また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 2728220
全員に公開
ハイキング
東海

錦繍の蠅帽子嶺

2020年11月12日(木) [日帰り]
 - 拍手
shikakura その他8人
GPS
07:08
距離
9.0km
登り
767m
下り
767m

コースタイム

日帰り
山行
6:19
休憩
0:46
合計
7:05
8:27
138
蠅帽子嶺入口の駐車地
10:45
10:54
27
P908
11:21
11:21
45
P943
12:06
12:10
33
12:43
13:08
30
13:38
13:38
22
P943
14:00
14:08
84
P908
15:32
蠅帽子嶺入口の駐車地
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・登山口~P908 
 危険な所は無いが渡渉終了後、登山口の踏み跡を探すのに時間ロスした。古道は尾根をジグザグ切りながら登って行く。比較的分り易い
・P908~トラバ-ス開始点
 なだらかな登りで古道は良く残っていて分り易い
・トラバ-ス開始点〜蠅帽子峠 
 急斜面をトラバ−スしているので山腹の部分は既に崩壊し斜面状態に戻っており、踏み跡を辿るが滑落しない様注意が必要
・蠅帽子峠〜蠅帽子嶺
 踏み跡ははっきりしているが、灌木の藪が厳しく、予想外に時間が掛かる。この藪も尾根を直接下る分岐点から山頂までは和らいで通りやすくなる
 
駐車地。5~6台は駐車可能
1
駐車地。5~6台は駐車可能
駐車地より登りの尾根
駐車地より登りの尾根
如意輪観音の杉。根元の観音様は土に埋もれかけている
如意輪観音の杉。根元の観音様は土に埋もれかけている
如意輪観音から踏み跡を辿り尾根に出る
1
如意輪観音から踏み跡を辿り尾根に出る
Co660m付近の古道。比較的分り易い
Co660m付近の古道。比較的分り易い
Co730m付近の古道。かなりはっきりしている部分もある
1
Co730m付近の古道。かなりはっきりしている部分もある
P908付近の古道。はっきりしている
P908付近の古道。はっきりしている
P908付近の尾根。紅葉は盛りを過ぎている
P908付近の尾根。紅葉は盛りを過ぎている
尾根のブナの大木
1
尾根のブナの大木
P943直下の古道。道幅は広く、昔は官道だったのがうなづける
1
P943直下の古道。道幅は広く、昔は官道だったのがうなづける
尾根のブナの大木前にて
2
尾根のブナの大木前にて
P943直下の立派なブナ
1
P943直下の立派なブナ
蠅帽子峠へのトラバ-ス道へ
蠅帽子峠へのトラバ-ス道へ
トラバ-ス道は斜面化した所が多く、踏み跡を辿る
1
トラバ-ス道は斜面化した所が多く、踏み跡を辿る
トラバ-ス部の古道。山腹の傾斜が緩い部分は残っている
トラバ-ス部の古道。山腹の傾斜が緩い部分は残っている
蠅帽子峠に到着
蠅帽子峠の地蔵様
1
蠅帽子峠の地蔵様
蠅帽子(這法師)峠の道標。水戸天狗党浪士の表記が有る
1
蠅帽子(這法師)峠の道標。水戸天狗党浪士の表記が有る
稜線からの下降点。テープが有る
稜線からの下降点。テープが有る
稜線から真っすぐ下降
稜線から真っすぐ下降
渡渉点。深さは膝下程度。帰路撮影
渡渉点。深さは膝下程度。帰路撮影
渡渉点より上流を見る
1
渡渉点より上流を見る
ブナともみじの紅葉
4
ブナともみじの紅葉

装備

個人装備
雨具 昼ご飯 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ
共同装備
無し

感想

岐阜駅前から再び酷道157号線を戻り、昨日の温見峠手前の根尾大河原付近の駐車地に到着。5~6台は駐車出来そうです。蠅帽子嶺は実に18年ぶりですが今日は昨日よりも好天気の予報で紅葉が期待できそうです。

〇先ず障害は最初の渡渉で足裏保護の為サンダル等に履き替えて渡りますが、渇水期で水位は膝下程度ですが11月の水は流石に冷たく長くは漬かっておられません。渡り終えて登山靴に履き替えて踏み跡を探しながら登山開始。踏み跡は上流側に続いておりそれを辿ると「如意輪観音」の表示板が杉の木に取り付けられていたので、これで正しいと思い更に進みますが一向に登る様子が無いので先ほどの表示板迄戻って踏み跡を探すと、石組の古道らしい跡が有りそれを辿りますが直ぐに藪に阻まれ踏み跡もそれ以上に進んでいないのでまた戻ります。
〇尾根には古道が有るとの事ですので探ると尾根に向かって薄い踏み跡が有るのでそれを辿ってやっと尾根の末端近くの古道に登り着きました。事前の調査不足で30分弱のロスです。気を取り直して尾根上をジグザクを切りながら登ります。黄色を主体とした紅葉は若干盛りを過ぎた状態ですが、陽が当たるとハッとするような美しさで、先ほどのロスタイムの事など忘れてしまいます。
〇P908に登り着くと後はP943越えて切れ切れに続く古道を辿りますが、明治維新の前にこの道を大砲を引きながら蠅帽子(這法師)峠を越えて越前大野下った水戸天狗党の面々の苦闘はどのようなものだったのでしょうか。
〇Co940m付近から古道は尾根を外れて山腹をトラバ-スしながら蠅帽子峠に続いていますが、急斜面の古道は殆ど元の斜面に戻ってしまい、所々しか残って居ません。峠にはお地蔵様が1体と道標が有り、昔の面影(?)が残っています。
〇此処から稜線伝いに山頂を目指しますが、踏み跡は明確なものの、灌木の藪かかなり厳しく思う様に進みません。それでも下山点分岐以降は藪も和らぎ、登り切ると切り開かれた狭い三等三角点が有る山頂に到着しましたが残念ながら樹木に囲まれて展望は有りません。
〇曇りながら風もなく以外と暖かい中で給食後下山開始。下山後は尾根沿いの踏み跡を真っすぐ下ります。下り道の紅葉は、午後の傾きかけた陽の透き通った光を浴びて更に鮮やかに色づいています。古道跡も下りの方が分かりやすく予定通り朝の渡渉点まで下降後、デポしていたサンダル等に履き替えて再度渡渉し駐車地に戻りました。振り返ると夕陽を浴びた山肌は錦繍の布をかぶせた様です。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:642人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら