小遠見山 〜遠見尾根



- GPS
- --:--
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 475m
- 下り
- 475m
コースタイム
天候 | 快晴。ただし、風が強かったです。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
テレキャビンに乗りアルプス平駅へ 8:15〜16:40 往復1600円 |
写真
感想
先日、「山と渓谷」の一月号を見ていたら、とても興味が湧く写真を見つけちゃいました。
それは、北アルプス・後立山の中遠見山から眺める鹿島槍ヶ岳〜五竜岳の荒々しい稜線の写真で、中でも鹿島槍ヶ岳北壁の雪をまとった急峻で細かい山襞は、まさに俺好みです。
この時期だし、あまり遅くなると山襞の雪も落ちてきて写真を撮るには残念な感じになりそうなので、なるべく早く行きたかった
今回はルカさんと行きます。
ルカさんもヤマケイで写真を見てから興味津々になったんだって
まずは、白馬五竜スキー場のゲレンデトップを目指して朝一のテレキャビンに乗り込みます。
前日の予報ではこの日の風速は弱くはなく、テレキャビンが運行停止してしまうのを心配してましたが、問題なく動いてました。
・・・が、スキー場上部のパトロールから
風が強いので登山者の入山は禁止との連絡がその場にいたみんなに伝えられる。
まじか(´Д` )
落ち着け俺。
と、とりあえずプランBの西穂高独標に変更かな?
代替えプランはZまであったりなかったり(笑)
そんな事をルカさんと相談してるうちに、今度はパトロールの方から入山OKとの連絡が!
とりあえず安心したけど、上の風は相当強いんだろうなぁ・・・覚悟しなきゃ。
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テレキャビン営業時間
8:25〜16:15
料金
往復1600円
片道860円
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アルプス平まで約8分、文明のチカラでどーんと標高を稼がせていただきます
うーん
今年になってから、こういったリフトを利用した雪山登山ばかりだな。
こんなんでいいのかな俺。
アルプス平に到着。
外に出ると、確かに風は強いね!!
でも、この時期にしては気温が高く、寒さは感じない。
準備をして登山開始。
まずはツボ足で進みます。
地蔵ノ頭まではスキー場を歩くルートです。
地蔵ノ頭を左から巻き、しばらく歩くと樹林帯の登りにさしかかります。
ルート全般的に緩やかな尾根だったので、ここが一番の急登だったかな?
樹林帯を抜ける直前で風の弱いうちにアイゼン装着。
その後は妙高エリアの山々をバックに眺めの良い尾根歩き。
武田家の家紋に見えるからその名がついた五竜岳の武田菱もバッチリ浮かび上がってます。
お隣には遠見尾根と平行して伸びる八方尾根、奥には白馬三山も見えます。
雪庇がもこもこ成長してるね。
途中、前から団体さんが撤退してきた。
なんでも風が強かったようで。。
小遠見山の手前の一ノ背髪に到着すると、、本当にそれまでの強風が恐風へとレベルアップ
こりゃあ撤退も無理ないなぁ
と、思ったけどルカさんは先日の赤岳の時に比べれば、まだ進める範囲のようだったので、もう少し進む事にしました。
まだこの場所からは尾根が邪魔して目当ての鹿島槍ヶ岳北壁が見えないしね。
この先は今日の入山者はいない模様。
ニノ背髪通過。
小遠見山到着。
今まで全体像を隠してた北壁がどーーんっと!!
中遠見山が目的だったけど、ここからは尾根も北壁を正面に平行して伸びてるので、これ以上進んでも展望はさほど変化は無いだろうって事で、小遠見山をゴールとしました。
鹿島槍ヶ岳
爺ヶ岳は名前のわりには急峻な襞があってカッコよかった。
爺ヶ岳の左奥には遠く離れた槍ヶ岳を見ることができた。
ルカさん、決死のポーズ。
この爆風の中では難易度の高いポーズです。
俺も何か新しいポーズを考えなきゃな
今回は何も思いつかなかったよ・・・(´Д` )
(と言うより、しゃがんでるので精一杯だった)
満足いくまで写真を撮って下山。
次はテントをこの辺りに張って、星空とセットで北壁を撮影したいですね。
下山中、なにやら上から視線を感じたのは気のせいでしょうか。
おしまい。
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