根岩越え(白丸側)と権指尾根の紅葉狩り。下山は屏風岩に寄ってから支尾根で数馬へ
- GPS
- 07:47
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 1,087m
- 下り
- 1,093m
コースタイム
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:43
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は権指尾根以外はバリコースです。 《白丸側の根岩越え路》 白丸駅から登山口までは少し迷いました。写真を参考にして下さい。 山道に入ったら直ぐに有るのは配水所です。古い水槽は其処から15〜20分先に有ります。古い水槽まで踏跡は有ります。目印は有ったり無かったりです。 古い水槽から先は目印は有りません。踏跡は最初に少しだけ有ります。尾根に乗るとピンクテープが有りましたが林業用みたいでバリコース用では無いです。 《権指尾根》 破線コースなので迷うことは有りません。コース途中に道標は有りません。 《奥多摩駅側の根岩越え路》 火の用心の看板まで踏跡ははっきりしていますが、目印は殆ど有りません。トラロープが目印代わりです。 《数馬への尾根(権指尾根の支尾根)》 目印は無いです。踏跡は尾根上部に有った様な気がしましたが数馬の切通しに近付くと有りませんでした。 今回は運良く降りる事が出来ましたが数馬の切通し辺りは岩だらけで一歩間違えたらヤバイ事になるかもしれないので登りで使うことをお勧めします。 |
写真
装備
個人装備 |
防寒着
雨具
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
時計
タオル
カメラ
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感想
《白丸側の根岩越え路》
白丸駅から登山口までは少し迷いましたが、先人さんの情報のお陰で何とか辿れました。詳細は写真を見て下さい。
山道に入ったら直ぐに配水所が有ったので、古い水槽が新しく配水場に変わったのかと思いました。配水所の上に石垣が有るのでその辺りに踏跡が有るのだろうと行ってみましたが踏跡は有りませんでした。
方角を確認すると尾根を北に向っていました。権指尾根へは西に向かうので、戻って西側を探すと踏跡を見つけました。
ピンクテープの処で直進よりも右の踏跡の方がはっきりしていたので右折すると少し行った辺りで踏跡が消滅したので引き返し、今度は直進してみました。すると左に沢が現れて、沢を渡る処に古い水槽が有り、この沢から配水所へ水を送っていました。
此処から沢の左岸か右岸かどちらに向うか踏跡を探すと、右岸の尾根に踏跡を見付けました。辿って行くと尾根に向って直登し、尾根に近付くと踏跡が無くなったので強引に尾根に出るとピンクテープが有りました。ピンクテープは林業用でバリコース用ではないみたいです。
踏跡が無い尾根を登って行くと段が続く処に出ました。此の辺りが茶屋跡なのかな?。それにしても昔の峠道を感じるものが何も無く、単なるバリコース歩きです。
尾根に近付くと左に向う踏跡が有ったので辿ってみると踏跡が薄くなり尾根に向かわず巻き続けるので尾根に向い、権指尾根に出ました。出て右に向うと四角い石の蓋の様な物が有るので、それが白丸分岐の目印になります。更に行くと小岩が有り、白丸からの尾根を直登して来ると此の小岩辺りに出そうです。
《権指尾根》
権指尾根に出たら紅葉を見に花折戸尾根までピストンします。小岩を過ぎ、東電ポールの処から急登が始まり岩群の先でパラボラアンテナに出ます。紅葉狩が終ったら此処まで戻り左折して日原線6号鉄塔に向います。此処から更に急登を登ると、平坦になり小ピーク866mに到着です。
尾根西側の紅葉は色あせていましたが、尾根東側の紅葉は盛りを過ぎていましたが色付いていました。少し登ると尾根東側は人工林となり紅葉が途切れますが、花折戸尾根に近付くと人工林が無くなり又、紅葉を楽しむ事が出来ました。
《奥多摩駅側の根岩越え路》
花折戸尾根から権指尾根を降りて来てパラボラアンテナの処を右折すると日原線6号鉄塔に出ます。少し行くと尾根に通せん棒が有り、目印が有る左に入ると直ぐに分岐が有り、左に行く所を直進してしまいました。広い道に出たら左折すると先程の左からの道と合流しました。
少し急な下り坂になると枯葉で滑り、踏ん張りも効かなくなったがロープのお陰で、安全に下る事が出来ました。下りきった処からロープと梯子の危険地帯に入ります。此の区間の詳細は写真を見て下さい。
火の用心の看板の処に出たら、数分で屏風岩に到着。全容が見れるかと期待していたら下の一部しか見る事が出来ず残念でした。引き返す途中、色鮮やかな紅葉真っ只かなもみじを見る事が出来ました。此の辺りの標高が紅葉適期みたいでしたが、殆んど人工林なので紅葉はスポットでしか見る事がしか出来ませんでした。
梯子を過ぎると右に枝道が有りました。屏風岩の上に行けるかもしれない踏跡でしたが、右側は落ちたらチーンの処なので行くのは止めて権指尾根に戻りました。
《数馬への尾根(権指尾根の支尾根)》
権指尾根に戻ったら青梅街道方面へ向います。左に大岩が有る処の向いに日原線5号鉄塔が有り、其処から数分で数馬へ向う支尾根が分岐する小ピークに出ました。目印は有りませんが歩かれていそうな尾根でした。
尾根が広がった処は尾根らしい右側を進みます。左にカーブする小ピークで休憩してから先に進むと又、尾根が広がる。此処は分かり難い処でかろうじて尾根らしい左に寄る。下って行くと左右に岩が在る処に出たので、左の岩の方を下ると周りは岩だらけとなる。
更に下って行くと右側は断崖絶壁、左側は数馬の切通しからの沢が有るのでどちらにも逃げ場の無い状況になりました。
直進して下るか、右折して下るかの分岐を右折しました。何とか下れる沢状に出て下って行くと、先に道路らしき人工物が見えました。焦らず慎重に下って何とか青梅街道の上に出る事が出来ました。
最後の難関は落石防止ネットの処を何処から抜けるかです。左側は難しそうなので右側に向うと一段下がる処が有りました。下がってネットに近付くと、何と階段が有りました。左から回り込んで階段に出て青梅街道に着地する事が出来ました。最後は運に助けられました。
2年前に奥多摩駅から根岩越えをした(記録番号1665005)ので、今回は白丸側からチャレンジしてみました。その時は紅葉が終っていたので1週間早く来てみましたが、それでも遅過ぎました。11月上旬頃が良さそうです。
白丸からの周回を考えていたら「matagiさん」が数馬の切通しから登った事を知り今回下山で使ってみました。
尾根の下の様子が分からなかったのですが、下に行けば林業用の道が有るだろうとトライしてみましたが林業の道に出ず、数馬の切通し辺りは岩だらけで紙一重で降りる事が出来ました。注意しないといけないと感じました。
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