妙高山
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,378m
- 下り
- 1,368m
天候 | 曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
火山らしく、大小様々な石が転がっている急坂が多いので、足元には注意。 鎖場は階段状に足場が切ってあるので、丁寧に登っていけば問題ない。中盤のトラバースはやや高度感があるかもしれないが。 大倉沢の徒渉部分は、2016年の大雨のせいなのか、前回訪れたとき(2012年)よりもかなり状況が変わっていて、難易度が増していた。この部分はその後も変化している可能性があるので、最新状況を確認すること(調べてみたところ、2019年にさらに崖崩れが発生し、現在通行止めらしい。復旧する日は来るのだろうか・・・) |
写真
感想
(注、この文章は2020年11月4日に書きました)
僕が卒業した高校には「全校登山」という行事があるのですが、全校とは言いながら、実際のところ近年では1年生しか参加しない1年生のための行事という状態が続いていました(1年生は強制、2、3年生は任意)。詳しいことは忘れましたが2017年は高校関係の何かの記念の年で、だから、というわけで1年生向けの日程の長いコースだけでなく、2、3年生向けの妙高山だけ行って帰って来るという特別なコースが作られました。そこに僕は参加することに致しました。自分としては受験前最後の登山となります。ちなみにこの参加人数は適当なのであしからず。
妙高山は上越地方の人々にとっては特別な存在です。校歌の歌い出しにはまず「妙高山」が出てきます。少なくとも自分は小中高ずっとそうでした。高田の中央橋の上から、国道18号の車窓から、そして登った山の上から、とにかく妙高山を眺めるのが好きでした。ちなみに僕が生まれ育った直江津からでは妙高山は手前の南葉山にその大部分を隠されてしまいます。だからこそ、全体を眺められる場所に来ると嬉しくなるわけです。
眺めて美しい妙高山ですが、隣の火打山と対照的に、かなり硬派な山でもあります。登るのはなかなか大変。僕が初めて登ったのは中1の時ですが、その時はかなり苦労した記憶があります。ただ、それから5年経ち、高3になった僕は、もちろんその時よりも体力がついています。喋りながら楽しく登っていたこともあって、登りは中1のときよりは疲れませんでした。
写真から分かるようにこの日の天気はイマイチ。遠くまで見渡すことは出来ませんでしたが、山頂部の荒々しい岩塊を望むことはできました。
下りは長い長い燕新道です。長助池の辺りで少し雨に打たれたりもしましたが、そこは高校生なのでまだまだ元気。米津玄師の曲を歌いながら歩いている人達もいました(自分は後ろでただ聞いてるだけでしたが)。
大倉沢は大雨のせいか、2012年と状況が一変していました。2012年は徒渉は1回で済みましたが、2017年は流路が変わってしまったために元々の登山道が一部通行できなくなっており、3回も徒渉する羽目に。あっという間に地形を変えてしまう自然の恐ろしさを知りました。
そして大倉沢からも地味に長い・・・。流石にみんなウンザリしていましたね。よくこんなの歩ききったな中1の俺・・・と思いながら我慢の時間が続きます。だからこそ燕温泉にたどり着いたときの達成感は大きい。この燕新道、現在は通行出来なくなっているのが残念です。
天気は優れませんでしたし、ちょっとしたトラブルもありましたが、無事高校生活最後の登山を終えることが出来ました。大学からは登山の舞台が中信地方に移ります。
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