大崩山 公共交通機関

2020年10月27日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.7km
• 登り: 1,159m
• 下り: 1,145m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:44
• 休憩: 1:12
• 合計: 7:56

6:00 上祝子登山口
7:51 7:56 袖ダキ
8:20 8:26 下和久塚
8:37 8:41 中和久塚
9:10 9:18 上和久塚
10:08 10:12 大崩山
10:17 10:38 石塚
11:16 11:40 小積ダキ
13:56 上祝子登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路　延岡→上祝子
復路　祝子川温泉→延岡
バスの時刻表は宮崎交通バスのホームページで確認できます。

バスは平日しかないうえ、登山に不便な時間帯にしかないので公共交通機関を利用した日帰りは不可能。祝子川周辺の宿泊施設を調べたところ、大崩の茶屋を発見。登山口への送迎にも対応して頂きました。

コース状況／危険箇所等

全体的に難易度は高め。北アルプスと比較すると、剱岳別山ルートと同等か若干難しいくらいでしょうか。大キレットよりは簡単だと思います。
コースについては大崩の茶屋のおばちゃんに詳しく教えてもらいました。地図ももらえると思います。
注意が必要な箇所は、渡渉、ワク塚尾根（ルートファインディング）、坊主尾根のロープとハシゴです。

ワク塚尾根
渡渉する際、ジャンプが必要な所がありました。
尾根はかなり迷いやすいので地図アプリがあるといいです。大崩の茶屋のおばちゃんによると、ピンクリボンを付けても回収する人がいるので昔からあるリボンだけになってしまったとのこと。
展望ルートと複数の巻道があり、中ワク塚や上ワク塚に登るルートをスルーしやすいです。中ワク塚へは下ワク塚から尾根沿いを歩くことで行けるのですが、YAMAPのルートは途中から巻道に入るルートで中ワク塚を巻きそうになりました。上ワク塚には裏から登ることができるのですが、分かりづらいです。

坊主尾根
象岩のトラバース、ロープ・ハシゴ・ロープが連続する箇所が危険です。ただ、ボルトなどでしっかり固定されていたと思います(木にロープで括り付けられているだけのハシゴが多い山なのですが、危険箇所はさすがに整備されているようです)。
渡渉箇所はかなり分かり辛いです。登山口と別な方向にリボンがあり、間違って渡ってしまいました。正しいルートには積み石の目印がありました。

その他周辺情報

祝子川温泉

写真

バスで上祝子に下車し、大崩の茶屋に到着。小屋に風呂がないので祝子川温泉を使ってくれとのこと。チケットだけでなく、送迎までして頂けました。

他に宿泊者はおらず

食事は一杯出てきます。鹿や猪の肉、ニジマスなど。かなり美味しいです。

おばちゃんは自宅に泊まるらしく、夜は一人に。

5時過ぎにご飯を頂くことができました。
一泊二食弁当温泉付きで6300円と、かなり安かったです。

6時から登山開始

渡渉箇所はジャンプで通過。ワク塚尾根へ。途中の標識にはワク塚尾根とは書かれてないです。おばちゃんが右下にワク塚と書いたと言ってました。

木に括り付けられているだけの不安定なハシゴ

袖ダキ。ここまではずっと樹林帯です。ここの景色ぐ一番いいです。

袖ダキから下ワク塚までは再び樹林帯が続きます。このハシゴはしっかりと固定されています。途中、下ワク塚を巻く道はがあるので、下ワク塚に登りたい人は注意。

連続ハシゴ、ロープを登りきると

下ワク塚。中ワク塚へ。尾根沿いに進むと中ワク塚に行けます。尾根沿いの道は木で覆われていれるので怖くないです。

中ワク塚からの眺め。上ワク塚へは尾根を進まず、巻いて行きます。

上ワク塚は裏から登れます。昔は正面からのルートもあったと思いますが、ハシゴが外されています。裏側にはロープがあるので簡単に登れます。

上ワク塚からの眺め。中ワク塚。

上ワク塚から山頂までは再び樹林帯。

山頂。

大崩の茶屋の弁当はかなり美味しかった。

小積ダキからはワク塚を見渡せます。

象岩のトラバース。

最も怖い場所。ロープで岩を歩いた後に

ハシゴとロープが続きます。ロープの下は安定した地面。

渡渉ポイント。三日前くらいに、転んで意識不明になった方がいたとのこと。幸い意識を取り戻したとのこと。

感想

ikasama

難易度は高めでしたが、評判に違わず非常に良い山でした。