身延山久遠寺から赤沢宿経由七面山表参道登山口まで


- GPS
- 05:03
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,146m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車を2台使いました。 なお、赤沢宿から七面山登山口までと角瀬(タクシーやバス停あり)まででは距離はさほど変わらないようですので、バスなどを利用して戻る方はそちらに向かうとよいでしょう。バスの接続についてはご自身でお調べ下さい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
久遠寺から身延山山頂までは大変良く整備された道です。 途中の三光堂の休憩場所には自動販売機も設置されておりました(当日はまだ運用されておらず) 赤沢宿方面へは、身延山から感井坊まではそれほどでもないものの、感井坊を過ぎると林道が荒れはじめ落石がゴロゴロ目立ち始めます。また、山の北面となる箇所もあり気温が下がります。ただ全体を通して道自体が悪いわけではありません。全体を通して車も通れるんじゃなかろうかといった道幅が確保されております。ただ落石や崩落が多いエリアなのでその点にも気を配りながら歩いていただければと思います。 落石だけでなく崩落も起きているようで、途中、林道が完全に無くなっており迂回路が作られておりました。 |
写真
感想
2013年最初の山歩きは身延山にしました。
この時期あまり標高が高いと雪がありますし、身延山なら初詣山歩きとして行くのもいいかなと思ったもので。なお頂上に雪はありませんでした。
今回はメンバーの都合もあって車が2台になったことから、ならば好都合と1台を七面山登山口(羽衣)へスタート前に置いておき、久遠寺からスタートして身延山に登り赤沢宿へ抜けて七面山まで行く修行道のコースを取ることが出来ました。
昨年の4月には七面山に表参道より登っているので、これで身延山久遠寺から七面山敬慎院までのコースをつなぐことが出来ました。
考えてみたら山歩きをしようかなと思うようになったのも、神社仏閣に興味があったことから奥宮が山の上や山中にあることも多く、山岳信仰などで山そのものが崇められることもあることがきっかけでした。身延山を訪れた際に西側に七面山の敬慎院があるのを知り、いつかは修行道を使ってそちらにもで行ってみたいなあと思ったのが一番最初だったと思います。
七面山へもできることなら久遠寺から一気に行ってみたいなと思っていましたので、2度に分けて順番もあべこべになってしまいましたがそれでもルートをトレースできてよかったです。
さすがに日帰りで身延山と七面山を歩ききるのはちょっと厳しそうです。
ただ距離的にはトータルで30km弱なので七面山の標高差がかなりありますがやってやれないことはないかも。いつか挑戦してみたい。
まあ日帰りにこだわらなければ、赤沢宿には現在も営業している旅籠が1件あるようですし、七面山の敬慎院でも有料で宿泊することが可能(修行などもあります)ですので、2泊3日ぐらいでのんびり歩くのもよさそうです。
久遠寺から身延山頂上の奥の院まではよく整備された道です。
途中の眺望はそれほどよくありませんが、それでも所々下の富士川が見えたり富士山を望むことができます。
頂上には肉や魚はないものの食べ物屋もありますしロープウェイもありますので、手ぶらで登って頂上で食事をして復路はロープウェイで帰るといったやり方も可能です。
奥の院から感井坊までは道も問題ありませんが、感井坊から赤沢宿までの林道は道に落石が目立ったりし始めます。途中は大きく崩落して迂回路まで出来ていました。この辺りは普段から落石や崩落が多いエリアなのでその点を頭に入れておいて下さい。
赤沢宿から七面山までは車道を歩きますが車は殆ど来ません。
舗装路ですが、こちらも所々に石が落ちていますのでご注意下さい。
まあ落ちてくるのを目撃したりということはありませんでしたが。
なおこの日は身延山に登る方自体も少なかったですが、多くの登山者は感井坊から久遠寺方面に降りて行きますので、シーズン中であっても感井坊から赤沢方面に行く人はかなり少ないのかなと思います。交通の問題も出てきますしね。
私も赤沢方面への情報を探しましたがあまりありませんでした。
道自体は落石や崩落に注意すればよく、迷うようなこともないでしょう。殆どの区間において自動車が入ることもできるのではないかというぐらいの道幅がありますし、途中林道工事?かなんかで大型車もきました。
赤沢からは車を止めた七面山の表参道(羽衣)駐車場方面(川上)に歩きましたが、公共交通機関を使って久遠寺か駅に戻るのであれば、川下にある角瀬を目指すことになるかと思います。角瀬にはタクシー会社とバス停があります。
ただバスの場合は田舎ですので本数が限られます。最終などを事前によく把握してからお出かけ頂き、もしものためにタクシー会社の連絡先も携帯に登録しておくといいでしょう。
このコースは久遠寺から七面山への修行道ということもあり、坊が出てきたり宿場が出てきたりと山歩きよりも歴史歩きに近いイベント感がありました。
それはそれで楽しめるかと思います。
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