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Yamareco

記録ID: 274416
全員に公開
雪山ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

東根山

2013年03月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:26
距離
7.9km
登り
735m
下り
722m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:40 登山口発(数歩、歩いて、ワカンを履く)
10:05 一の平
10:30 二の平
11:20 蛇石展望台
12:05〜13:30 見晴展望地(昼食等)
13:50 蛇石展望台
14:05 二の平
14:25 一の平
15:05 登山口
天候 晴れ、午前は風残る
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ラ・フランス温泉登山口に駐車場あり、除雪されていました。
県道に近いところには、温泉公園の大きな駐車場もあり。
バス停は、ラ・フランス温泉館にあり。
コース状況/
危険箇所等
≪ワカン、軽アイゼン等があると歩きやすい≫
積雪のあった翌日はワカンが必要な場面もありますが、登山者の多い山であるため、遅めの出発だとトレースができていることが多いです。
この日は3番手くらいだったので(1・2番手はスノーシューとつぼ足の模様)、つぼ足では吹き溜まる箇所では足が不規則に沈んだりして歩きにくかったため、登山口からワカンで登りました。
登山者が多くなるにつれ踏み固まってくるため、スパイク長靴や軽アイゼン等で登る人も多いです。

見晴展望地から山頂まで、冬は雪庇が発達しその上を歩くルートになります。ワカンかスノーシューがあると快適です。できるだけ木のあるそばを歩くこと。雪庇の踏み抜き注意。

≪雪崩注意箇所あり≫
一の平の先の、急斜面をトラバースする箇所は雪崩が起きやすく、登山道が埋まってしまうことがある所です。注意して通行してください。
また、袖滝清水方面に行く道も同様に雪崩が起きやすい所ですが、こちらはトレースがありませんでした。

≪ショートカットには地図コンパス、それに…≫
ショートカットの足跡があちこちにありますが、安易にたどるのは道迷いのもとです。地図とコンパスで道のどの部分をショートカットしているのか、各自がしっかり判断して楽しみましょう。
また、雪崩のおきやすいトラバース箇所の脇から谷筋に下りるところにショートカットの足跡がありましたが、どう見ても斜面が急過ぎて、雪もごっそり付いていたり、まったく付いていなかったりのところもあり、雪崩れたら怖かったので、私はそこはたどりませんでした。

≪下山後の温泉≫
登山口に近いラ・フランス温泉館では、山頂で撮った写真を見せると入浴料の割引あり。また、県道を矢巾側に進むと不動温泉百万石もあり。
昨日の暴風雪の風は残るものの、良い天気です。
2013年03月03日 08:43撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
3/3 8:43
昨日の暴風雪の風は残るものの、良い天気です。
ショートカットして登ったり。
2013年03月03日 09:26撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
3/3 9:26
ショートカットして登ったり。
一の平の看板もずいぶん埋まっています。
2013年03月03日 10:03撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
3/3 10:03
一の平の看板もずいぶん埋まっています。
二の平の看板はさらに埋まっています…そのすぐ近くにある木の上にあるのは…熊棚でした。
2013年03月03日 10:36撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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3/3 10:36
二の平の看板はさらに埋まっています…そのすぐ近くにある木の上にあるのは…熊棚でした。
熊棚を拡大!
2013年03月03日 10:36撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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3/3 10:36
熊棚を拡大!
水分神社に通じる尾根を右側に見て、矢巾町方面を見る。あの2つの山は、左が煙山ダムのところの城内山、右は北谷地山ではないかと思うのですが、どうでしょう?
2013年03月03日 11:00撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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3/3 11:00
水分神社に通じる尾根を右側に見て、矢巾町方面を見る。あの2つの山は、左が煙山ダムのところの城内山、右は北谷地山ではないかと思うのですが、どうでしょう?
さらに進むと、登山道脇にまたまた熊棚。葉が茂っている時には、こんな近くに熊棚があるなんて、気づきませんでした (^ ^;A
2013年03月03日 11:09撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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3/3 11:09
さらに進むと、登山道脇にまたまた熊棚。葉が茂っている時には、こんな近くに熊棚があるなんて、気づきませんでした (^ ^;A
見晴展望地から山頂へと続く稜線が見えてきました。雪庇が発達しているみたいです。
2013年03月03日 11:55撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
3/3 11:55
見晴展望地から山頂へと続く稜線が見えてきました。雪庇が発達しているみたいです。
見晴展望地に着きました。大きな雪庇がここにもできていました。雪庇の上から東側(矢巾町・紫波町)を眺める。
2013年03月03日 12:06撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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3/3 12:06
見晴展望地に着きました。大きな雪庇がここにもできていました。雪庇の上から東側(矢巾町・紫波町)を眺める。
食事の後、ちょっと実験。
2013年03月03日 12:36撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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3/3 12:36
食事の後、ちょっと実験。
実験の続き。
2013年03月03日 13:02撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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3/3 13:02
実験の続き。
見晴展望地の雪庇を掘ってカマクラにした所で、楽しそうに豪華鍋ランチをしているグループがいました。そのグループが帰った後、撮影。
2013年03月03日 13:04撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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3/3 13:04
見晴展望地の雪庇を掘ってカマクラにした所で、楽しそうに豪華鍋ランチをしているグループがいました。そのグループが帰った後、撮影。
中はベンチと明かりのロウソクを置く掘り込み。入口は広めだったので、雪洞というよりカマクラかな?
2013年03月03日 13:06撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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3/3 13:06
中はベンチと明かりのロウソクを置く掘り込み。入口は広めだったので、雪洞というよりカマクラかな?
西東根山を見る。残雪期にいつか行って見たいが、ここまで2時間くらいで来れるようにならないと厳しいかも。
2013年03月03日 13:27撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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3/3 13:27
西東根山を見る。残雪期にいつか行って見たいが、ここまで2時間くらいで来れるようにならないと厳しいかも。
山頂方面を見る。雪庇が大きい!
2013年03月03日 13:27撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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山頂方面を見る。雪庇が大きい!
山王海ダム方面を見る。
2013年03月03日 13:27撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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山王海ダム方面を見る。
見晴展望地の雪庇に別れをつげ、下山しました。
2013年03月03日 13:31撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
3/3 13:31
見晴展望地の雪庇に別れをつげ、下山しました。
蛇石展望地
2013年03月03日 13:46撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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蛇石展望地
二の平
2013年03月03日 14:02撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
3/3 14:02
二の平
二の平のネコヤナギ…そう言えば、ネコヤナギだけでなく、オニヤナギやイヌヤナギというものもあると聞いたことを思い出しました…。
2013年03月03日 14:03撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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3/3 14:03
二の平のネコヤナギ…そう言えば、ネコヤナギだけでなく、オニヤナギやイヌヤナギというものもあると聞いたことを思い出しました…。
下山しました。
2013年03月03日 15:03撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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下山しました。
今日の手袋は、行きはコンビニ購入のスマホ対応手袋+耐油ニトリルゴム手袋、帰りはコンビニスマホ手袋+シャミース手袋。
2013年03月03日 15:08撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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3/3 15:08
今日の手袋は、行きはコンビニ購入のスマホ対応手袋+耐油ニトリルゴム手袋、帰りはコンビニスマホ手袋+シャミース手袋。

感想

とにかく、雪山を歩ける体力が欲しいなぁ…それと、ちょっと一人じゃないとやれない実験(?)をしてみたい…と、東根山に出かけました。
歩荷して歩く自信がなかったので、それでも色々必要なものを詰め込み、10kgでスタートしましたが、すぐにワカンを下ろして履いたのでちょっと減。

一の平までは何とか元気でしたが、そこから先はヘロヘロ、水戸黄門の主題歌よろしく…見晴展望地まで3時間30分近く掛かってしまい、山頂はあきらめました。
見晴展望地にも大きな雪庇があったので、西側からの風を避け、雪庇を背に昼食としました。

ところで、この日は1人であればこそで時間を好きに使えるので、昼食後、ちょっと前から気になっていた実験をしてみることにしました。
ちょっと気になっていたこと…『非常用装備として、エスビットとアルミ食器を持ち歩いていますが、冬に万一のとき、これで水または湯を確保できるのか?』ということです。
冬は何かコンロが必要と考え、カマンベールチーズのアルミケースに穴を開け持参。
着火は市販のガスライターでエスビットになかなか火が着かず、四苦八苦しました。さらに、火が着いてもコンロに食器を載せるとすぐに火が消えてしまいました…穴の数が圧倒的に少なく酸欠になったようです。そこで、少し食器をずらし、雪と呼び水に水を入れて再び着火…エスビット2個のところ、これまた1個ずつしか着火できなかったりして、雪が融け結局30℃くらい(指で感じた感触)になったところで実験終了としました。コンロを改良(とりあえず、穴の数を増やしてみよう。エスビットが滑らないよう、中央に滑り止めを考えよう)して、またやってみたいと思います。
もともと、アウトドアの生活技術のない自分、おまけに普段は日帰りで弁当のみでガスストーブの使用経験もなし。非常用に固形燃料を持ち歩いても、使ったことがなければいざという時は無理でしょう。他にも気になることが出てきたら、1人の時に、遊びながらやってみようと思っています。


※この日の服装、FTのFRMS+キャプ2ハイネック+R1フード付。+R1で汗をかいて暑いところもあり、風が所々で吹きつけてR1で助かったところもあり。FRMS+直接R1よりは、汗抜けがまだましに思えた。
昼食時は+ユニクロの軽量ウィンドルブレーカー+レインウェアで、あまり寒さを感じず。
座布団に100均のアルミシート付発泡スチロール(薄いのを折りたたんで)+100均のフリース(スコップのカバーにしているもの)でお尻はぬくぬく。でも太ももが寒かった。

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コメント

こんばんは。
エスビットは私も持ってますけど、火力が弱くてこれだけで調理するのは難しそうですね、非常用に常備するのにアルコールストーブも悪くはないと思いますが、火力の調整が難しいし、今はやっぱりガスストーブが一番使いやすいと思いますよ、軽いのがいろいろありますから
でも、昔ながらの缶入り固形燃料も中々捨てがたいかもしれません
2013/3/7 0:15
ガスストーブ
MSFANさん、 ありがとうございます。
実は、


ガスストーブ、買ったんです
クッカー込みでhappy02
まだ、使ったことがないのですが


でも、これまで持ち歩いていたエスビット
小さくてコンパクトだし、里山にはいいかな?です。
ライターで火を着けるのに苦労したので、
あとでガスストーブ用兼で、SOTOのガス充てん式ライターも買っちゃいました
2013/3/7 8:31
エスビット
アルコールをちょっぴり垂らすと良いと
どこかで見かけた気がします
固形燃料で着火しにくいので、アルコールを火種に燃焼させようって事なんでしょうね
購入されたポケトーチがあれば問題なしです
2013/3/7 21:29
tapさん、今晩は!
ジェルの着火剤を乗っけて火を着けたんですが…
着火剤だけが燃え尽きて、エスビットには火が付きませんでした

アルコールなら良かったかもですね。
今度、試してみます

エムシェルター、良さげですね
2013/3/8 23:01
プロフィール画像
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