焼石岳・尿前本沢 (岩手県山岳協会・沢登り講習会)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 699m
- 下り
- 697m
コースタイム
6時09分 尿前沢到着
6時25分 遡行開始
6時42分 風呂沢合流点
6時50分 尿前本沢合流点
11時40分 大休止
12時25分 遡行再開
14時23分 大雪渓に取り付く
14時20分 銀明水+小休止
18時00分 中沼駐車場に下山
過去天気図(気象庁) | 2006年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
前日の夜明島渓谷から帰ってすぐに準備をし、前日の18時30分に山仲間一人と盛岡を出発し、中沼駐車場を目指した。
無事20時過ぎには中沼駐車場に着いたが、すでに10台以上の車が止まっており、テントも数張が建っていた。
今日の疲れもあり、ビール1杯ですぐ眠りに着いた。
翌朝、4時過ぎに起きてみると、いつの間にか駐車場の車が20台近くになっていた。
なかにはマイクロバスも停まっている。
朝食をとり、装備を点検し、準備を始めた。
開校式で、今日の講師のNさんから挨拶をいただき、いよいよ出発だ。
今日のメンバーは総勢9名で、尿前本沢に始めて入る方が多かった。
尿前沢までの登山道は、いつのまにか公のコースになった感がある金明水直登コースを歩く。
金明水直登コースは、尿前沢を渡渉し反対岸の尾根に取り付くが、今日は尿前沢から遡行開始となる。
ちなみに、金明水直登コースは尿前沢徒渉後しばらくは登山道らしき道が続くが、途中からは沢沿いもしくは沢の中を歩くコースになります。
ペンキなどで印がしてありますが、初めての方は経験者の同行が望ましいと考えます。
また、登りよりも下りのほうがわかりにくいと自分は考えており、日帰りの周回コースを取るときには、中沼駐車場ー金明水−焼石岳ー銀明水−中沼駐車場の順で周回することをお勧めします。
反対周りだと、最後に尿前沢の徒渉、大したことはないけれど沢から中沼駐車場までの登りがこたえます。
さて、遡行開始から間もなくハタシロ沢と昨年遡行した風呂沢の合流点を過ぎ、いよいよ尿前本沢の遡行となる。
ここからは飽きることなく、すばらしい滝や景色が次から次へと現われる。
自分はなるべくノーザイルで登るように勤め、またあまりの暑さに高巻するよりは沢に入り濡れるほうを選びながら遡行した。
尿前大滝手前の滝は、左岸(進行方向右側)の尾根上の斜面に取り付き滝を越してから懸垂下降で沢に降下、尿前大滝は右岸(進行方向左側)を高巻する。
そのほかの滝は、水量が少なめだったこともあり、比較的正直に登れる滝だった。
遡行終盤に大雪渓が現われ、雪の上から靄が立ち込める幻想的な中を登り、再び沢の遡行が始まると間もなく登山道に取りついた。
あとは、銀明水まで下がって小休止を取り、中沼駐車場に無事下山して、今日の講習会が無事終了となった。
帰りは、混雑するクアパークひめかゆを避け、やけいし館でゆっくりと温泉に入り、盛岡に帰りました。
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