太刀岡山左岩稜
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年の夏前か。小川山レイバック落とした時くらいに会の先輩のKanemingさんと太刀岡山左岩陵やろうよと言う話になっていたが、9月初めくらいの日吉のジム帰りの飲みの席でnorikoさんも行きたい事が分かり一緒に行く事に。
Kanemingさんのお知り合いのbashikoさんも加わり2:2で。
当日は最高の天気。我々の他に2パーティほど取り付いていた。
私は久しぶりのマルチだったので前日にイラクラとヤマケイフリークライミングのマルチページを読み直した。
こう言う時に前もって1〜3日前に読み直すと細かい知識までしっかり定着しやすい感じがする。
例えば、立ち木やピナクルで支点を作る時にはツーバイト、ラウンドターン、ガースヒッチ、どれがいいのか。
その時にそれぞれスリングの素材はダイニーマ、ナイロンどちらがいいのか、またそれは何故なのか。とか。
分かってるつもりでも読み直してから実践に入ると普段考えずにいつも通りやっている事でも「あ、昨日読んだケースだ」ってなるから頭が勝手に考え始めて得した感じがする。
事前に調べたトポによると1〜3ピッチがクラッククライミングで強度が5.9くらい。
自分のレベル的には安全マージンをキープしつつも挑戦してる感じが失われない丁度良いラインだと思っていた。
ペアを組むnorikoさんとはスポートはまだまだ敵わないがトラッドのRPグレードは同じなので、盛り上がりそう。
前の週と平日のジムでクラックの練習して当日を迎える。
1P目:norikoさんリード
振り返るとトポ通りココが1番難しかった気がする。取り付きからフィンガークラックを使ってのマントル返しがヒヤリとする。上部は少し広めのハンドクラックだがそこまで難しい感じではなかった。
下部フィンガークラックに残置カムが3つあった。結構嫌な所にあるので撤去したいけど、インパクトドリルとかでアクスルを破壊すれば撤去出来るだろうか?
2P目:私リード
左がワイド、右がハンドのダブルクラック。
あんまり覚えてないけど楽しく登れた気がする。
3P目:私リード
norikoさんが1番おもしろそうな1P目リードしたので次におもしろそうな3P目を譲ってくれた。チムニーが楽しい。背中と手と足で虫みたいに上がっていく。ハアハア言っちゃった。
向かって右側に1本ハンガーボルトが打ってあった。
チムニーはすり抜けて奥のクラックから登る事も可能っぽい。
ザックは2人分の荷物を積んでから荷揚げした。
4〜7P目:つるべでそれぞれ
ピッチ切れる所で切りながらつるべで交代しつつ高度を上げる。ビレイ点には何ヶ所か新しそうなぺツルのハンガーとグージョンボルトが2つ打ってある所があった。
岩陵帯で優しめだけどワンムーブあったり、ルーファイしたりでそれなりに楽しい。
何より景色が素晴らしい。山登っているぞーって感じが素敵。
8P:2人で交代にリード
ナイフリッジを越えると分かりやすくハサミ岩が目の前に現れる。
根元は広いスペースがありゆっくり休めた。
前のパーティを待ちつつ寛ぎながらおにぎりを食べて休憩。
最後のピッチはおもしろそうなので2人で交代にリード。トポには5.8って書いてあるけど10aくらいに感じたかな。支点もリングボルトで怖いけどカムが決められる。
終了点から登山道の方へ15mほど懸垂して終了。オールフリーで突破出来て良かった。
帰り道は有名なカリスマ13aの横にあるハッピーバースデー11aをお触り。
ホールド分からずかぶり壁でテンテンでトップアウト。
でもおもしろい11aだった。また機会有ればやりたい。
楽しいメンバーと素晴らしい天気と素敵なルートで最高のマルチピッチクライミングを楽しめました。みなさんに感謝。
夜はテントで宴会。kanemingさんが持って来てくれた美酒で盛り上がる。
そして次の日の私的本気トライが待っている小川山へ続く。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する