしまっている。倒木も散乱しており、撮影対象としては劣る。再度左岸の巻道を辿ると5m滝の上に出る。谷が左にカーブすると奥から水煙をあげる雄滝が姿を現す。雄滝は美しいハネ滝だが、上部には以前からの倒木がまだ引っ掛かっている。ここで一度登山道に戻り、雄滝の滝上に出る。適当に下りやすそうなところを下りると意外と簡単に雄滝の落ち口に出た。高度感たっぷりですばらしい。雄滝の上すぐには美しい5m滝が滝壷に吸い込まれている。この滝の上にはさらに3段で10m余りありそうな、これも美しい滝が落ちている。この滝の下に行くのは少々の恐怖がともなう。バンド状にルートがあるのだが、手がかりがないのだ。下は5m滝がゴウゴウと落ちている。滝はここで終了。上は平流となり大きな堰堤が姿を現す。神爾の滝全滝制覇の充実感とともに登山道を下りる。
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