猫越岳(静岡百山)〜火口湖の氷の輝き〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 249m
- 下り
- 249m
コースタイム
天候 | 晴れ〜! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
[復路]仁科峠P=松崎=大峠下P(暗沢山へ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
<コース状況> ・指導標が完備され、全く問題ない。 |
写真
感想
静岡百山の伊豆遠征2山目は猫越岳とした。達磨山を終えたあと、スカイライン沿いに仁科峠へ。峠は写真屋さんやら、トレランさんやらで結構賑わっている。麓の旅館のマイクロバスがちょうど到着して多くのカメラマンを下ろしたりしっている。このあたりは稜線が草原となっていて本当に気持ちがよい。
さっそく出発した。目の前のコブはナベ石というピーク。頂上には大きな岩があってくぼみには水が溜まっているが氷っていた。ここからも景色が素晴らしい。下って林道を横切ると登りにかかる。それも長くは続かず、後藤山というとりとめもないピークを過ぎる。後藤山のピークを過ぎると伊豆の山らしい原生林の山になる。ときどきトレランの人が通る。後藤峠を過ぎて今度は登りにかかる。ところどころ寒さで凍っているが問題になるわけではない。一気に登ると分岐があって右に少しで展望台。富士山が素晴らしい。それをツマミにオニギリやパンを頬張る。ゆっくりしていると次々に登山者が来て写真を撮っていく。カップルのトレランナーに自分たちも写真を撮ってもらう。聞いてみるとちかぢか、松崎から修善寺までのトレラン大会があるという。彼らもこれから戸田峠まで走って下るという。「最後はヘッデンで下ることになるでしょうね〜」と屈託なく笑う。ホントウに流行っているんだなーと思う。少し行くと猫越岳の火口湖への分岐で分岐からすぐで火口湖だ。昔からガイドブックを見てここには一度来てみたかった。何と、全面結氷していておまけに柵のずいぶん手前まで湖面が来ている。相当雨が降ったのだろう。太陽の光が満ち溢れている。この火口湖も柵なんてものを作ったのは失敗だと思う。
もっと自然に委ねておけばいいものをと思うのは私だけではないだろう。ここの湖が危険ならもっと危険なところは他にもいっぱいある。ところで説明板によるとこの湖(というよりは池なのだが)、ずっと火口湖と言われてきて、各種のガイドブックにもそのように解説されているのだが、実は猫越火山の火口は開析によりとっくに失われており、この池は単に窪地に水がたまったものだという。ちょっとロマンが失われた感もあったけれど、だからと言ってこの美しさが褪せたわけでもなく、猫越岳に潤いを与える貴重な場所だと思う。頂上にはひと登りで三角点がポツンとあった。
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