大焼砂 (仙岩トンネル〜国見温泉〜横長根)

2008年02月03日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.3km
• 登り: 784m
• 下り: 776m

写真

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撮影機器：

Optio WPi ペンタックス

感想

ゲスト

　去年、横長根で引き返したことが気になっていたので、リベンジ目指して、仙岩トンネル横から国見温泉経由で入山しました。
　しかし、出発が遅かったこともあり、今度は大焼砂までとなりました。

　仙岩トンネルを出発したのが8時45分です。
　橋を渡り、県道国見温泉線まで30分ほどで一気に登ります。
　あとは国見温泉まで道路に沿って進みます。
　出発して1時間30分ほどで国見温泉に到着します。
　去年お世話になった石塚旅館さんの露天風呂はどうかなと覗いてみると、なんと雪に埋まっていました。
　温泉は湧いているのですが、温泉を露天風呂に取り込む樋が凍っており、温泉が流れ込んでいませんでした。
　残念！

　ここから進路を北にとり、横長根を目指します。
　林の中を進んでいると方向を見失いがちですが、今日は横長根の稜線がくっきり姿を現しており、迷う心配はなさそうです。
　しかし、結構遠くに感じる稜線に、気持ちは幾分中弛み気味で、横長根まで結構長く感じました。
　出発して3時間で横長根到着となりました。

　次は稜線沿いに大焼砂を目指します。
　しばらくはなだらかな稜線を進むと、ちょっとした登りになります。
　去年はこの斜面が幾分凍っていたため引き返したのですが、今回はスキーで登れそうです。
　斜面を登るとまたなだらかになりますが、すぐに次の斜面が現れます。
　遠くから展望台の標識らしきものが見えています。
　ここもそのままスキーで登ります。
　またなだらかになると、お花畑に下りる分岐がすぐそこです。
　12時30分、出発して3時間45分で分岐到着となりました。

　途中小休止を2度取ったくらいだったので、ここで大休止を入れました。
　日帰り雪山には魔法瓶が重宝します。
　早速温かい飲み物を喉に流し込み、身体を温めます。
　秋田駒はというと女岳と男岳、小岳がすぐそこに見えます。
　振り返ると早池峰山がかなたに白い姿を見せています。
　岩手山はと思い、少しだけ稜線を回り込み、岩手山を確認します。
　振り返るとどっしりした和賀山塊がそびえています。
　さて、景色に見とれていましたが、一時風が止んだこともありもう少しだけ先に進むことにしました。

　分岐の先には、コマクサ保全のためのロープが張られています。
　しばらくはロープの内側を進みましたが、雪の状態がよくないことから、ロープの外側を進みます。
　しかし、再び風が吹き始めたところで、一気に気持ちが萎えてしまいました。
　結局13時15分に大焼砂途中で下山となりました。

　下りはスキーということもあり早い早い。
　稜線の幅がなく、凹凸がある斜面は無理することなくスキーを外してツボ足で下ります。
　このほうが自分の場合、明らかに早いです。
　横長根から国見温泉までは、程よい斜面が続くため、とても快適です。
　なんと下山開始から1時間もしないで国見温泉まで下りてしまいました。
　ここからは車道歩きです。
　車道は基本的に下りなのですが、斜度が少ししかないのでさっきみたいに快適とは行きません。
　試しにシールを外してみましたが、あまり変わりなかった感じです。
　いよいよ県道を離れ、トンネルまで一気に下ります。
　下山は15時15分。
　6時間30分の山行でした。