やっと登った天祖山
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 1,014m
- 下り
- 1,014m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
枯葉で道が見えない。赤布が頼りです。 |
写真
感想
天祖山と言うのは若い時から知っていた。その名前に惹かれたものだが、昭和40年代のガイドブックには秘境の山の様であった。それから50年たって、先週登山口を偵察したので、今日行くことにした。八丁橋までスムーズにきた。日原釣り場の所で一人の男性に声をかけて八丁橋までいっしょした。その方、私とどっこいくらいの年輩だが、年に60日は奥多摩に入っていると言う。その人の話によると台風19号で、酉谷山方面の小川谷はかなり荒れていると言う。また大ダワの林道のコースは土砂崩れがあって2人死んでいると言う。とても詳しい奥多摩の仙人みたいな人だ。
八丁橋でもう一人の男性と出会ったが、この人もかなりの人で、2人共、孫惣橋を渡って孫惣谷の方へ入って行った。
私は奥多摩の初心者だ。雲取山の大ダワコースや富田新道コースは廃れていると言う。
2人共、「天祖山なら大丈夫ですから」と軽く言う。
いざ、一人になって取り付くと、初めての道は怖いものだ。ともかくとりつきから平らな所がない。ひたすら赤マーク頼りに道を探して、9時に神社の跡にでた。9時だ。廃屋です。この山には今日、私一人だけ。山そのものとしては、面白みに欠ける山だが、山頂付近は、それまでのキツイ登りと打って変わってたおやかだ。コースタイムは2時間45分。若い人の記録はそれより早い。私は30分以上かかったが、若い人比べちゃいけないか。
今回はテープを持って行って、道迷い防止策を考えた。しかし下りのときにはあまり役に立ってなかった。
ショックだったのはカメラだ。中古の安物とはいえ、バッテリーの補助をし忘れたのが悪い。その結果、最高の感激の富士の写真を記録できなかった。会所の脇から、富士山が奥多摩の稜線の上に白い雪をつけて、雲の上に浮いているのだ。このコースを最後まで登ってきたご褒美だと思った。その写真がない。
下りに金幾が悲鳴を上げて、両足ともどうなるかと思ったが、騙しながら下ったら、何とかなった。下山できるか心配したが、なんとか下った。
この山も何度か登れば馴染むかもしれない。来年の初夏に挑戦してみようかな。道が分れば速度も違うだろう。
山頂で見た富士山のこと、感想には書かないけど、日記に書きます。私感動して5分くらい涙が止まらなかった。なぜなら、富士山の背後に大日如来の姿を見たように思うのです。霊的体験でしょうかね。私的にはとても感激した山となったです。
さて今週、筋肉痛の影響はどうなるでしょうかね。
山頂での霊的体験によって、私はまだまだガンバルぞ!「ガンバレ!」と励まされたのだと思うから。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
hagureさん こんにちは。
天祖山も雲取山のエリアですね、奥多摩のこの辺は荒れたり人が少なかったりでかなり危険な山塊みたいですね。
誰もいない山でトラブったら1週間経っても誰も通らない危険がありますね。富士山の背後に大日如来ですかー、ありがたやありがたやですね。
人には会いませんでした。貸し切りの山でした。いや急なのぼりばかりですよ。でも山頂で思わぬ富士に出会ってね、それがまた美しいのよ。ご褒美だ!と思いました。富士山に手を合わせて拝んじゃいました。でもよく歩いたわい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する