羽後朝日岳・部名垂沢遡行
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 1,127m
コースタイム
8時20分 センノ沢出合い+小休止
8時56分 ゴーロ帯・涸沢(?)合流点+小休止
9時40分 二又
11時24分 稜線
12時02分 頂上到着+大休止
13時06分 下山開始
17時57分 下山
過去天気図(気象庁) | 2007年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
昨年は8/20に同じルートで羽後朝日岳に登りましたが、頂上稜線のお花が終わっていたことから、来年は1ヶ月早く登ろう!ということで、今回の山行となりました。
昨年は7名での登山でしたが、今年は9名での登山となりました。
前日はしとしと降る雨でしたが、沢には影響無しと踏み、予定とおり部名垂沢を目指しました。
曇り空ながら蒸し暑い朝で、山にはあいにくガスがかかっています。
昨年同様、足元はまちまちで、足袋+わらじが1名、フェルトソール2名、アクアステルスソール2名、登山靴1名、スパイク長靴3名となりました。
天気予報を信じ晴れてくることを期待しながら、まずは部名垂沢を渡渉し、左岸にある林道跡を進みます。
堰堤を3つ越えると、そこからは沢歩きになります。
どころどころ巻き道もあるので、沢の状態を見ながら進みます。
右岸から細い滝が落ちているセンノ沢出合いで小休止を取り、ゴーロ帯の涸沢合流点を目指します。
ここでしばし休憩してから、上流部を目指します。
ここまでを沢歩きとすれば、ここからは本格的な沢登りになります。
大きな滝が4つが出てきますが、いずれも巻き道が付いています。
ただ巻き道は昨日までの雨の影響もあるのか、幾分滑りやすかったことから、沢登り初心者にはゆっくり時間を掛け慎重に登りました。
赤茶けた岩や赤土の草地が出てくると、いよいよ沢の源頭部です。
部名垂沢の水は、前日の雨の影響も感じられず、入山地点でも濁ることなく冷たい水ですが、源頭部の水はホント冷たいです。
下山時には2リットルのペットボトルに汲んでいきました。
源頭部を越えると沢には一滴の水も流れていない、涸れ沢になります。
ここからさらに傾斜が増し、しばらくはごろごろした岩がころがっていますが、いつしか黒土の滑りやすい斜面に変わります。
木の枝を掴みながら、どんどん高度を稼ぐいで稜線に出ます。
登っている途中で夏瀬ダムを眼下に見ることができましたが、稜線は再びガスに覆われていました。
ガスの中、お花畑を見ながら、朝日岳頂上を目指します。
頂上手前で再びガスが晴れ、朝日岳が姿を現しました。
岩手県側はガスが晴れていますが、秋田県側のガスがなかなか晴れてくれません。
登頂後、お昼を食べゆっくりしていたところ、秋田県側のガスも幾分上がり、田沢湖を見ることができました。
辺りを見渡すと、白岩岳、薬師岳、和賀岳、根菅岳、高下岳、すぐ近くに大荒沢岳を見ることができます。
また盛岡方面では、御所湖や紫波三山を見ることができました。
などと展望を楽しむのもタイムリミットです。
13時過ぎに下山を始めました。
稜線歩きでは、岩手山も顔を見せるなど、最後の展望を楽しみ、いよいよ沢に下降します。
あっという間に源頭部までおり、小休止後、いよいよ巻き道下りです。
ここでもかなり慎重に時間を掛け、ひとりひとりゆっくり下ります。
人数が9人と言うこともあり、多くの時間を費やしました。
二又まで降りれば、あとは沢歩きです。
下りは安全を考え、ほとんど巻き道を選んで歩きました。
最初の堰堤に来れば、あとは林道跡歩きです。
最初の徒渉地転に到着すれば、車はすぐそこです。
結局、登り5時間、下り5時間の大山行になりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人