北山川オメガカーブ(木津呂展望地)
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- GPS
- 02:37
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 583m
- 下り
- 587m
コースタイム
- 山行
- 2:08
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 2:39
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありませんが、山と高原地図のGPSルートだと、尾根より南を通るルートが指示されます。しかし、基本的に尾根に沿っていく方が踏み跡も明瞭で迷わないと思います。 |
写真
感想
南紀遠征の2日目は、木津呂集落を見に行ってきました。木津呂は、北山川が描くオメガループの中に、取り残されたように見える集落で、風水では龍穴とも称されているそうです。同じようなオメガループは、アメリカのホースシューベントなどありますが、国を超えて神秘的なスポットとして重要視されているようです。ウェブでは、「ガイドを頼むこと」みたいに書かれていますが、普通に自分たちで行っておられるレポートも見るので、earlgreyさんとふたりで、その絶景を覗いてきました。
まず、小船キャンプ場で車中泊から目覚めます。冷え込みを覚悟していましたか、車中泊はむしろ暑く、着込んでいたウェアの多くは脱ぐことに。明け方に雲が減る予報なので、車の外に出てみると、そこそこいい星空。しかし、雲が晴れている箇所はあまり広くなくて、晴れ間を狙って撮影。しばらくするとだんだん夜が明けてきて、それと一緒に、北山川にみるみる川霧がたちこめてきました。これは、ツエノ峰に行ったら雲海が出ていたのか?と後悔したくなりますが、ここは今がベストだと思い込むことにしました。朝食を済ませて、7時前に嶋津に向けて出発。
嶋津集落の中に入っていくと、地元の方に伺って、北山川の川原に駐車することができました。ただ、砂利地なので、2駆の車だとスタックするかも知れません。4駆を買って良かった。支度を調えてスタート。GPSを見ながら歩いて行くと、嶋津地区が立てられた標識が道案内してくれます。しばらく登ると尾根に出ます。多分迷わないと思いますが、この辺に「7000万年前の地層」という標識が立っているので、見落とさないようにしましょう。
ここからは尾根を辿っていきます。実は、山と高原地図から落とし込んだGPSだと、尾根より少し南をルートが走っているのですが、とにかく行きは川が見えるあたりを歩こうと思い、尾根のなるべく北側を通りました。箇所によってはかなり激しい登りもありますが、危険箇所は特にありません。ただ、尾根を辿っていくと、本当に登ったり降りたり登ったり降りたりの繰り返しです。行きを歩いている間、「山と高原ルートだったらこのアップダウンなしで楽できないかなあ」と思っていました。
そうやって、何度目かのマイナーピークを越えていくと、そろそろ展望地が近づいてきました。最初、どこで曲がっていいのかわからずに行き過ぎてしまい、少し戻って北向きに降りていくと、崖側に飛び出した岩があり、ここからオメガカーブが美しく見えました。昨日と違って雲量も少なく、きれいに木津呂に日が当たって、やはりこの様子は感動しますね。ふたりで涼しい風に吹かれながら、ゆっくりと雲が動いているのを見ていると、本当に贅沢な時間だと感じました。
帰り、はたして山と高原ルートは機能しているのか検証しようと考えました。展望地付近から、ルートの方向に歩いてみましたが、最初はなんとなく道があるようですが、途中からだんだんわかりにくくなり、「こいつはやばいぞ、帰ろう」と戻ってきました。その後も、なるべく尾根の南側に巻き道がないかトライしてみましたが、どうにもいい道を見つけることができず、結局ヤマプラに入っているGPSルートは間違っているのではないかという結論に至りました。まあそれが正しいかどうかはともかく、特にこだわりがない人なら、尾根の上を素直になぞっていくのが最も確実ではないかと思います。
嶋津まで戻ってきて、その後どうするか相談。最初の予定では瀞キャンプ場付近からツエノ峰を目指そうと思っていましたが、「もう充分満足したよね」と意見が一致し、下北山温泉(きなりの湯)に向かいました。温泉は良かったし、しかもJAF割引で200円も引いてくれました。その後レストランで食事。食後、一時は不動七重の滝を見に行こうかとも思いましたが、素直に家に帰ることにしました。楽しい2日間でした。
なお、カレンダー写真セレクションにご協力願えれば幸いです。ご希望の方はお知らせ下さい(連絡頂いた方には、今週中にメッセージを送りますので、届かなかった場合はもう一度お伝え頂ければ有難いです。今月末で締切にします)。
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