大崩山 祝子川ドボン


- GPS
- 10:14
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,302m
- 下り
- 1,292m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 10:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープ、梯子多数。 祝子川徒渉は赤い岩に注意! |
写真
感想
なかなかたどり着けなかった九州最秘境の山、大崩山へ行ってきました。
今回のテーマは、長時間歩行、岩場の練習、そしてやれることは全部やる、です。
気合いを入れて朝の4時50分に登山開始しました。
一度経験のある祝子川の渡渉は余裕と思って油断したのか、まさかのドボン。
腰まで浸かってしまい、おまけにヘルメットも無くしてしまい、大量の小虫もたかってくるしで、一旦は引き返そうかと思いました。
しかし、まだ時間もたっぷりあるし、ヘルメットは丁度買い換えようと思っていたと無理矢理にでも良い方に思い込んで進みました。
下湧の頂上はたぶん行けないと思っていましたが、中湧、上湧の頂上は絶対に登ろうと思っていました。
ピンクテープを追って進んでいたらいつの間にか中湧を過ぎている・・・。
(袖ダキを過ぎたらヤマレコのマップで確認しながら進むことをお勧めします。)
引き返して中湧を目指しましたが、ルートミスで大きく時間と体力を奪われてしまいました。
しかし、中湧の景色はこれまでに見たことも無いような白い岩に囲まれた場所で感動し、本当に来て良かったと実感。
上湧の頂上も、下調べが甘かったのか、登り口がわからず右往左往。またまた大きなタイムロス。
何とか岩の右側から回り込むように登る登り口を発見し、無事登頂。
登頂直前のロープでの急登はなかなか登りありごたえがあって、岩場の練習になりました。
ここからの景色も素晴らしかった。
上湧から頂上までは比較的平坦な登りでしたが、最近、平坦な道を歩くと股関節が痛くなり、ここでも痛みが出てしまいました。
頂上は今までの景色が素晴らしすぎたためか、これといった特徴はありませんでした。実に6時間をかけて登頂となりました。
こんなに時間をかけたのは久しぶりで、長時間を歩く練習にはなりました。
下りはもちろん坊主尾根。
像岩のトラバースは最初は緊張しましたが思った以上に歩きやすかったです。
そこから岩場続きで梯子とロープの連続。
楽くて仕方がありません。
こんな山奥まで梯子を運んできた方々に感謝です。
この梯子が無かったら大崩山を見ることはできなかった。
下山途中、長時間暑い中を歩き続けたため脱水となり、足がつってしまいました。
芍薬甘草湯を飲み、水分・塩分を補給し、しっかりと休養をとって再開。
さらに、濡れた靴で長時間歩いたため、足の裏の皮が破れて激痛。
時間を十分にとっておいて良かった。
ゆっくりゆっくり、無理せず下山。本当にキツかった。
帰りの祝子川渡渉はドボンせずにすみました。
祝子川ドボン、ヘルメット紛失、虫の大群、ルートミス、脱水、股関節痛、足の裏の激痛と困難が色々ありましたが、全てを含めて良い経験にもなったし、最高の絶景にも出会えたし、思い出深い山行になりました。
今のところ九州で一番の山です。
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